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2018 スーパーGT 第2戦 富士スピードウェイ 観戦記 vol.1 予選編

ゴールデンウィークに富士スピードウェイで行われたスーパーGTへ観戦に行ってきましたので、その様子を書きたいと思います。

それではまず、予選日の模様から。

決勝編はこちら

通い慣れた富士へ向かう

5時50分、目が覚めるとまだ前日からの雨が残っていたが、もうまもなく止みそうな気配だ。

7時、車を走らせ3月のスーパーGT公式テスト以来、通い慣れた富士スピードウェイへ向かう。

3月に行われた公式テストの様子はこちら→2018スーパーGT公式テスト 富士スピードウェイ

富士名物!雨上がりの霧

程なくして雨は止んだが、御殿場ジャンクションに近づくと、急に辺り一面霧が立ち込めた。

国内レースはもとより、F1・WECなど、富士スピードウェイのレースは、何度もこの霧でレースが台無しになった過去がある。

雨が止むと霧になる、これは富士スピードウェイではよく言われる。

自動車レースは少々の雨では開催されるが、霧による視界不良には弱い。

ドライバーの運転が困難になり危険なのは当然だが、ドクターヘリが飛べなくなるからだ。

フリー走行中止

富士スピードウェイに到着すると、案の定フリー走行がスタートディレイとなった。

仕方なくクルマの中で待機するが一向に良くならず、結果フリー走行の中止が発表された。

イベントスペースへ

退屈しのぎにイベントスペースへ向かう。

やはりゴールデンウィーク、イベントスペースもとにかく人が多い。

そういえば、駐車場のクルマのナンバープレートを見ても、関東はもとより関西からも多く来ていた。

あっ、ココはトヨタ出資のサーキットなのにレクサスブースよりホンダブースの方がデカイ。

これ写真は決勝日のものだが、どう見てもホンダブースの方がレクサスよりでかい・・・

こういう懐の大きいとこイイねぇ〜、ちょっと前までトヨタはオレがオレがってかんじだったけど…。

そんなことを思いながらキャンギャルオンステージを遠くから眺めていると、コースから爆音が聞こえてきた。

まだ霧も晴れないうちから、ポルシェカップの予選が始まったようだ。

大丈夫かなぁ、と思いつつスタンドで観戦。

ピットウォーク

昼は予定通りピットウォーク。

今年はパドックパスを持っていないので、事前にピットウォークパスを購入し入場する。

それにしてもまだ予選日なのに人が多い。

お目当てのドライバーレースクイーンまでなかなかたどり着けない。

そうこうしていると、霧も晴れコースが一気に見渡せるようになった。

スーパーGT フリー走行

さあ時間変更で30分になったスーパーGTのフリー走行が始まる。

フリーはヘアピンコーナーでの撮影。

各車変則的にかなり短くなったフリー走行を精力的にこなす。

FIA-F4

スーパーGTの予選が終わると、すぐさまFIA-F4の決勝が始まる。

私もすぐにグランドスタンドへ移動する。

フォーミュラカーも30台を越すと迫力がある。

これを見たスーパーGTの観客が、ひとりでも多くフォーミュラレースの魅力を知ってもらえたらと、私は昨今のスーパーフォーミュラ人気低迷のことを考えていた。

スーパーGT 予選

さてお次は本日のメイン、スーパーGTの予選が始まる。

今回は超変則スケジュールでQ1もQ2もなく、ドライバーも一人だけでもよくなった。

練習わずかの20分一本勝負だ。

私は愛車の電チャリで、グランドスタンドからダンロップコーナーまでの下り坂を一気に駆け下りた。

GT300

GT300は、富士スピードウェイが得意中の得意であるARTA M6が、安定の走りで変則予選も物ともせず見事ポールポジションを獲得した。

以下2位はスバルBRZ、3位はLEON AMGが続く。

直線が遅いBRZが意外にもフロントロウに着けたのが印象的だった。

富士が超得意なARTA M6 変則予選も物ともせずポールポジション

予選3位のLEON AMGと後ろから予選2位のBRZ

GT500

開幕戦をワンツーフィニッシュで決めたNSXが、今シーズンの最強マシンなのか、苦手な富士スピードウェイでも速いのか、に注目が集まったGT500の一発勝負予選。

蓋を開けてみればレクサスLC500を駆る昨年のゴールデンウィークの覇者、ZENTセルモがポールポジションを獲得した。

富士マイスター立川祐路は通算23回目のポールポジションとなり、自身の持つ最多ポールポジション記録を更新した。

以下2位に同じくレクサスLC500のWAKO`S ルマンが、3位はMOTULニスモGT-Rが食い込んだ。

注目のホンダ勢NSX-GTはMOTUL無限の5位が最上位となった。

レクサス勢・日産勢と違い、富士スピードウェイでのテストが少ないホンダには、フリー走行の大幅な短縮が影響したではないかと思う。

通算23回目のポールポジションを獲得した立川祐路が駆るZENTセルモLC500

WAKO`Sルマンは大島が気合の走りでフロントローを獲得した

フリー走行でトップタイムをマークしたニスモは3位 私も気合の超スローシャッター

予選日まとめ

ここ数年はゴールデンウィークの富士戦へ観戦に行くのが恒例となっているが、毎年晴天だったと記憶している。

そんな中GT300は、ARTA M6が何事もなかったかの様な安定した走りで見事ポールポジションを獲得した。

GT500は開幕戦での不調が嘘の様に、レクサスLC500が上位を独占し、その中唯一ニスモGT-Rが割って入った。

 

濃霧の中スケジュールが大幅に変更になった予選日から一転、快晴となった決勝日の模様は、後日アップロードしたいと思います。

 

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。