人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

キヤノンRF35mm F1.8 IS STMが欲しい!

キヤノンからRFマウントのカメラやレンズが発表された。

まずはEOS R3。

まだ開発発表という段階だが、私が所有するEOS R5の上級機種で、さまざまな機能がブラッシュアップされているようだ。

DIGIC XのCMOSセンサーや瞳オートフォーカスはさらに高性能になり、防塵防滴性能はEOS 1D Mark Xと同等で、さらに縦グリップ一体型のボディは上級機種の証だ。

視線入力ファインダーは私が所有するEOS7では使い物にならなかったが、20年以上経った今、使える機能になったのか注目するポイントだ。

RFマウントレンズも3本を発表。

モータースポーツを撮影するカメラマンとしては、RF400mm F2.8L IS USMとRF600mm F4L IS USMは憧れのレンズで、いつかは所有したいと考えているが、軽自動車も購入できる価格だけに、買うのには相当な覚悟が必要だ・・・。

そしてもう1本のレンズはRF100mm F2.8L MACRO IS USMだ。

RFマウントレンズとしては初の本格的マクロレンズの発売になるのだが、その機能がすごい。

EFマウントレンズの中でも特に人気の高いEF100mm F2.8L MACRO IS USMのRFマウント版なのだが、最大撮影倍率が1.4倍というとんでもないスペックに度肝を抜かれた。

等倍マクロでも相当なスペックなのに、1.4倍とはどのような世界なのか・・・。

ぜひ使ってみたいレンズのひとつだ。

そんな魅力的なカメラやレンズが発表されたが、私が今一番欲しいのはRF35mm F1.8 IS STMだ。

なんでこのレンズが欲しいのか・・・。

その理由は、近年1/43の小さなミニカーを、『ミニカーで振り返るレーシングマシン』と題して、いかに実車のように写せるかを試行錯誤しながら撮影している。

現在レンズはEF24-70mm F4L IS USMやRF24-105mm F4L IS USMで撮影しているのだが、ミニカーを画角一杯に写そうとすると、テレ端の70mmや105mmでの撮影になり、多少の圧縮効果が発生してしまう。

それによりマシンはずんぐりむっくりに見えてしまい、実車のような迫力がイマイチ表現できないのだ。

やはり、ある程度広角域で撮影しないと実車らしい写真にはならない。

かといってズームをワイド側に合わせても、接写ができないので迫力は出ない・・・。

そこでハーフマクロのRF35mm F1.8 IS STMを使い接写することにより、パースが強調された迫力あるマシンを表現できるのではないかと考えているのだが・・・。

またこのレンズはデュアルセンシングISを搭載し手ぶれ補正効果は5段分あるので、三脚を使用せず手持ちでのミニカー撮影も可能になるかもしれない。

そして何よりRF35mm F1.8 IS STMは、大きさがかなりコンパクトなのも嬉しいポイントだ。

RFマウントレンズで現在唯一所有するのはRF24-105mm F4L IS USMの1本のみで、このレンズをEOS R5に装着すると相当な大きさになり、気軽に持ち運ぼうとは思えず、待ち出す際には「今日は撮影するぞ!」とかなり気合を入れて持って出るのが常だ。

しかし全長62.8mmの短いこのレンズならば、バッグに忍ばせて出かけることも可能になる。

価格は6万円強のお手軽レンズなので、失敗しても売ってしまえば大きな打撃にはならない。お世話になっているカメラのキタムラネットショップには在庫があるらしい・・・。

うーん、買うかどうしようか現在思案中・・・。

誰か背中を押してください・・・。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。