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雨に翻弄された2022年モナコGPはペレスが優勝!予選1-2のフェラーリはお家芸の『俺たち』発動!

みなさん、先週末のモナコグランプリ観ましたか?

セルジオ・ペレスがモナコで初優勝しましたね!

チェコ、おめでとー!!

感極まって男泣き・・・おじさんちょっと感動したよ。レッドブルに来てよかったね!

ということで2022年モナコグランプリの結果がこちら。

順位ドライバーチーム予選順位
1S.ペレスレッドブル3
2C.サインツフェラーリ2
3M.フェルスタッペンレッドブル4
4C.ルクレールフェラーリ1
5G.ラッセルメルセデス6
6L.ノリスマクラーレン5
7F.アロンソアルピーヌ7
8L.ハミルトンメルセデス8
9V.ボッタスアルファロメオ12
10S.ベッテルアストンマーティン9
11P.ガスリーアルファタウリ17
12E.オコンアルピーヌ10
13D.リカルドマクラーレン14
14L.ストロールアストンマーティン18
15N.ラティフィウィリアムズ19
16周冠宇アルファロメオ20
17角田裕毅アルファタウリ11
DNFA.アルボンウィリアムズ16
DNFM.シューマッハハース15
DNFK.マグヌッセンハース13

ドライで行われた前回と前々回のレース合わせてで追い抜きがたったの1回だったモナコ。

そうモナコグランプリは今のマシンではまったく追い抜きができないため、パレードラップが78周続くのだけど、今回はスタート直前に降った雨のため終始ドタバタで、特に前半は目が離せない面白いレース展開だった。

路面状態を簡単に解説すると下記のとおり。

  1. スタート直前の降水
  2. スタートディレイで各チームドタバタ
  3. フォーメーションラップ後に雨量増加で赤旗
  4. 雨量が弱まりレーススタート
  5. 次第に乾きダンプ状態でタイヤの選択明暗
  6. 最後は乾いて完全ドライ

雨でもやっぱり追い抜きのできないモナコ(ガスリーだけは序盤にタイヤ違いで次々に抜いてた)だけど、今回はウェットからダンプ状態、そして最後は完全ドライと、路面状態に合ったタイヤが刻々と変わる。

それに合わせてピットインしてタイヤ交換をするのだが、このタイミングが難しく、ピットインのタイミングで順位が逆転する。

こんなレースになると決まって『俺たちフェラーリ』が発動するのだ。

やっぱり今回も・・・ね。

今季好調のルクレールは地元モナコで昨年に続き今年もポールポジションを獲得。

スタートから順調にトップを快走し、路面の変化とともにインターミディエイトに交換したルクレールだが・・・。

その後路面が急速に乾いたため、ピットからルクレールに「ボックス!」と無線が飛ぶ。

ドライタイヤへの交換だ。

しかしその直後に「ステイアウト!」

おいおい、ルクレールもうピットレーン走ってるじゃん!

そしてフェラーリのピットにはインターミディエイトをすっ飛ばしてウェットからドライに交換中のサインツがいる。

・・・待たされるルクレール。

出ました!フェラーリお家芸の『俺たちフェラーリ!』

昨年はポールポジションを獲得するも、マシンの不具合を見定めることができずレースに参加することが叶わなかったルクレール。

今年こそはと意気込んで決勝を迎えたが、このピットインが響きトップから脱落・・・。

このチーム、2台のマシンをコントロールすることがまったくできないんだよね。

ルクレール、可愛そう・・・。

終盤はトップを行くペレスのタイヤが悲鳴を上げ、2位サインツ、3位フェルスタッペン、4位ルクレールが超接近。

しかしレコードラインを外すとまだウェットパッチが残っているので、ただでさえ抜けないモナコはさらにオーバーテイクができなくなり、トレイン状態でペレスがモナコ初優勝!

そして7位アロンソ、9位ボッタス、10位ベッテルの百戦錬磨のベテラン勢がしっかりと入賞。

さすがっス!

今回のレースで印象に残ったのは、突然のウェットレースでのレッドブルの強さとフェラーリのドタバタ。

今年はフェラーリのマシンがかなり良いが、このチームの相変わらずのレースオペレーションのお粗末さを見ると、やっぱり今季もレッドブルがチャンピオンを獲得しそうだね。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。