人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

『静岡マラソン2024』に出場!初フルマラソンの結果は?

2024年3月10日、5年ぶりに静岡マラソンが開催されました。

そんな地元のマラソン大会にエントリー。初のマラソン大会出場、しかもフルマラソン!

先日も書いた通り、学生の頃から持久走が大の苦手だった私ですが、1年半ほぼ毎朝練習をしまして。

で、結果は・・・27.3kmで無念の脱落!

とっても悔しかったけど、ホントにいい経験をさせてもらいました!

では、私の初のフルマラソンをちょっと振り返ってみますので、興味のある方だけ付き合ってくださいね。

初のフルマラソンがスタート!

スタートは静岡市葵区の静岡市役所で、近くにある駿府城公園が出場選手の手荷物預かりや待機場所になってきます。

まだスタートから1時間以上も前なのでやや閑散としていますが、その後続々と選手が集まり、ウォームアップを始めたり記念撮影をしたりとみなさん余念がありません。

私もその姿を見て徐々にテンションが上がってきます。

そして駿府城公園の堀の周りの周回路で待機。

持ちタイムの速い順からAブロック、Bブロックと並び、初出場の私は最後尾のFブロック最前列に並びます。

スタート前は緊張するのかと思っていましたが、周囲のランナーさんとおしゃべりをしながら楽しくスタートを待つことになりました。

最後方のFブロックは私みたいな初心者が多いと思いきや、聞いてみると県内外のさまざまなマラソン大会にエントリーするランナーばかり。意外にもフルマラソン初参加が少ない?

その列が徐々に前方に動き出し8時20分、トップ集団がスタートを切るも、私たちはまだスタート地点まで数百メートル後方でゾロゾロ歩き。

お堀の周回路を後にして、スタート前の広い道路に出ると、ご覧の通り圧巻の景色が広がります。

いやー、テンション上がる↑↑

そしてトップがスタートしてからちょうど10分後に私もスタート!

スタートラインから隊列も一斉に走り出し、沿道からはみなさん口々に、

「いってらっしゃーい!」

の声援。

「清水に向けて行ってきまーす!!」

心の中で叫びます。

【-5km】観客の声援がこの上なく気持ちいい!

北街道に入っても沿道の観客は途切れることはなく、5年ぶりの静岡マラソンをみなさん心待ちにしていたのでしょう。

そして流通通りに入るとさらに多くの観客が私たちランナーに、

「頑張ってー!」

と口々に声援を送ってくれます。

中にはうちわや横断幕でメッセージをくれたり、被り物で私たちを楽しませてくれる方も。

日々のランニングはもちろんのこと、日常生活でもこんなに声援を贈られたことはない。

思い起こせば・・・野球に明け暮れた学生時代以来。

いやー、最高の雰囲気ですね!

気持ちいい〜!!

スタートから5kmまでのスプリットタイムと心拍数がこちら。

周囲のランナーにつられてペースは想定よりも速いのですが、練習で何度も走っている距離なのでまだまだ余裕です。

【5-10km】観客の声援で息切れを感じず順調なペースを維持

レースは5km地点を通過し、やや細い道を通りながら麻機街道に。途中会社のMさんが応援してくださりました、ありがとうございます。

Apple Watchで心拍数を確認するとやや上がってきましたが、まったく息切れを感じません。

おそらくこの声援のおかげ。まだまだ沿道の方の声援を楽しみながら笑顔で走れています。

いやー、マラソン大会って楽しいですね。

城北公園の地点が10kmですが全然余裕!

第3給水所も通過し、ノンストップ作戦で前方の方を何人もオーバーテイクしながら先に進みます。

【10-15km】後方から大きな声が!?ロンブー亮さんとニアミス!

10km地点を通過したあたりから何やら観客の方の様子がおかしい!?

その異変は浅間神社の角を曲がったあたりからさらにおかしくなり、どうやら私の後方に目が行っている様子。

そういえば、先ほどから後方で大きな声で、

「ありがとー、ありがとね!」

と言っているランナーがいます。

程なくして隣のランナーが後方を向き、スマートフォンを取り出して、

「ファンです!頑張ってください!!」

へっ??

私も振り向くと、金髪の・・・へっ!?ロンブー亮さん??

ゲストランナーで参加されているとは知っていましたが、まさか私の後ろを走っていたとは・・・驚きました。

「ファンランはまっすぐでフルマラソンは右ですね!」

と大きな声で周囲に気遣いながら、私の脇を抜けていくロンブー亮さん。

私も大慌てでスマートフォンを取り出し、後方からパチリッ!

十数km走ってきたのに疲れを見せずこの声量。テレビの人の体力の声の圧力に驚くばかり。

本通りに出ると元部下のNさんやMくんなど、みなさんから温かい声援をいただきました。

練習でも走ったことのない距離でしたがチカラが漲りました。本当にありがとうございます!

