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バイク初心者&リターンライダー必見!安全性重視のヘルメット選び

2021年9月に新型モンキー125を予約し5ヶ月が経過。

さすがにそろそろ・・・と思い、予約したバイク屋さんに電話すると、

「もう来るってホンダの担当が言ってたよ」

との返事!

それまでYouTubeでモンキー125の動画を見まくり心待ちにしていたが、待つこと6ヶ月、いよいよ20年ぶりのバイクライフがはじまることになる。

心ウキウキ楽しみ100倍・・・、あっヘルメット無い・・・。

そう、我が家はすでにヘルメットを処分してしまい無いのだ。

ということで、今回はヘルメットを購入するにあたり、最近のヘルメット事情を徹底的に調べてみた。

私と同じくリターンライダーや、はじめてヘルメットを購入する方にも参考になると思うので、ぜひ最後までご覧いただきたい。

ヘルメットの種類

まずはヘルメットの種類。

バイク用のヘルメットと言ってもさまざまな種類がある。

挙げてみると、

  • フルフェイスヘルメット
  • ジェットヘルメット
  • システムヘルメット
  • 半ヘル
  • オフロード

の5種類に分けられている。

それでは、そのタイプ別のメリットとデメリットについて考えてみたいと思う。

フルフェイスヘルメット

フルフェイスヘルメットのメリットとデメリット

メリット

  • 安全性能が高い

デメリット

  • 比較的高価なモデルが多い
  • 通気性が悪い
  • 視界が悪い
  • 爽快感に欠ける
  • 髪型が崩れる
  • 被りにくく脱ぎにくい

もっとも一般的なのがフルフェイスヘルメットだろう。

メリットとしては、顎の部分までしっかりとガードしてくれるため、安全性では群を抜いている。

デメリットとしては高価なこと。

各社最新の技術で安全性能を突き詰めたモデルが多いため、それとともに価格も上昇してしまう。

値段をケチって安価なモデルを選ぶと、通気性が悪く頭が蒸れてしまう。

40後半の私にとって、頭の蒸れは避けなければならない・・・。

また安全性と引き換えに顔をすっぽりと覆うフルフェイスヘルメットは、視界が悪いのもデメリットとなり、それによりクルマではあまり感じられないバイク特有の爽快感も犠牲になるのだ。

そしてフルフェイスヘルメットは被りにくいため、気軽に乗れるモンキー125の利点なのにヘルメットを被ってちょっとそこまで出かけようという気持ちが起きなくなることも考えられる。

フルフェイスヘルメットは安全性と引き換えに多くのものを失うのだ。

しかしヘルメットはライダーの安全を守るもの。

当然安全性が一番重要なのだ。

ジェットヘルメット

ジェットヘルメットのメリットとデメリット

メリット

  • 解放感がある
  • 被りやすく脱ぎやすい

デメリット

  • 事故したときに顎を守れない
  • 冬場は顔が寒い

顎の部分が覆われていないジェットヘルメットは解放感があるので、バイク特有の風を切って走る爽快感を感じることができるし、視界もかなり確保できる。

またフルフェイスヘルメットに比べて被りやすいため、ちょっとそこまでバイクに乗って行こう、という気持ちも起きやすいだろう。

反面、顎の部分の負傷がもっとも多いと言われるバイク事故だが、そこが覆われていないジェットヘルメットは、安全面でフルフェイスヘルメットに比べて劣る。

そして冬場は風が顔に当たって寒いのだが、これはバイクのメリットでもあるので大した問題にはならないと考える。

安全性能がやや落ちるジェットヘルメットだが、私がするモンキー125は原付二種のため高速道路を走行できなく速度領域は低い。

しかし下道で大型トラックが突っ込んできたら、大型バイクでも原付でも状況は同じだし、大型バイクに比べて安定性に劣る原付二種だからこそ、安全性の高い製品が必要だとも言える。

システムヘルメット

システムヘルメットのメリットとデメリット

メリット

  • 被りやすく脱ぎやすい
  • ジェットヘルよりも安全性がある
  • 跳ね上げて使うと解放感がある

デメリット

  • 比較的高価なモデルが多い
  • 大柄で重い
  • 髪型が崩れる

フルサイズヘルメットとジェットヘルメットの両方のメリットを併せ持つのがシステムヘルメット。

じつは私が30年前に購入したのもSHOEI製のシステムヘルメットだった。

だが当時はシステムヘルメットなどと言う呼び名は無く(私が知らなかっただけ?)、極少数のモデルしか無かったが、昨今では人気があるらしくバイク用品店では多くのモデルが陳列されている。

