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【元祖高級コンパクトカメラ】ローライ35がやってきた!

ローライ35。

フィルム時代に一世を風靡した元祖高級コンパクトカメラだ。

私もずーとこのカメラを手に入れたいと思っていたが、今回偶然にもカメラのキタムラで中古品が置かれており、晴れて衝動買いと相成った。

ということで今回は私が手に入れたローライ35を紹介する自慢の回です!

出会いは突然に!?

出会いは突然にやってくる・・・。

へっ?人ではないよ。

モノだよ、カメラ。

先日所有するキヤノンRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMに装着するエクステンダー1.4を購入しようとカメラのキタムラに伺った。

私がいつも行く店は比較的大型の店舗で中古品の品揃えも豊富なのだが、その中でも一際オーラを放つカメラがあった。

あっ!アイツだ!!

先も書いたが人ではない。

このコンパクトで愛嬌のある見た目、まさにアイツだ!!!

・・・ローライ35。

元祖高級コンパクトカメラとして、フィルムカメラ好きにはよく知られているカメラだ。

ソニーRX1RやリコーGRⅢなどの高級コンパクトカメラを愛用する私にとって、ローライ35はいつか手に入れたいとずっと憧れていた。

そのローライ35が目の前に・・・。

もちろん買います!!

ということで、エクステンダー1.4を購入だけをするはずが、ローライ35も一緒に持ち帰ってきました。

ちなみに要らなくなったキヤノンEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMなどを下取りに出し、6,000円も一緒に貰ってきました(笑)。

購入したローライ35を見てみよう

ずーと欲しかったローライ35がやってきた!

それではじっくりと見てみようではないか。

前面の3つの丸がローライ35の外観上の特徴でそれが可愛らしくて実に良い。

いやー、これだけで酒が何杯も進むぜ・・・。

小柄なボデイを手に持つとなかなか重たく、この中にぎっしりと金属の高精度な部品が詰め込まれているのだろう。

今のカメラみたいにプラスチックが多用されておらず、末長く使用できるのが当時のカメラの良いところ。

そして沈胴式のレンズを引き出すと・・・

おちょぼ口がニョキッと出てさらに可愛らしくなる。

裏面はご覧のとおり。

デジカメ世代にとって背面液晶がないスッキリしたデザインが逆に新鮮だ。

軍艦部は左から巻き上げレバー、沈胴式レンズのロック解除ボタン、シャッターボタン、そして中央の窓は露出計だ。

露出計は電池を入れてないので作動しないが、それでもシャッターは切れる。

だいぶシンプルだが何かが足りない。

あっホットシューは?

ホットシューはなんと裏面にある。

その他裏面にはフィルム巻き上げレバー、三脚穴、フィルムカウンターなどがあり、軍監部とは違いかなりゴチャっとしていて、置くと安定感に欠ける。

そんな我が物になったローライ35。見ているだけでうっとりするぜ。

うへへへへー(キモッ!)。

購入したローライ35のモデルは?

ローライ35は1967年から1981年まで販売されており、その間にさまざまなモデルが発売されている。

さて、私の購入したローライ35はどのモデルで、いつどこで生産されたものなのか?

ローライ35は以下の種類が存在する
※限定盤や復刻版を除く

  • ローライ35(1967-1974)テッサー40mm F3.5(一部S-クセナー40mm F3.5もあり)ドイツ・シンガポール
  • ローライB35(1969-1974)トリオター40mm F3.5 ドイツ・シンガポール
  • ローライC35(1969-1971)トリオター40mm F3.5 ドイツ
  • ローライ35S(1974-1980)ゾナー40mm F2.8 シンガポール
  • ローライ35T(1974-1980)テッサー40mm F3.5 シンガポール
  • ローライ35LED(1978-1980)トリオター40mm F3.5 シンガポール
  • ローライ35TE(1979-1980)テッサー40mm F3.5 シンガポール
  • ローライ35SE(1979-1981)ゾナー40mm F2.8 シンガポール

まず私の購入したモデルは前面に絞り値とシャッタースピードのダイヤルがあるので、それを装着していないローライB35/C35/LEDではない。

そして開放F値はF3.5のレンズが装着されているためゾナー40mm F2.8のローライ35S/35SEでもない。

残すは初期モデルのローライ35もしくは35Tだが、前面のロゴに『T』の文字はないため、初期モデルのローライ35ということになる。

そして後面には『MADE BY Rollei SINGAPORE』の文字が見えるので、製造は1971年以降。

またレンズには『Tessar 3,5/40』の文字。

『S-Xenar』の文字ではないため、一部に存在するクセナーレンズではなく一般的なカールツァイスのレンズになる。

ということで私が購入したのは、1971年から1974年までにシンガポールで製造された、カールツァイスのテッサー40mm F3.5を装着した、初期型のローライ35ということになる。

私の生まれ年は1974年7月なので・・・うわっ!先輩だ!

ローライ・・・先輩。

よし、このカメラの愛称は『ローライ先輩』にしよう。

今回は以上、次回はローライ先輩にフィルムを入れて試し撮りをしてみたいと思うので、よかったら次の記事もお付き合いください。

ちなみにローライ35については前回の記事でも書いているので、このカメラを詳しく知りたいという方は以下のリンクからどうぞ。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。