15kmまでのスプリットタイムはこちら。ちょっとペースが落ちてきましたが想定したタイムです。

この頃は十分に余裕があり、完全にゴールは出来るものだと思っていましたが・・・。

【15-20km】いつも走り込んでいる道だがやや疲れが・・・

本通りから番町通りに入り安西通りに。このあたりは地元からも近く何度も走り込んでいる道です。

誰か知っている人と会えないかな、などと沿道を見ながら走っていましたが、誰にも会えず。

うーん、宣伝が足りなかったか・・・。

そして安西通りから外れて安倍川の土手への登り坂に差し掛かると、呼吸が荒くなってきました。

ここまでまったく呼吸が苦しいとは思わなかったのですが、毎朝走っている土手なので現実に引き戻されたのでしょうか? 17km走ってきた疲れがドッと押し寄せてきたようです。

ただ、まだまだ大丈夫。第6給水所でこの日初めて水を飲み復活です。

いつもはもちろん歩道しか走れない安倍川橋の車道を走り用宗街道に入ると、沿道の方の『ハーフ地点はもう少し』の文字でテンションは持ち直しました。

沿道の方に本当に助けられています。

【20-27km】ハーフ地点を通過 徐々に疲れが襲い万事休す

安倍川西岸の土手を登り20km地点を通過。

それまではトイレで並ぶ姿が見られましたが、隊列が長くなり徐々に待ちの列が短くなったので、ここで初めて足を止めてトイレへ。

そしてふたたび走り出すと何かおかしい。それまで止まることなく走っていたのですが、トイレ前で止まっていたのが悪かったのでしょうか。

そんな異変を感じながらも、土手を下りて東名高速のガードした手前でハーフ地点を通過します。

そのまままっすぐに走り和太鼓の応援に勇気をもらうも、足がさらにおかしい。

南安倍川橋手前の登り坂を駆け上がると、両足の太もも上部が攣ってついに歩いてしまいます。

この日は絶好の天気で南安倍川橋からキレイに富士山が見れたのですが、もうそれを撮影する余裕はないく、走り出すと数百mもしないうちにふたたび両太ももが攣り、走ったり歩いたりを繰り返すばかり。

それでもなんとか『海まで行く』という最低限の目標は達成しました。

25kmを過ぎたところの第9給水所でもらったあんぱんが美味しかったなあ。

その後も走っては攣るを繰り返し、26km付近で監視員のクルマが追い越して行き、ここで万事休す。

27.3kmの第5関門の通過タイムを1分ほど過ぎてしまったため、ここでリタイヤと相成りました。

いやー、残念!!

最後に

今回は『静岡マラソン2024』にエントリーし初のフルマラソンに挑戦しましたが、結果は27.3km地点でリタイヤとなりました。

敗因は日々の練習距離が短かったことと給水失敗だと分析しています。

冒頭でも書いた通り毎日走っていましたが、距離は2-3kmほどで休日でも10km。いわゆる中距離です。

休日はせめて20kmは走らないと、フルマラソンは走りきれないのだと思いました。

また前半はほとんど給水をしなかったのも敗因です。

気持ちよく走っていても汗で多くの水分が失われていたはず。それが後半の足の攣りに繋がったのだと思います。こまめに給水をしなければ5時間の長丁場は乗り切れないのだと痛感しました。

完走を目指していただけにこの結果は悔しいものでしたが、沿道の方々の声援は何にも変え難く、とても楽しく走ることができたことに感謝。いい経験をしました。

静岡マラソンの翌々日から練習を開始(朝ランから夜ランにしました)。

あの感動をもう一度、そして来年こそは完走を!

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

面倒ですがポチッとお願いします

自動車レースランキング

関連記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

156人の購読者に加わりましょう
よかったらSNSでシェアお願いします!



サーキットでの興奮をあなたに伝えたい
MOTORSPORT観戦記

サーキットは非日常を味わえる特別な空間です。そんな素晴らしいモータースポーツの世界を、ひとりでも多くの方に伝えたい・・・。そんな思いでMOTORSPORT観戦記と題し、記事に認めました。




3件のコメント

お疲れ様でした~。
頑張りましたね!!
私は走らないので、挑戦する人はすごいと思います。
来年こそは!!ですね(^^)/
確か同じ日に名古屋ウィメンズがあってテレビ中継を見ていたんですが、自分もちょっと走りたくなりました(笑)

tabisurueiyoushiさん、ありがとうございます。

そう、この日は名古屋ウィメンズマラソンも行われていましたね。

文中でも書きましたが、沿道の方から声援をもらいながら走るのって、とっても気もいいですよ!

走りましょ!

コメントを残す

ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。