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BMWザウバー F1.08 BMWザウバー唯一のF1優勝マシン【ミニカー#7】

モータースポーツ中毒者のぴぴと申します。

この企画は、私のミニカーラインナップから1台をピックアップして、紹介していきます。

BMWザウバー唯一の優勝マシン

今回紹介するBMWザウバーF1.08は、F1チームBMWザウバーが2008年のF1グランプリを戦ったマシンです。

BMWザウバーは、2005年6月にBMWがF1チームのザウバーを買収して誕生したチームで、2006年から参戦し2009年にBMWが撤退し元のザウバーに戻り、現在もF1に参戦しています。

最近F1ファンになった方にとっては、ザウバーとは随分レアなマシンを取り上げるなぁと思うかもしれませんが、10年ほど前のザウバーはトップを争うチームで、2018年現在でいうとレッドブルぐらいの実力でした。

そして今回紹介するF1.08は『ザウバー→BMWザウバー→ザウバー』と変化したチームの歴史の中で、現在唯一の優勝マシンで、後年ラリー参戦時の事故でF1から退いた、ロバート・クビサにとっても唯一の優勝でした。
※ロバート・クビサは2018年にウィリアムズのリザーブドライバーとしてF1にカムバック。今後の活躍に期待したい。

近年はテールエンダーの一角を占めるザウバーですが、F1.08はザウバーが一番輝いていた年のマシンです。

ミニカー紹介

今回撮影に登場するミニカーを紹介します。

BMWザウバーF1.08 #5 ロバートクビサ

デアゴスティーニ『F1マシンコレクション』第45号、『IXO』製です。

フェラーリ248F1 #5 ミハエルシューマッハ

マテル製の通常ラインナップのモノで、翌2007年に手に入れ現在は絶版です。

ホンダRA106

デアゴスティーニ『F1マシンコレクション』第39号、『IXO』製です

撮影

それではBMWザウバーF1.08を撮影していきます。

今回もテーマはもちろん『実写のように撮る』です。

この2008年までF1マシンは、リヤウイングの全高が非常に低く、低重心のF1らしいフォルムですね。

フロントウィングもかなり小ぶり、2009年以降はレギュレーションでかなり大きくなりちりとり型ウィングと比喩されました。

V型8気筒2400ccノーマルアスピレーションのBMW P86/8エンジンは驚異の19000回転! 現在のターボエンジンとは全くもって別の音を奏でます。

マシンの其処彼処に整流板がついているのも、この頃の特徴です。

以上、BMWザウバーF1.08を撮ってみました。

撮影秘話

今回、BMWザウバーとともに撮影に登場したマシンは、2006年製フェラーリ248F1と同じく2006年製ホンダRA106。

なぜBMWザウバーF1.08と同じ、2008年製のF1マシンを用意しなかったのか疑問が残りますよね。

その答えは・・・ 老眼のせいでBMWザウバーF1.06(=2006年製)に見えたからです・・・。

撮影の後気づきました・・・。

年には勝てないミドルフォーティーのぴぴさんでした。

最後に

先ほど書いたとおり、この年までのF1マシンは整流板やフィンが其処彼処に散りばめられ、フロントウィングの三次元処理や低く構えたリヤウィングの造形など、いかにも空力マシンというスタイルで、私個人的にはF1史上有数のかっこよさだと思います。

その中でもBMWザウバーは、当時のF1チームの中でも最高規模を誇る風洞設備を有し、F1.08の空力は他のチームを寄せ付けなかったと記憶しています。

その空力パーツの様子が、今回取り上げたミニカーをご覧いただき、理解いただけたかと思います。

まあ、1/43のミニカーでは空力パーツがだいぶもっさり・・・ これを再現するのは非常に難しいんでしょうが、非常に努力してくれているのが伺えますね。

ところで今回は、ミニカーが一瞬でもホンモノのBMWザウバーF1.08に見えたでしょうか?

ん〜・・・難しいっ! 次回こそは頑張ります!

以上、今回はBMWザウバーF1.08のミニカーを実写に見えるよう挑戦してみました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。