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【速報】2022年スーパーフォーミュラ第3戦 松下信治が大逆転でSF初勝利!

本日行われた鈴鹿サーキットでのスーパーフォーミュラ第3戦で、松下信治選手が見事な逆転劇で初優勝を決めた!

現在スーパーフォーミュラに参戦するドライバーの中では個人的に非常に好きなドライバーだけに、毎レース彼を中心に観ているのだが、今回のレースは松下信治選手が段違いに速かったため、彼のファンならずとも注目をして見ていたことだろう。

いやー、一発の速さがあるドライバーって魅力的だね!

ということで、松下信治選手を中心に2022年スーパーフォーミュラ第3戦を振り返ってみよう。

昨日の予選から一転、決勝レースはフルウェットコンディションで行われた。

9番手からスタートをした松下信治選手は、1周目に5位までジャンプアップし、4位を行く坪井翔選手を果敢に牽制する。

この時点で松下信治選手のペースは他よりもかなりいいことがわかる。

8周目、ペースの上がらない坪井翔選手をオーバーテイクし、すぐに前を行く山下健太選手の背後に付く。

そして10周目の1コーナーでその山下健太選手をオーバーテイクして、早くも表彰台圏内に浮上。

ここからは牧野任祐選手との一騎討ちになる。

18周目あたりから松下信治選手が牧野忠輔選手の背後に付くと、OTS(オーバーテイクシステム)を使って抜こうとするも、対する牧野任祐選手もすかさずOTSで応戦。

彼もまた松下信治選手と同じくスーパーフォーミュラでの勝利はないため、なんとか松下信治選手を振り切ってトップを狙おうと必死。

面白い攻防だね。

負けず嫌いが言動だけではなく、走りにも現れる牧野任祐選手も私の好きなタイプのレーサーだ。

しかし最後は勝負あり。

27周目の130Rでスーッと牧野任祐選手の背後に近づいた松下信治選手は、シケインの飛び込みでインを差し2位に浮上!

雨が少なくなった中盤以降、攻め過ぎたタイヤを冷やそうと、オフラインのウェット路面をこまめに走った松下信治選手のタイヤの持ちが勝ったのかもしれない。

残り4周でトップ野尻智紀選手との差が3.170秒。

トップを独走していた野尻智紀選手はOTSを相当に残しているのに対し、中段からオーバーテイクを繰り返してきた松下信治選手はOTSを使い果たしている。

さすがにトップは狙えないだろうと思っていたのだが・・・。

しかし今日の松下信治選手はすごかった。

前が居なくなった松下信治選手はファステストラップを叩き出し、残り3周でギャップを1.436秒に。

スプーンカーブでは4輪ドリフトをカマすも、ギャップは広がらないどころかその先の西ストレートで野尻智紀選手の背後に付く。とんでもない集中力だ。

そして残り2周。

レジェンド中嶋悟さんを彷彿とさせる1コーナー大外刈りで、ついにトップに浮上した!

凄すぎる・・・。

その後もペースを崩さず、最後は野尻智紀選手を大きく引き離しトップでチェッカーを受けた松下信治選手。

この勝利は松下信治選手とともにB-MAXレーシングにとっても初優勝となった。

いやー、すごいレースだった・・・。

ということで、松下信治選手が優勝したスーパーフォーミュラ第3戦の結果は下記のとおり。

2022年スーパーフォーミュラ第3戦結果

順位カーNo.ドライバーチームエンジン
150松下信治B-MAXホンダ
21野尻智紀無限ホンダ
35牧野任祐ダンディライアンホンダ
44S.フェネストラズKONDOトヨタ
57小林可夢偉KCMGトヨタ
618国本雄資KCMGトヨタ
720平川亮インパルトヨタ
86大津弘樹ダンディライアンホンダ
964山本尚貴ナカジマホンダ
1053佐藤蓮チーム郷ホンダ
1119関口雄飛インパルトヨタ
1239阪口晴南セルモインギングトヨタ
1365大湯都史樹ナカジマホンダ
1415笹原右京無限ホンダ
1536G.アレジトムストヨタ
163山下健太KONDOトヨタ
1712福住仁嶺ドラゴコルセホンダ
1837宮田莉朋トムストヨタ
1914大嶋和也ルーキートヨタ
2038坪井翔セルモインギングトヨタ
2155三宅淳詞チーム郷ホンダ

今回のレースを振り返ってみるとF1直下であるFIA-F2で7年間もバトルを繰り広げ7勝をあげた松下信治選手や、同じくFIA-F2で優勝を経験した牧野任祐選手、そしてF1で表彰台を獲得した小林可夢偉選手など、激戦のヨーロッパで鎬を削ったドライバーたちは、ウェットコンディションのレースで刻々と変化する路面に対してのアジャスト能力は別格だと感じた。

その中でも今回の松下信治選手は頭抜けていた。

やっぱり一発の速さがあるドライバーは魅力的だ。

今後も彼を応援していこう!

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奥が深いモータースポーツ撮影の世界
MOTORSPORT撮影術

モータースポーツ撮影歴18年。腕に覚えは全く無いが、知識だけは豊富なワタクシぴぴが、レース撮影について偉そうに解説します。




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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。