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【日記31】ラジオの話しをしよう

今日、ナビゲーションのダイヤルを久しぶりにAMラジオのSBS(静岡放送)合わせたら、

「DJマッピーがお送りします」

との声が聞こえた。

DJマッピー?

記憶をたどるとDJマッピーとは、私が駆け出しの営業マンだった1990年代に、土曜日に営業車で聴いていた、東京FMで活躍していた松本ともこさんのことで、彼女は土曜日の午後のゴールデンタイムに全国ネットで活躍されていた、東京FMのエースDJだった。

調べてみると松本ともこさんは、私の住む静岡の片田舎で2020年4月から平日夕方の帯を担当しているらしい。

1990年代にラジオDJとして、トップに君臨していた彼女が、なんで地方のラジオ局(といってもSBSラジオは静岡で圧倒的な聴取率を誇っているが)でDJをやっているのかと少々のショックを覚えた。

しかし彼女の語り口は、あの20年以上前に聴いていた、落ち着きがあり可愛らしい感じのままで、非常に嬉しく思い最後まで聴かせてもらった。

松本ともこさんの声を聴けるのは、静岡県民の特権だと思い、今後も夕方は彼女の番組にチャンネルを合わせようと決めた。

20数年前、まだ営業車にテレビが備わっていなく、ラジオが全盛の時代だった。

クルマで営業活動をする20代の我々にとって、FMラジオが束の間の娯楽であった。

現在は週休2日が当たり前だが、当時は多くの土曜日も仕事で、その土曜日だけは静岡でも東京FMが放送され、午後は前述の松本ともこさんの番組を楽しんだ。

そして17時からは『サントリー・サタデー・ウェイティングバー』が好きだったなあ。

マスターのジェイク(のちにスターン)と、教授と呼ばれる紳士が、アヴァンティと呼ばれるバーで、話に聞き耳を立てるラジオドラマ風の番組だった。

毎週テーマが決まっており、常連客が文化人やミュージシャン、有名企業の社員などと話をする。

番組は細かい部分まで作り込まれていて、ドアの開閉音、シェイカーを振る音から、私たちリスナーはバーにいる雰囲気に浸りながら話を聴いた。

オープニングはいつも決まっていた。

「ひょっとして・・・アヴァンティをお探しですか?

よかったらご一緒しましょうか。

いえね、私もあの店に行く途中なんですよ。

東京は元麻布、仙台坂上のこの辺りは古くからの屋敷町。

そしてこの路地を曲がった先の・・・ほら、あそこ。

あそこがお探しのイタリアンレストランアヴァンティ。

なんとも目立たない入り口ですが、土曜日夕方、この店のウェイティングバーは、常連客が集まって賑やかになるんです。

さあ、着きました。」

このお決まりのフレーズからはじまる、この番組が好きだった。

当時からすると私の立場も少々変わったが、相変わらずクルマでお得意様を訪問するのが日常だ。

しかし20年前とは違い、移動のお供はラジオからテレビに、そして現在はyoutubeなどのインターネット動画配信に変わっていった。

しかし今日、久々に松本ともこさんのラジオ番組を聴いて、あらためて感じたこと・・・ラジオっていいなあ。

またラジオを聴いてみることにしよう!

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。