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【観戦記】2022年F1日本GP⑤ステージで超大物ルイスが好き放題!?前夜祭編

今回も2022年F1日本グランプリの観戦記を書いていきます。

最初からご覧になりたい方は下記のバナーからどうぞ。

前夜祭はGPスクエアメインステージから

1-2コーナーのB2-3席スタンドで予選を堪能した私は、本日の最後のイベント、2022年F1前夜祭に向かいます。

前夜祭はグランドスタンドとGPスクエアメインステージの2会場制。

グランドスタンドは前夜祭ではV席のチケットを持たなくても入場できるのですが、当然V席のチケットを持っている方が優先されるため、席に座るのはちょっと厳しいかと思い、GPスクエアのメインステージで観覧をすることにしました。

当然グランドスタンドの方が豪華な面々が登場し、フジテレビNEXTでもそちらの様子のみを中継しますが、その模様はGPスクエアのモニターで確認できるし、帰ってからフジテレビNEXTのアーカイブで確認すればいい。

中継がないGPスクエアのメインステージの方がちょっとお得かも!?

GPスクエアのメインステージに到着すると、今回場内実況を担当する佐藤琢磨選手が予選の振り返りをしていました。

F1ブーム世代の私ですが、ここ鈴鹿に来るようになったのは2000年代て、まさに佐藤琢磨選手を応援しに鈴鹿に訪れていました。そんな彼が戦いの場は変われど、今でもドライバーとして第一線で活躍していることに対して、非常に嬉しく思っています。

2世コンビのマグヌッセン&ミック登場!息子に会いに父ミハエルが来日!?

佐藤琢磨選手の予選解説が終わり、F1前夜祭がはじまりました。

まず最初に登場したのがハースの2人。ケビン・マグヌッセン選手とミック・シューマッハ選手の2世コンビです。

お父さんの成績ではミック選手の父ミハエルさんの方が上ですが、息子同士の成績は長くF1に参戦するケビン選手の方が上。

ただ、ミック選手はまだ若く、これから大化けする可能性も秘めてます。ただミック選手の来年度のシートはまだ無いですよね。

MSCの文字を見るとあの最強ドライバーを思い出しますので、ぜひ来年も参戦してもらいたいものです。

ステージで思ったのが随所に見える父ミハエルの雰囲気。

彼の手を大きく動かしながら答える姿や、ちょっとした時に見える微笑みがミハエルさんと重なってしまい、ついついお父さんを思い起こさせてくれます。

そう思いながら何気なく客席に目を移すと・・・あっミハエルさん来てたのね!

息子に会いに来ちゃうとこ、仲良しだったジャン・アレジさんと同じだよね。

でも・・・だいぶ肥えたねえ。

と、F1ブーム世代のオジサンが懐かしがっていると、トークショーが終わり、予選で振るわなかったマグヌッセン選手はそそくさと会場を後にしていきました。

メルセデスの2人が登場!進行無視で好き勝手するルイスと優等生のラッセル

お次は本命のメルセデスの2人が登場する予定ですが・・・なかなか出てきません。

会場にはルイス・ハミルトン選手を見たさに多くのファンが大挙しますが、メルセデス勢は予選で振るわなくミーティングが長引いているのか、司会の方によると予定よりも遅れているらしい。

次第に日が暮れて辺りは暗くなり、寒さが増してきました。

寒いし、帰ろうかな・・・などとも思ったが、歴史的スーパースターを間近で見れる機会は人生でもそうそう無い。ということで、寒さに耐えて待ってみることにしました。

メインステージの上には大型ビジョンがあり、そこには同時に開催されているグランドスタンドでの前夜祭の映像が流れており、予選時で「ありがとうございます、鈴鹿」と無線が場内に流れ、ファンの心を鷲掴みにしたセバスチャン・ベッテル選手が前夜祭に登場すると、グランドスタンドのファンはアストンマーティンのグリーンのサイリュームを持ってお出迎え。

そんなファンに日本語で感謝の言葉を語るベッテル選手の映像を見ながら、寒さが少し和らぎました。

そして18時30分すぎ、ルイス・ハミルトン選手が登場!

焦らしまくって満を辞して登場したスーパースターに、会場は割れんばかりの大声援を送ります。

そんなルイス選手、何かを振り回しています。

聞くとサイリューム?

あーなるほど、先ほどグランドスタンドで振ってものを貰ってきたのね。

ルイス選手、早速やりたい放題です。

やっと落ち着いてインタビューに答えるものの、その直後にジョージ・ラッセル選手が登場すると話題はラッセル選手に変わり・・・

ルイス選手はつまらなくなってきたのか徐に席を立ち・・・

なんとステージを降りて観客席に乱入!

「みなさん、落ち着いてください。席を立たないでください」

司会の方の呼びかけも虚しく、ファンはパニックに・・・。

最近のF1ドライバーは優等生になりすぎて、発言は皆同じことばかりでサプライズはありません。

しかしルイス選手のような悠々自適な行動はファンにとっては嬉しいんですよね。

きっと、ナイジェル・マンセルさんやネルソン・ピケさん(もちろんパパの方)など往年のF1ドライバーはもっと自我があったはずで、この方がファンとしては楽しめます。

まあ、運営側にとっては困ってしまうと思いますが・・・。

そんな中でもラッセル選手は現在の定番スタイルで、にこやかにインタビューに答えます。

そして司会者からルイス選手はいつもこうなるの?という問いに、

「はい・・・」

なるほど、ルイス選手の行動は毎度のことらしい・・・。

ルイス選手、このまま突き通してくださいね。

ということで、ファン大満足のまま終わったメルセデスのステージですが、ルイス選手とラッセル選手の退席とともに会場のファンも退去。

へっ?もう1チームあるのに!?

理由は前夜祭開始前に発表されたこの案内のとおり。

フェラーリのシャルル・ルクレール選手とカルロス・サインツ選手ならば寒さに耐えまちますが、ウィリアムズの2人では・・・。

私も退席して会場を後にしました。

明日の模様は次回書いていきますので、よかったら下のバナーからご覧くださいね。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。