このシステムヘルメットは前面の部分がガバッと跳ね上がるため、脱ぎやすく被りやすいメリットがある。

フルフェイスヘルメットよりも強度はかなり落ちるが、ある程度顎の部分もカバーしてくれるし、跳ね上げて使えばジェットヘルメットのような開放感や爽快感も味わうことができる。

だが中途半端なところがデメリットだ。

安全性ではフルフェイスヘルメットに劣るし、跳ね上げて使うと格好が悪い。

また、その構造上大柄で重くなるのもデメリットになる。

半ヘル

半ヘルのメリットとデメリット

メリット

  • 解放感が抜群
  • 超被りやすく超脱ぎやすい

デメリット

  • とにかく超危険

原付二種のモンキー125は半ヘルでも公道走行可能。

被りやすく脱ぎやすい半ヘルは、ちょっとそこまでバイクに乗ろうと思った時に気軽に頭に被せて出発できるし、開放感も抜群だ。

しかしなんと言っても危険すぎる。

これが許されているのが不思議なくらいに危険なのだ。

命は大切に・・・。

オフロードヘルメット

オフロードヘルメットのメリットとデメリット

メリット

  • 安全性能が高い
  • 日よけができる

デメリット

  • 比較的高価なモデルが多い
  • 安価なモデルは通気性が悪い
  • 視界が悪い
  • 爽快感に欠ける
  • 髪型が崩れる
  • 被りにくく脱ぎにくい
  • スピードを出すと疲れる

オフロードヘルメットはバイクにより似合うか似合わないかがあるが、私が購入するモンキー125はオフロードっぽさもあるので、この選択もありだろう。

このオフロードヘルメットはフルフェイスヘルメットの特性とほぼ同じだが、加えてシールド上にバイザーがあるため、日除けの役割をしてくれるのが利点となる。

しかしスピードを出すとそのバイザーに風がもろに当たってしまい、かなり疲れることもある。

だが高速道路を走行できないモンキー125ならば、その欠点はあまり考えなくてもいいだろう。

ヘルメットの種類まとめ

ということで、フルフェイスヘルメット、ジェットヘルメット、システムヘルメット、半ヘル、オフロードヘルメットの5種類のタイプを見てきたが、フルフェイスヘルメットの項で書いたとおり、モンキー125は安定感があまり無くやや危険なバイクだ。

そして私自身も20年ぶりのリターンライダーでライディングもヘタクソになっていると予想ができるし、年を重ねて反射神経も落ちてきた。

そのため安全性を考慮し、フルフェイスヘルメットを選ぶことにした。

ヘルメットの安全規格

フルフェイスヘルメットやオフロードヘルメットは安全で、半ヘルは安全ではないと書いてきたが、それは一般的な話しで製品によってもその安全性はさまざまだ。

ではその製品の安全性はどのように判断すればいいのか?

じつはバイク用ヘルメットには安全規格というものが存在する。

しかし安全基準も種類があるらしい。

そこでこの項ではさまざまな安全基準について調べてみた。

PSCマーク

PSCマークとは国が定めた安全基準をクリアした製品に貼られるマーク。

この認定を受けないと日本国内では販売することができない。

SGマーク

SGマークとは製品安全協会の安全基準をクリアした製品に付けられるマークだ。

日本で販売しているヘルメットのほぼすべてがこの基準をクリアしている。

JIS

日本工業規格(JIS)の安全基準をクリアした製品に貼られるマーク。

SGに比べると遥かに厳しい安全基準。

MFJ公認

JIS認定を受けた上で、MFJ(日本モーターサイクル協会)が定めた安全基準をクリアした製品がMFJ公認となる。

ちなみにこのMFJの認定を受けたヘルメットは、MFJが主催するレースで使用することが認められる。

SNELL(スネル)

バイクヘルメットの規格としてもっともメジャーなのがこのSNELL規格ではないだろうか。

これはスネル財団という団体が定める厳しい安全基準だ。

5年ごとに規格の見直しが行われており、その都度安全基準が厳しくなっている。

SNELLは、事故をした際にヘルメットにヒビが入ったり割れたりしないかに重きを置いた基準になっているのが特徴。

ECE

ヨーロッパでもっとも使われている安全基準がECEだ。

その考えはSNELLのヘルメットの耐久性とは違い、事故をした際にヘルメットが壊れてしまう代わりにどれだけ衝撃を吸収するか、を重点に規格を制定している。

この考え方は近年のクルマのボディと同様で、ライダー保護という観点からはこの基準の方が現実的だとも言える。

ヘルメットの安全規格まとめ

うーん、種類が多すぎて考え方も違うから、余計分からなくなった・・・。

まあ要するに、PSCマークやSGマークはどの製品でも受けているので気にしなくても良い。

あとは、規格ごとに値段が高くなっていくのであなたの頭にいくらの保険を払うか、と言ったところか!?

