キヤノンEOS R5 MarkⅡがまもなく発売されるようですね。
2020年から現行のEOS R5を使用する私としてはちょっと気になるので、デジカメinfoさんで予想スペックを見てみました。
- 4500万画素裏面積層型センサー
- 新設計のEVF
- メカシャッター連写12コマ/秒、電子シャッター連写30コマ/秒
- 視線入力AF
- CFExpress TypeB/SDカードスロット
- 発売価格3999ドル
んっ!? あまり変わっていない??
画素数はEOS R5と同じだし、裏面積層型センサーはダイナミックレンジにおいてメリットがあるらしいのですが、暗所撮影はあまりしないので利点を活かせない。
新設計のEVF? EOS R5のEVFで十分に自然。満足しています。
モータースポーツ撮影は連写が重要ですが、メカシャッターは変わらず秒間12コマ。電子シャッターは秒間10コマも多くなったって? いや、被写体の歪みが心配なので私はメカシャッター派です。
視線入力オートフォーカスは最初に買った一眼レフのEOS7(フィルム)で、早々に使い物にならず断念しました。
まあ、20年以上歳月が経っているので相当に精度が高くなっていると予想しますが、被写体追従オートフォーカスがあるので、使うことはないでしょう。
CFExpress TypeBに対応? 今のCFExpressで書き込みも転送も十分に速く、まったく不満を感じていません。
予想価格は3999ドル。本日2024年7月4日時点での為替レートが1ドル=161.63円だから・・・約646,000円!? 高っ!!
キヤノン5シリーズを2代続けて購入してきましたが、今回は魅力を感じません。キヤノンさんすみません、見送りします・・・。
私のデジタル一眼遍歴は以下の通り。
キヤノンEOS60Dでデジタルで一眼本格デビュー。
連写と追従性に憧れ当時のモータースポーツ撮影の雄キヤノンEOS7D MarkⅡに代替え。
フルサイズへの憧れからキヤノンEOS5D MarkⅣに代替え。
瞳オートフォーカスを体感したくソニーα7RⅢを購入し2台持ち。
ソニーのインターフェースに失望し、待望のキヤノンミラーレス5シリーズ発売を機に、2台を手放しキヤノンEOS R5を購入。
とまあ、時代とともにスチル機は進化を遂げ、カメラガチ勢の私はそれを体感したく代替えを繰り返してきました。
がっ・・・キヤノンEOS R5 MarkⅡの予想スペックを見ると、代替えを後押しする決めてのポイントがまったく感じられないのに、値段だけが高騰・・・。
一眼レフからミラーレスになり年々大幅な進化を遂げましたが、オートフォーカスの速さや精度、EVFの自然な見え方、そして仕上がった写真の十分過ぎる画質。どれをとっても今のEOS R5で何も不満がありません。
モータースポーツをはじめとしたスポーツ撮影ではカメラ性能が重要ですが、もうEOS R5で十分。私の中ではすでにスチル機は完成形の域に達しました。
風景写真などではすでにEOS R5などの高性能機すら必要とされておらず、フィルム機やオールドデジカメが流行っています。
個人的にも街撮りではリコーGRⅢでフィルムシュミレーションで撮影したり、フィルムカメラのローライ35を持ち出して楽しんでいます。
もう、これ以上の進化を求めていないカメラファンも多いのかも。
カメラはどこに向かうのでしょうか・・・。