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モータースポーツファンのための初めてのカメラメーカー選び!? カメラメーカーをF1チームに例えてみた

カメラメーカーとF1チームは共通する部分が多い。

以前にも書いたが、F1はどのチームも自社で車輌を生産する。

しかしエンジンは自社で開発・製造するチームもあれば、それを供給してもらうチームもある。

一方カメラメーカーも、クルマのエンジンにあたるセンサーは、自社開発・製造するメーカーもあれば、購入するメーカーもある。

両者とも伝統を重んじ、会社の色を色濃く残すから個性が生まれる。

そこで今回は、国内カメラメーカーがどこのF1チームと共通する部分が多いか書いてみたいと思う。

『モータースポーツファンのための、初めてのカメラメーカー選び』と題し、その手助けになればと思い書いてみた。

私見が強いため、どうか軽い気持ちで読み上げてください。

キヤノン

カメラの二大ブランドの一つ。
ラインナップは、リーズナブルなコンデジからプロ仕様の一眼レフまでオールラインナップだ。

センサーは自社開発し、自社の製品にのみ搭載する。

フェラーリもまた、シャシーからエンジンまで自社開発する。

フェラーリエンジンは門外不出と言われ、1991年に始めてミナルディチームに供給した時は皆を驚かせた。

キヤノンは名門フェラーリだ。

ニコン

カメラ二台メーカーのもう一方。

創業は1917年とキヤノンよりも歴史が長い。

一眼レフの肝となるマウントをチェンジせず、頑なまでにFマウントを使い続ける姿勢はユーザー思い。

センサーは他社から供給してもらうケースが多い。

F1チームで名門と呼ばれるチームといえばウィリアムズだ。

創業者のフランクウィリアムズと共同経営者だったパトリックヘッドは頑固な職人気質で名を馳せた。

自動車メーカーではなく、あくまでレーシングコンストラクターを貫き通すため、エンジンは自社開発をしていない。

名門ニコンはウィリアムズに似ている。

ソニー

歴史あるミノルタのカメラ部門を引き継いだソニーは、常に新しいものに挑戦する。

極近い将来、ミラーレスが一眼レフに取って代わるかもしれないが、その中心にいるのがこのソニーだ。

素晴らしいセンサーを自社開発し、他社にも分け隔てなく供給する。

名門ティレルが起源になるメルセデスAMGも、まさに同じ。

自社開発の最強エンジンを搭載し、今や押しも押されぬトップチームだ。

そのエンジンは他チームにも供給し、メルセデスエンジンは一大勢力で恐れられている。

ソニーはメルセデスAMGに重なる。

フジフイルム

独自の路線で一定のファンを獲得している富士フイルム。

操作方法も他社とは一線を画するため、慣れるまでに時間が必要だが、慣れてしまえば他には戻れない。

風景写真を得意とし、独自開発のセンサーで映し出す絵はさすがフィルムメーカーだけあり定評がある。

今は低迷するルノーF1チームも、ブリアトーレ時代には驚くこと(クラッシュゲート事件もその一つ!?)を色々試したチームであった。

勿論エンジンはウィリアムズやレッドブルに載せて一時代を築いたルノー製。

フジフイルムはルノーF1と共通する気がする。

オリンパス

キヤノンと並びメディア活動が上手な感があるオリンパス。

センサーがマイクロフォーサーズで、少々心許ないがカメラとしての機能やデザインが素晴らしい。

レッドブルは世界一宣伝活動の上手な会社ではないかと思う。

F1で唯一のつや消しカラーも、一度見たら印象に残ってしまう。

オリンパスはレッドブル。

パナソニック

パナソニック=トヨタF1が頭から離れません・・・。

トヨタF1のメインスポンサーパナソニック・・・。

ペンタックス

唯我独尊、ペンタックスファンは他に目をくれません。

スペックが劣っても、それをなんとか使いこなす自分が好きな、そうMの方におすすめ。

もはやF1チームではなく、スバリストと同じでしょう。

あえてF1チームに例えるなら・・・ スバルコローニだな。

最後に

書いていて無理やりなところもあったが、遠からずだと思います。

サーキットは、年々カメラを構えた観客が増え、モータースポーツの一つの楽しみ方になったと思います。

これからモータースポーツ撮影を始めようと思っている方、カメラメーカー選びの参考にしていただければ幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。