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スーパーGT×DTM 特別交流戦 観戦記vol.2 インディ式スタートが凄かった!

今回はスーパーGT×DTM特別交流戦の観戦記のvol.2で、決勝レース1の模様を書いていきたいと思います。

前回のスーパーGT×DTM特別交流戦vol.1はこちらから。

日本初のインディ式スタートは、強烈なインパクトでした。

超ド迫力のインディ式スタート!

スーパーGTとDTM、歴史の1ページが幕を開ける。

満を辞して各車がコースイン。

レースはDTMのレースフォーマットで行われるため、いつものウォームアップ走行ではなくレコノサンスラップ形式なので、2周以上する場合はピットロードを通過する。

なんかこのレコノサンスラップ、F1みたくてイイ感じ!

すると2番手スタートだったロイック・デュバル選手のアウディが、ダンロップコーナーでクラッシュしてしまう。

結局自力での走行ができず、ご覧のとおり積載車で回収され決勝レースへの出場はできなかった。

こちらDTMチャンピオンのレネ・ラスト選手。

笑顔でスタンドに手を振ってくれて、非常に嬉しかった・・・写真ブレブレだけど。

各車ダミーグリッドに整列し、両国の国歌斉唱・・・!?

シューマッハ選手やベッテル選手が勝利した時に流されるドイツ国家ではなく、欧州連合賛歌(ベートーベンの第九)なのね!

演奏中にミッショントラブルのためピットで修理していたアレックス・ザナルディ選手が修理を終えピットガレージを出ると、グランドスタンドのファンが拍手する。

路面がダンプ状態で、写真のとおり各チームはギリギリまでスリックタイヤとウエットタイヤを迷っており、結果数台がウエットタイヤを選択した。

そしてエンジンを始動し、ホイールスピンとともに各車一斉にパレードランに向かう。

ドイツのみなさん、これが日本式応援スタイル!!

その後フォーメーションラップを行い、今回最大の見どころである、インディ式スタートが行われる。

グーっと車間距離を詰め・・・

スタート!!!

すげー迫力!!!

こんなスタート観たことない・・・。

他のファンも私と同様驚いたらしく、スタンドからは自然と拍手が起こった!

さあ、気を取り直してつづきを。

トムス37号車がオープニングラップを制し、後続を引き離す。

後続はスーパーGTとDTMのマシンが入り乱れるが、スーパーGTがやや優勢か?

4周が終わり、レース展開が少し落ち着いてきたので、今回の撮影場所であるGRスープラコーナー出口へ急ぐ。

正直おっさんが必死でチャリンコを漕ぐ姿はみっともないが、1時間足らずのレースなので仕方がない。

GRスープラコーナーで撮影

今回の特別なレースを撮影するため、富士スピードウェイで一番の撮影ポイントであるGRスープラコーナーに到着する。

それでは撮影した写真でレースを振り返ってみる。

終始トップはスーパーGT勢のトムス37号車のニック・キャシディ選手で、55分+1周のスプリントレースの記念すべきレースを制した。

2位もスーパーGT勢で、リアルレーシングの塚越広大選手だった。

3位もスーパーGT勢のチーム国光、山本尚貴選手。

DTM勢のトップは6位のレネ・ラスト選手だった。

DTM車両は、本来であれば直線スピードが稼げるDRSが装着されていたり、一定時間パワーを上げるプッシュtoパスがあり、それを元に設計されているのだが、今回は使用されなくスーパーGT勢にストレートで抜かれるシーンが目立った。

またスーパーGTでは複雑にフィンが装備されるドア下部分も規制され、写真のとおりシンプルなデザインだ。

今回はオリジナルカラーのARTA。

チームインパルは、カルソニックカラーが今回で見納めになってしまうのか。

BMWから出場の小林可夢偉選手。

スーパーGTマシンとDTMマシンが重なり合ってバトルするこのようなシーンを、ファンは数年来待ち焦がれていた。

さあ、興奮すると止まらない、私のスローシャッター癖!

ということで、まずはシャッタースピード1/30から。

次からはシャッタースピード1/15。

そして次の写真から、ついにシャッタースピード1/10!

もはや背後のマシンが何なのかさえ判明できない!

そして最後は滅多に出ないシャッタースピード1/8!

と、夢中で撮影していたら全マシンがスローダウンしている!?

あっ!終わったのか!

結果は前述のとおり、トムス37号車のニック・キャシディ選手が記念すべきスーパーGT×DTM特別交流戦初代優勝に輝いた。

順位No.クラスマシンドライバー
137SGTトムスN.キャシディ
217SGTリアル塚越広大
31SGTクニミツ山本尚貴
46SGTルマン山下健太
519SGTバンドウ坪井翔
621DTMアウディB.トレルイエ
736SGTトムス関口雄飛
833DTMアウディR.ラスト
938SGTセルモ立川祐路
1016SGTムゲン武藤英紀
113SGTNDDPF.マコウィッキ
1223SGTニスモR.クインタレッリ
1399DTMアウディM.ロッケンフェラー
1400DTMBMW小林可夢偉
158SGTARTA伊沢拓也
1639SGTサード中山雄一
1724SGTKONDOJ.マーデンボロー
1811DTMBMWM.ウィットマン
1912SGTインパル佐々木大樹
2064SGTナカジマ牧野任祐
214DTMBMWA.ザナルディ
2228DTMアウディL.デュバル

ということで、今回はスーパーGT×DTM特別交流戦決勝レース1の模様を書いてみました。

次のページでは2日目の観戦記を書いていきたいと思いますので、是非下のボタンをクリックしてみて下さい。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。