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2023年型F1ミニカーがやってきた!1/43アストンマーティンAMR23アロンソモデルレビュー

2023年シーズンのF1でもっとも印象に残ったマシンは?

マックス・フェルスタッペン選手が史上最高勝率を記録したレッドブルRB19でしょうか。古豪復活のマクラーレンMCL60という方もいるでしょう。

みなさん様々だと思いますが、私個人的にはアストンマーティンAMR23。特に序盤戦から中盤戦にかけてのフェルナンド・アロンソ選手の走りは凄かった!

シーズン後半は各チームのアップデートが進みアストンマーティンの成績は少しずつ下降しましたが、8回も表彰台を獲得(第21戦終了時点)するとは誰が予想しました?

あのフォースインディアやジョーダンが前身のチームですよ・・・。

ローレンス・ストロールさん(チームオーナー)、よくぞここまで育て上げました!

私は毎年印象に残ったマシンのミニカーを2台ほど購入するのですが、今シーズンの1台目は間違いなくアロンソ選手のアストンマーティンAMR23で決まり!

ということで、本日我が家に今年旋風を起こしたグリーンのマシンが届きました。

スパーク製の1/43モデルになります。

ではケースを開けてじっくりと見てみましょう。速さの秘訣がわかるかな??

まずはマシンの全容。

昨年2022年はフェラーリF1-75とアルファタウリAT03。そして2021年はレッドブルRB16BとアルファタウリOT02を購入しましたが、すべてマッド塗装。やっぱりクリア仕上げのF1マシンはカッコいいですね。

2016年のレッドブルRB12から始まったマッド塗装は、フェラーリ、マクラーレンと他のチームも次第に軽量化のために追随しました。

2023年F1日本GPにて(本物)

現在では従来のクリア塗装を施しているマシンの方が圧倒的に少なくなりましたが、今年の日本グランプリで観たアストンマーティンAMR23はピカピカ艶々のクリア塗装が最高に美しかったです。もちろん今回のモデルでもしっかりと再現していてイイですねえ。

アストンマーティンのブルーがかったメタリックグリーンのボディもホントに綺麗です。

F1界ではグリーンのマシンは走らないという迷信があります(ジョーダン191やロータス49は例外??)が、アストンマーティンAMR23でその迷信を払拭しました。

まあ、これはジャガーF1がまったくダメダメだったから言われた迷信なのですが・・・。

さて、そんなアストンマーティンAMR23の速さは、このサイドポッドの抉れにあるようです。

下部の抉れも上部の抉れも他のマシンでも行っている手法ですが、この上部の抉れはかなり大胆です。

ここから大きなダウンフォースを発生させて・・・すみません、難しいことは分かりません。

ただね、2021年に空力で先行するレッドブルから7人もの空力エンジニアがアストンマーティンに移籍したらしく、彼らが一から手掛けたのがこのアストンマーティンAMR23。近代F1は空力こそが速さの秘訣なのです。

見えない空気は素人には説明できないので、全くもって酷いまとめ方でごめんなさい・・・。

そんな素晴らしいマシンを持ってしても、操るドライバーがトップレベルじゃないと好成績は望めない。いや、F1に参戦しているだけでそれはもう運転の天才ですが、その中でもトップレベルじゃないとF1では結果を残せないのです。

マックス・フェルスタッペン選手やルイス・ハミルトン選手はもちろんですが、フェルナンド・アロンソ選手もそのひとりでした。

四十をとっくに過ぎているのに、おかしいでしょ、あの速さ・・・。

ランス・ストロール坊っちゃんだって今まで3度も表彰台に上がっているし、決して悪いドライバーじゃない。

でも、今シーズンは圧倒的な差でしたね。8度の表彰台すべてアロンソ選手。やっぱり凄いねこのおじさん。

だけどロールフープはイエロー・・・。このチームのNo.1ドライバーはお坊ちゃんです。昨年のセバスチャン・ベッテル選手もイエローだったしね。

まあ、ハミルトン選手や角田裕毅選手もイエローだし、近年はロールフープの色でチーム内の序列を表しているわけではないのかな。

ミニカーをじっくり見ていこうと思っていましたが、すみません話がそれました。ではあらためて、ミニカーをどうぞご覧ください。

近年のF1マシンは空力効果や重量増を嫌って、塗装せずカーボン地剥き出しの箇所が増えましたが、スパーク製のミニカーは1/43の10cmほどのモデルなのにしっかりとカーボンを表現していて凄いですね。

そしてノーズのピトー管やアンテナが細いのもスパークの特徴。ここが太いとおもちゃ感が出てしまいますが、極細のモデルが私は好きです。

はい、今回は以上です。

今シーズン2台目のマシンは何にしようかな。

角田裕毅選手のアルファタウリAT04?それとも史上最高勝率のマックス選手のレッドブルRB19?フェラーリSF-23も捨てが無い。

古豪復活のマクラーレンMCL60はカラーリングが嫌いなので無いなあ。

同じパワーユニットのワークスメルセデスW14を購入して、アストンマーティンAMR23と並べてみるのも悪くないかも・・・。

ということで次回のミニカー紹介もお楽しみに!

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。