今日の一枚は佐藤琢磨選手が2017年のインディ500で優勝したマシン。
撮影日 | 2019年8月12日 |
観戦記 | ホンダコレクションホールで日本モータースポーツの宝を見てきた!【ホンダF1第1期編】 |
場所 | ホンダコレクションホール |
カメラ | ソニーα7RⅢ |
レンズ | ソニーFE24-105mm F4 G OSS |
シャッタースピード | 1/60 |
F値 | F9.0 |
焦点距離 | 26mm |
ISO | 2000 |
昨年の夏、盆休みを利用して訪れた初めてのホンダコレクションホール。
日本モータースポーツの象徴たるマシンが、広いコレクションホールを所狭しと展示されていたが、その中でも特別な場所にインディ500で優勝したアンドレッティオートスポーツのマシンが鎮座し、佐藤琢磨選手が優勝したシーンのビデオが流されていたのを思い出す。
初めて観るインディのマシンは、同じオープンフォーミュラのマシンでもF1のそれとは全くと言っていいほど違っていて、アメリカらしい大きな車体が印象的だった。
そして今日、佐藤琢磨選手はインディ500で2度目の偉業を成し遂げた!
そこで今回は2000年代、琢磨選手がF1で活躍していた頃の日本グランプリの思い出を少し・・・。
2002年、まだ20代だった私は初めてF1日本グランプリの決勝を観戦した。
当時のF1はミハエル・シューマッハとフェラーリの黄金時代。
このレースでもシューマッハのフェラーリは他のマシンを寄せつけない速さで優勝したが、私を含め多くの日本人ファンが注目したのは佐藤琢磨選手のジョーダンホンダだった。
自己最高位の予選7位からスタートした琢磨選手は、3位のクルサードがリタイヤすると入賞圏の6位に。
最初のピットストップでルノー勢2台に先行され8位に後退するも、他のマシンのリタイヤもあり徐々に順位を撤回し、2度目のピットストップでルノーのバトンを抜くと、5位に浮上しそのままフィニッシュした琢磨選手は自身初のF1グランプリ入賞を遂げた。
スタンドは歓喜に湧き、琢磨選手はチームクルーに肩車されながらファンとともに喜びを爆発させていた。
その姿を見て私も彼のファンになり、それから毎年訪れた2000年代のF1日本グランプリでは、多くの日本人ファンと同じように佐藤琢磨選手に声援を送り続けた。
私にとって日本グランプリは佐藤琢磨選手とともにあった・・・。
F1の琢磨選手を観ることができなくなってからは、日本グランプリに行かなくなった(2018年に再開)が、私の青春とともにあった琢磨選手が40代になった今もまだトップとして活躍し、2度もインディ500を制してしまうのだから、やはり彼はすごい!
ファンをあれだけ熱くさせる男なのだから、チームクルーも彼のために時間を惜しんで開発し、緻密な戦略をたて、この偉業を達成したと容易に想像がつく。
そして何より大舞台に滅法強いその戦いぶりは、真のスーパースターと言えるだろう。
琢磨選手、心からおめでとう・・・。
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