人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

妖艶なセディ・官能的なリズ?ベッテルが命名した歴代マシン

セバスチャン・ベッテルといえば、その年自身が乗るF1マシンに、女性の名前を名付けることで知られている。

そこで今回は、今までにベッテルが名付けたマシンの名称をすべて振り返ってみたいと思う。

ベッテルが命名したトロロッソSTR3

Julie(ジュリー)

トロロッソ在籍時の2008年、ベッテルがイタリアモンツァで初優勝を飾ったマシンをベッテルはJulie(ジュリー)と命名。

初年度は普通の名前だが、この後はどんどんエスカレートしていく・・・。

ベッテルが命名したレッドブルRB5

Kate(ケイト)
Kate’s Dirty Sister(ケイトの汚れた妹)
Sexy Sadie(妖艶なセディ)

2009年、ベッテルがレッドブルに移籍した初年度は、ブラウンGPのバトンと最後までチャンピオンシップを争ったその開幕時のマシンをベッテルはKate(ケイト)と名付けた。

しかしKate(ケイト)が開幕戦のオーストラリアグランプリで大破すると、新調したマシンにKate’s Dirty Sister(ケイトの汚れた妹)と命名した。

その後ドイツグランプリで新たなマシンを導入し、Sexy Sadie(妖艶なセディ)と名付けて、チャンピオンシップで首位をいくブラウンGPのバトンをギリギリまで追い回した。

それにしても妖艶って・・・。

ちなみに妖艶を辞書で調べると、女性の容姿が人の心を惑わすばかりになまめいて美しいことらしい・・・ヤバイなあ・・・。

ベッテルが命名したレッドブルRB6

luscious Liz(官能的なリズ)
Randy Mandy(淫乱なマンディ)

2010年、ベッテルが初のドライバーズチャンピオンを獲得したマシンであるRB6は、開幕時luscious Liz(官能的なリズ)と言う名前を授けた。

その後モナコグランプリで大破したluscious Liz(官能的なリズ)に代わり、新たに導入したマシンにはRandy Mandy(淫乱なマンディ)と言う名前を付け、そのRandy Mandy(淫乱なマンディ)とともに自身初のチャンピオンを獲得した。

luscious Liz(官能的なリズ)やRandy Mandy(淫乱なマンディ)って、売れない洋ピンAVのタイトルか!?

ベッテルが命名したレッドブルRB7

Kinky Kylie(変態カイリー)

2011年、自身2度目のチャンピオンになったマシンの名称は、Kinky Kylie(変態カイリー)。

おいおい!Kinky Kylie(変態カイリー)って、AVの中でもかなり際どい路線になってきた・・・。

ベッテルが命名したレッドブルRB8

Abbey(アビィ)

2012年のレッドブルRB8のマシン通称はAbbey(アビィ)で、このマシンで自身4度目のタイトルを獲得した。

前年まではアダルトビデオのタイトルのような酷い名称だったが、レッドブルからダメ出しされたのかは定かでないが、この年から官能的や妖艶、変態などAV風の名称は自粛される。

ベッテルが命名したレッドブルRB9

Hungry Heidi(腹ペコハイジ)

4度目のタイトルを獲得した2012年のレッドブルRB9は、Hungry Heidi(腹ペコハイジ)。

だいぶ落ち着いた名称になってホッとした。

ベッテルが命名したレッドブルRB10

Suzie(スージー)

レッドブル最後の年のマシン名称はSuzie(スージー)。

この年以降は副題がなくなり、女性の名称だけになり、ちょっぴり残念!?

ベッテルが命名したフェラーリSF15-T

EVA(イヴ)

フェラーリ移籍後初のマシン名称はEVA(イヴ)。

この年からフェラーリに因んでか、ラテン系の名前になる。

ベッテルが命名したフェラーリSF16-H

Margherita(マルゲリータ)

フェラーリ2年目、1970年代の312T系を彷彿させるカラーリングとなったフェラーリSF16-HはMargherita(マルゲリータ)とベッテルは名付けた。

ピザが食いたかったのか?

ベッテルが命名したフェラーリSF70H

Gina(ジーナ)

2017年のフェラーリSF70に付けた名称はGina(ジーナ)。

この女は相当に素性がよかったと思われ、常勝メルセデスにかなり善戦した。

ベッテルが命名したフェラーリSF71

Loria(ローリア)

2018年、チャンピオンシップ2位を獲得したフェラーリSF71はLoria(ローリア)。

ベッテルが命名したフェラーリSF90

Lina(リーナ)

マッド塗装になったフェラーリSF90のマシンの通称はLina(リーナ)。

ベッテルが命名したフェラーリSF1000

Lucilla(ルシッラ)

そして2020年、フェラーリSF1000のベッテルが名付けた名称はLucilla(ルシッラ)。

このポンコツLucilla(ルシッラ)は、フェラーリ史上稀にみるダメ女で、毎戦ベッテルの足を引っ張る。

ベッテルが命名したマシン名一覧

チームマシン名ベッテルが名付けた名称
2008年トロロッソSTR3Julie(ジュリー)
2009年レッドブルRB5Kate(ケイト)
Kate’s Dirty Sister(ケイトの汚れた妹)
Sexy Sadie(セクシーセディ)
2010年レッドブルRB6luscious Liz(官能的なリズ)
Randy Mandy(淫乱なマンディ)
2011年レッドブルRB7Kinky Kylie(変態カイリー)
2012年レッドブルRB8Abbey(アビィ)
2013年レッドブルRB9Hungry Heidi(腹ペコハイジ)
2014年レッドブルRB10Suzie(スージー)
2015年フェラーリSF15-TEVA(イヴ)
2016年フェラーリSF16-HMargherita(マルゲリータ)
2017年フェラーリSF70HGina(ジーナ)
2018年フェラーリSF71HLoria(ローリア)
2019年フェラーリSF90Lina(リーナ)
2020年フェラーリSF1000Lucilla(ルシッラ)

以上、今回はベッテルが名付けたF1マシンをすべて振り返ってみた。

若い頃はAVのタイトルみたいな酷い副題があったが、ベッテルも年を取るにつれて落ち着いてきた様子。

まあ名門フェラーリで、官能的だとか淫乱、変態なんて名前は絶対に許されないだろうが・・・。

ということで、今回は軽い感じで書いてみましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

面倒ですがポチッとお願いします

自動車レースランキング

関連記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

144人の購読者に加わりましょう
よかったらSNSでシェアお願いします!



サーキットでの興奮をあなたに伝えたい
MOTORSPORT観戦記

サーキットは非日常を味わえる特別な空間です。そんな素晴らしいモータースポーツの世界を、ひとりでも多くの方に伝えたい・・・。そんな思いでMOTORSPORT観戦記と題し、記事に認めました。




コメントを残す

ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。