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レースカメラマンのためのlightroomによる写真選別法

先週のスーパーGTで撮影した写真の選別を行なっているのだが、連写を多用して、1日で数千回もシャッターを切るモータースポーツ撮影では、その後の写真選定が非常に大変。

しかし、大人気写真管理(編集)ソフトのlightroom classic CCを使い選別することにより、少しは煩わしさから解消されるので、今回はその方法を紹介してみます。

色による選別

まず色による選別は、赤・黄・緑・青・紫の5色だが、私が決めた色による属性は以下のとおり。

写真の種類
レースクイーン
鉄道
モータースポーツ
ミニカー

今回はスーパーGTの撮影だったため、ほとんどがモータースポーツ写真なので緑。

そしてわずかだがレースクイーンの写真もあるので、赤で選別する。

モータースポーツ写真のレートによる選別

次に1から5の数字によるレートでの写真の評価。

写真の評価というと構図が重要だが、モータースポーツのスローシャッターでの写真の場合、マシンにピントが合っているかが最も重要になる。

そこで私のレートによる評価は、構図はほぼ関係なく、いかにピントが合っているがで数字を与えていく。

そして同時に、ピントが合っておらず不採用のものは、×フラグをつけて後から消去する。

レートと
×フラグ
ピントの精度割合
5完璧なジャスピン3%
4ほぼジャスピン10%
3ピントは少々甘いが合格ライン35%
2ピントがかなり甘いが一応取っておくもの50%
1変わった写真2%
×フラグピントが合っておらず不採用

フラグによる選別

3以上のレートの中から、ブログやツイッターに掲載したい写真にフラグをつけて選別が終了。

そして3以上のレートの写真を必要であればトリミングし、最後に現像を行い写真が完成する。

写真選別のワークフロー

撮影した写真をすべてlightroom classic CCに取り込む

色による選別
※モータースポーツ関係は緑、レースクイーンは赤など

ピントに合わせて1から5のレートをつけて、消去するものは×フラグ

レート3以上よりブログに載せたいものにフラグ

レート3以上をトリミング

レート3以上を現像

完成

まとめ

今回のスーパーGT第5戦の撮影も5,000枚近く撮影をしたが、上記の方法で写真を選別すれば、1枚の写真に費やす評価(1〜5のレートと×フラグ)は1〜2秒程で、5,000枚の写真でも丸2日あればすべての評価が終了する。

そして私はエレコムのM-XPT1MRXBKという、多くのボタンを配置するマウスにレートや×フラグなどを割り当てることで、ボタンひとつで快適にできるようにしている。

以上、今回はlightroom classic CCによる私の写真選別方法を紹介してみました。

楽しくも煩わしい写真の選別だが、この記事を読み少しでも快適に作業を行ってくらたら、と思います。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。