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キヤノンEOS R5を1週間使ってみての感想

10月10日、予約から3ヶ月近く待って、やっと我が手元にやってきたキヤノンEOS R5。

今回は到着から1週間使ってみた初期レビューを、所有のEOS 5D MarkⅣならびにEOS R5の購入にあたり手放したα7RⅢを比べながら書いてみたいと思います。

デザイン

EOSの一眼レフはミラーボックスが備えているため厚みがあり、全体的に非常にボリュームのある丸い形だが、当機はそのミラーボックスが無いので厚みが解消され、丸みがある従来のEOSデザインを踏襲しながらも少しスマートなった。

しかし他社のフルサイズミラーレス機の多くが角張ったデザインをしているが、当機はEOSらしい丸みは残しており、なで肩も健在。

個人的には丸すぎず角すぎないこのデザインが非常に気に入っている。

画質

EOSらしい絵づくりは踏襲

購入して1週間あまりのため、まだ数百回ほどしかシャッターを切っていないが、キヤノンらしく色鮮やかで、4500万画素センサーが非常に高精細に写し出してくれる。

α7RⅢの特徴のない色合いに比べると、従来の多くのEOSシリーズと同様にカラフルで印象的な写真に仕上がる。

操作性

EOSユーザーならメニュー画面の操作は問題なし だが上面液晶の操作は大きく変わった

メニュー画面は、EOSシリーズを使っている方ならば、まったく違和感なく使用でき、他社製品に浮気をして、あらためてEOSのメニュー画面の素晴らしさがわかった。

ただし、モードダイヤルや撮影スタイルなどの上面液晶を見ながらの操作系が、従来のEOSから変わっているところは、少々の慣れが必要。

そしてシャッターボタンは、EOSシリーズの多くの製品同様に、絶妙な角度がつけられており、ここもEOSシリーズの好きな部分だ。

やはり長年カメラを造りつづけている老舗メーカーは、長い歴史の中でユーザーからの声が多く反映されていて、そこはさすがだとあらためて感じさせてくれる。

バッテリー

通常運用でバッテリーを使い切っていないので、まだしっかりとは分からないが、初日に満充電から数時間設定をしていたら、バッテリーがなくなってしまった。

従来のEOS 5D MarkⅣ用の物も使えるのだが、一抹の不安は拭いきれないため、一応予備バッテリーも購入した。

携帯性

α7RⅢと比べると幾分大きくなっているが、気になるほどではなく、αシリーズに比べると角が取れているので、カメラバッグに入れるときに引っかかりが少ない。

機能性

AFスピードは、現在RFレンズを所有していないため、EFレンズを純正マウントアダプタに介して使用しているが、非常に速く感じる。

RFレンズではどうなのか、今後購入してから追記する。

瞳AFは、α7RⅢに比べても勝るとも劣らない性能で安心した。

ただ、被写体追従AFの際、その被写体はカメラが検出するだけで、自身で追従する被写体を決めることができないのが気にかかる。

まあカメラ任せの検出が優秀なので、問題にならないかもしれないが、今後の運用で確かめていく。

液晶

EVFは非常に滑らかで、OVFからの乗り換えでも違和感はあまり無く、またα7RⅢで気になっていたカクツキも、現在のところは無い。

写真右のEOS 5D MarkⅣより大きくなった背面液晶

背面液晶は画面も大きく、EOS 5D MarkⅣやα7RⅢと比べてもとても綺麗だが、屋外で空気の澄んだ天気の良い日に確認したら、少しだけ見えずらく感じた。

液晶の明るさの設定が中間だったため、より明るく変更したら解消できたが、自動で照度を変更してくれる機能があれば助かる。

ホールド感

写真右のEOS 5D MarkⅣに比べて深くなったグリップ

老舗のカメラメーカーだけあり、とにかく右手のグリップの形状が素晴らしい。

α7RⅢとはその形状もさることながら、私の大きな手でもα7RⅢのような小指あまりも無い。

またEOS 5D MarkⅣでは中指の先がボディに当たるのが気になったのだが、当機ではボディが薄くなりグリップがより深くなったため、指先がボディに当たることは無くなった。

まとめ

キヤノンホンキのミラーレス機と呼び声高いEOS R5だが、使用してみてあらためて素晴らしいカメラだと感じており、とにかく買ってよかったと心から思っている。

購入を迷われている方、間違いなく買いのモンスターカメラです!

ソニーに行ってしまった方、α7シリーズのインターフェースは使いにくくないでしょうか?

カメラは使い勝手のよさが一番だと思うので、長年カメラを造りつづけている老舗メーカーの最新作が一番だと個人的には思っている(無論キヤノン関係者では無い)!

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。