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【2025年第3戦日本GP】桜咲く鈴鹿で角田裕毅がレッドブルデビュー!フリー走行&予選編

桜咲く鈴鹿サーキットで角田裕毅選手がレッドブルのマシンに乗って走行しました!

ということで、今回は2025年日本グランプリの視聴記。

第2戦中国グランプリ終了後に角田裕毅選手のレッドブル昇格が発表され、今回の鈴鹿がレッドブルデビュー。スクール時代に幾度となく走った鈴鹿サーキットでのトップチームデビューということで、鈴鹿サーキットはとんでもなく盛り上がっているようです。

・・・いるようです??

そう、私は春開催になってから日本グランプリに行けなくなりまして・・・。

サラリーマンにとって年度替わりは人事異動や組織変更で忙しくて残念ながらテレビ視聴。うーん、今年は無理をしてでも行きたかったなあ・・・。

ということで、テレビで存分に角田裕毅選手を応援しまーす!

レッドブル角田のお披露目FP1はマックスに0.107秒差の6位!

F1ファンになって35年を超えますが、金曜フリー走行がこんなにも楽しみなグランプリが過去にあったか・・・。

ずーっと、ガンバレニッポンでF1を観てきた私にとって、日本人ドライバーがトップチームでデビューする日本グランプリなんて夢のよう。もう、木曜日から期待が抑えきれませんでした。

そして迎えた金曜日。時刻は11時をまわり、角田裕毅選手がコースに出るとファンは拍手で迎え入れます。きっと、現場はとんでもなく盛り上がっているんだろうなあ・・・(何度も書きますが)行きたかった!

今年でレッドブルジュニアチームに所属して5年目を迎える角田選手ですが、現行レッドブルマシンに乗ったのは昨年のアブダビテストのみで、今年型のRB21は今回が初めて。なので、最初のラップは慎重に走行して1分32秒571のタイム。まあ、最初はこんなものでしょう。

出典:ホンダサイトより引用

なお、今回のレッドブルRB21は鈴鹿特別塗装。ホンダとレッドブルのタッグが今年で終了するため、ホンダがF1で初勝利を上げた1965年のRA272をオマージュしたスペシャルカラーになっています。

角田裕毅選手のデビューマシンとして日本のモータースポーツ史に残るカラーリングになることでしょうね。

勝てる可能性のあるトップチームマシンですが、慎重にいって欲しい。そんな願いが通じたのか(いやチームから言われている)、マージンを残しながら周回を重ねる角田選手。

結局ミスなく25周を周回して、それでもマックス・フェルスタッペン選手から0.107秒遅れの6位。完全に合格点です。

そして続くFP2はドゥーハン選手のクラッシュにアロンソ選手のコースアウト、ダンロップコーナーでの芝生が燃える火災もあり、赤旗4回で走行時間は20分を割り込む始末。

結果、角田選手はまともに走行ができずに18位で終了しました。

平川亮がFP1に出走してガスリーを上回る12位

なお、FP1では平川亮選手がアルピーヌから出場して、レギュラーのガスリー選手を上回る12位に入っています。

昨年の最終戦はFP1でマクラーレンから出場し、翌週はハースで合同テストに参戦。そして今回はアルピーヌ。平川選手ってどんなマシンでもしっかり結果を出す職人ですね。

そういえば、マクラーレンはメルセデスパワーユニットでハースはフェラーリ、そしてアルピーヌはルノーと、ホンダ以外の3種の最新パワーユニットで走行した唯一のドライバーなのでは?

トヨタドライバーだけあり、ホンダパワーユニットは近くて遠い存在のようです。

FP3はマックスに僅差のタイムを出す角田 最後のアタックはお預け

そしてFP3。FP2でまともに走れなかったため、セッション開始後にほぼすべてのマシンがコースインして、まずはソフトタイヤで予選を想定したアタックを開始します。

そんな中、角田選手とフェルスタッペン選手のレッドブル2台はハードタイヤを履き、ソフトタイヤ勢に割って入ります。いいじゃん、角田選手!

残り20分を切ったところでレッドブルの2台はソフトタイヤに変更して予選想定のタイムアタック。角田選手は5番手タイム、フェルスタッペンは4番手タイムを出します。

角田選手はフェルスタッペン選手のちょうど0.1秒落ちとデビューレースにしては上出来のタイムですが、上位にマクラーレン、メルセデス、フェラーリ。レッドブルRB21は現状4番手のマシンのようです。

その後、フェルスタッペン選手が2度目の予選想定で5番手タイムを出して、次は角田選手のアタックだ、と期待したところで赤旗が出てそのまま終了し、公式記録は9位。赤旗の原因はまたも火事でした。

アタックしていたらおそらくフェルスタッペン選手に迫っていただけに、最後は不完全燃焼で終了したFP3の角田選手でしたが、きっと予選で決めてくれるはずです。

ガンバレ角田くん!

角田の予選はQ2 2度目のアタックで失敗して15位

Q1は新品ソフトタイヤで2度のアタックを行い、フェルスタッペン選手の0.024秒落ちの7番手で通過した角田選手。

フェルスタッペン選手とほぼ同様のミスなく完璧なアタックをした角田選手でしたが、レッドブルRB21の戦闘力は厳しそうです。

そしてQ2。角田選手の1度目のアタックはユーズドタイヤで14番手。まあ、新品ではないのでこんなものでしょう。

勝負は2度目の新品アタック。

他のチームに比べると早めにコースインするも、アウトラップでタイヤを温められずに2コーナーでミス痛恨のミス。

いや、大したミスではないものの、僅差のF1ではこれが命取りになり、結果は15位でQ3に進出することはできませんでした。

混乱のレースで角田の上位進出を期待

ということで、角田選手の4度目の母国グランプリ予選は15位と厳しい結果でした。

しかし、レッドブルのマシンと角田選手の腕を考えればこの順位はアウトオブポジション。

明日の決勝は午前中の雨が残る可能性があるため、ダンプコンディションからドライに変わる混乱のレースになる可能性が高く、戦略に定評のあるレッドブルの角田選手ならば絶対に上がって来れると信じています。

ガンガン追い抜く角田選手を期待しましょー!

ちなみにポールポジションはマックス・フェルスタッペン選手。

フリー走行から予選Q1、Q2と、マクラーレンやメルセデスに遅れをとっていましたが、最後の最後に完璧に決めて逆転。

ポールタイムの1分26秒983は、2019年にセバスチャン・ベッテル選手が記録した1分27秒064を上回り、鈴鹿のレコードタイムでした。

マックス、どんだけ凄いんだ!

これこそワールドチャンピオンだね!

いやー、凄かった!!

日本のF1ファンのみなさん、明日は存分に楽しみましょー!!

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。