私はSNELL規格に適合したモデルを選ぶことにした。

ヘルメットメーカー選び

ヘルメットメーカーは国内海外問わず見るとさまざまあるが、日本人の骨格に合った製品といえば、やはり日本を代表するふたつのメーカーから選ぶのが間違いない。

そう、国内ヘルメットメーカーの代表格といえばAraiとSHOEI。

ということで、両メーカーの製品を多く取り揃えるショップに出向き、店員さんから両メーカーの安全への思想の違いなどを詳しく聞いてきた。

Araiヘルメット

Araiヘルメットは安全性を最優先に考えるメーカー。

特に『かわす性能』を重点的に考えてデザインされている。

『かわす性能』とは、障害物にぶつかった際ヘルメットが引っかかりもせずに滑り続ける性能で、滑り続けることにより衝撃を分散してエネルギーを減退させる。

Araiのヘルメットは現実の衝撃を想定し、ヘルメットをつくっているのだ。

そのため形状は引っかかりのない丸型になっており、突起がある空気取り入れ口も、衝撃を受けた際には簡単に外れるよう両面テープで止まっており、前述のとおりかわす構造になっている。

また、他メーカーが軽量化を意識するあまり、後方の部分をカットしているものが近年見受けられるが、Araiは後頭部までしっかりとサポートされている。

反面、その丸型の見た目がやや旧態然としており、空力面を考慮したダイナミックな形状の他メーカーの製品に比べるとやや若者受けはしないらしく、購入年齢層は高めの傾向にある。

SHOEI

Araiが障害物にぶつかった際のかわす性能を重視しているのに対し、SHOEIは空力特性を活かした設計で風切り音を抑え耳で危険を察知したり、サンバイザーを内蔵して眩しさを抑えたりする、いわゆる予防安全性能を重視した思想が特徴だ。

そのため、その形状はアライの丸型に対し、SHOEIはかなり楕円で後方に向けて窄まっている。

その未来的な形状とサンバイザー内蔵などのギミックで、若者を中心に人気がある。

ただし、衝撃を受けた際に引っかかりがありエネルギーを受け止めてしまうこともある。

また、サンバイザーを内蔵することによりそこに空間が生まれ、衝撃を抑えきれなかったり、サンバイザーが頭部に突き刺さる可能性もあるため、SNELL規格に適合していないモデルが多くあるのも特徴だ。

ヘルメットメーカー選びまとめ

四十後半の私だが、正直SHOEIの流線形のデザインに一目惚れしてしまった。

しかしバイクヘルメットにとってもっとも重要視しなければならないのが事故をした時、いかに頭部を守ってくれるかだと私は考える。

格好良さやギミックではないのだ。

正直速度領域の低いモンキー125ならば風切り音の差もわずかだろう。

ということで安全最優先という考え方に共感し、私はAraiヘルメットから選ぶことにした。

ジョーダン191(1991)のフロントウイングにもSHOEIのロゴ

そしてAraiを選んだ理由がもうひとつ。

私は大の4輪モータースポーツ好きなのだが、SHOEIは近年、4輪用のヘルメット製造から撤退をしたらしい。

かつては鈴木亜久里やアイルトン・セナ(1992-1993)もSHOEIのヘルメットでF1に参戦していただけに残念でならない。

その点Araiは中嶋悟を筆頭に古くからF1ドライバーに愛用者が多く、一時は参戦するドライバーの半数以上がAraiのヘルメットを被っていた時代もあった。

現在では数を減らしつつあるのだが、それでも2021年現在は4度の世界チャンピオンであるセバスチャン・ベッテルやマクラーレンのダニエル・リカルド、そして我らが角田裕毅の3名と契約している。

そう、大好きなF1ドライバーが被るヘルメットに間違いはない。

まあ、あちらはカーボン製だが・・・。

まとめ

ということで今回はバイク用ヘルメットの選び方について考えてみたのだが、やはりヘルメット選びの基本は安全性で、それは今回私が購入する原付二種のバイクに対しても十分に当てはまる・・・いやむしろ安定性のない小型モデルだからこそ安全性に重きを置いて選んだほうが良い。

そこで私が選ぶのは、すべてを守ってくれるフルフェイスで、安全基準はSNELL規格を受けているモデル。

そしてメーカーは安全を第一に考えるArai製のモデルを選ぶことにした。

ということで今回は以上。

次回はSNELL規格を受けたArai製フルフェイスヘルメットの中からモデル毎の特徴を解説し、購入してみたいと思う。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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奥が深いモータースポーツ撮影の世界
MOTORSPORT撮影術

モータースポーツ撮影歴18年。腕に覚えは全く無いが、知識だけは豊富なワタクシぴぴが、レース撮影について偉そうに解説します。




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ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。