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【2022年F1開幕戦バーレーンGP】フェラーリ1-2フィニッシュで古豪完全復活!

今年もF1が開幕した。

さて2022年はどのチームが速いのか、プレシーズンテストで三味線を弾いていたチームはあるのか、と開幕戦は特に楽しみで仕方がない。

特に今シーズンはマシンレギュレーションが大きく変わったため、昨年までのマシンの優位性は無くなる。

となると、下位チームの下克上も!?

そう、私たちF1ファンは2009年のことを覚えている。

あの前年まで下位チームだったブラックリーのチーム(ホンダ→ブラウンGP)が、レギレーション変更により大躍進してチャンピオンを取ったことを。

そして、前年まで中堅チームだったレッドブルが、その後4連覇を果たしたあの時のことを覚えているのだ。

あの経験から今年も何かが起こると思っていたが・・・。

やっぱり今回も大きなシャッフルがあった。

フェラーリとそのパワーユニットを使うアルファロメオ、ハースの躍進。そしてメルセデスの低迷。

ということで今回は開幕戦のバーレーングランプリについて、思ったことを書いていく。

2022年開幕戦バーレーングランプリの決勝結果

まずは2022年開幕戦バーレーングランプリの結果をどうぞ。

順位ドライバーチームポイント
1シャルル・ルクレールフェラーリ26
2カルロス・サインツフェラーリ18
3ルイス・ハミルトンメルセデス15
4ジョージ・ラッセルメルセデス12
5ケビン・マグヌッセンハース10
6バルテリ・ボッタスアルファロメオ8
7エステバン・オコンアルピーヌ6
8角田裕毅アルファタウリ4
9フェルナンド・アロンソアルピーヌ2
10周冠宇アルファロメオ1
11ミック・シューマッハハース0
12ランス・ストロールアストンマーティン0
13アレクサンダー・アルボンウィリアムズ0
14ダニエル・リカルドマクラーレン0
15ランド・ノリスマクラーレン0
16ニコラス・ラティフィウィリアムズ0
17ニコ・ヒュルケンベルグアストンマーティン0
18セルジオ・ペレスレッドブル0
19マックス・フェルスタッペンレッドブル0
NCピエール・ガスリーアルファタウリ0
※完走扱い

フェラーリが『オレたち』発動せず見事1-2フィニッシュ

出典:FIA公式サイト

フェラーリ1-2フィニッシュで開幕戦優勝

いやー、興奮したぜ。

フェラーリの優勝は2019年第15戦シンガポール以来(ベッテルとルクレールの1-2フィニッシュ)。そして開幕戦優勝は2010年のベッテル以来の快挙らしい。

川井ちゃんが言ってたから間違いない。

ちなみに川井ちゃん、歴史についてはあまり詳しくないと数年前言っていたが、今宮さんが亡き今その役目を受け継いだのか、今回は実況の堀池アナにやたら歴史の問題を出していたのが気になった(笑)。

レギュレーション変更で、他のマシンとは大きく異なるデザインのマシンを誕生させた名門。

その発表会での第一印象はムチャクチャカッコいい!と感じたが、同時に他のマシンと全然違うデザインだったから今年は大外しかと思っていた。

しかし走ってみたらプレシーズンテストでタイムシートの上位を独占。

そして開幕戦でもこの快挙!

カッコよくて速いマシン、最高だぜ!

やっぱりこのチームが速くないとF1は盛り上がらないよね。

でもね、『オレたちのフェラーリ』が発動しないか最後までドキドキしてた。

ちなみにオレたちのフェラーリとは、首脳陣がドライバーを管理できず、あり得ない戦略ミスで順位を落とすこと。

最後にガスリーがマシンとを止めてセーフティカーが出た時には、『オレたち』発動か?と本気で心配した。

が、落ち着いて最後のタイヤ交換を行い、無事フィニッシュ。

まだ1戦のみだが、今年のF1はフェラーリが中心に進みそうだ。

レッドブル全滅

いや、でもレッドブルも速かった。

予選Q2までは特に盤石だった・・・。

予選Q1、Q2は、他のマシンが出る前に早めにコースインし、確実に上位のタイムをたたき出しQ3に備えた。

よほど自信があったのだろう。

しかしQ3ではフェラーリのルクレールにわずかに先行され、フェルスタッペンはかなり不服な表情を見せていた。

まあストレートラインスピードが速いので、今回は決勝重視のセッティングなのだろうと思っていたのだが・・・。

しかし決勝でもルクレールが速く、フェルスタッペンは1周あたりコンマ数秒ずつ置いて行かれる。どうもブレーキの発熱に苦しんでいるようだ。

ピットインでブレーキが冷やされた後の数周は速かったため、おそらく決勝スピードはレッドブルもフェラーリに負けていなかったと思う。

そのレッドブルに悪夢が襲う。

終盤にステアリングが重いと訴え、その後リタイヤ。

どうやらリタイヤの原因は燃料ポンプが原因で、ステアリングの問題はトラックロッドが曲がっていたことが原因らしい。

終盤にはペレスも燃料ポンプが原因でリタイヤと、レッドブルは開幕戦をなんとノーポイントで終えてしまった。

プレシーズンテストでは大きなトラブルが無かったのに、開幕戦で信頼性の問題が初めて顕になってしまった。

ただ速いマシンがシーズンが進むにつれて追い上げていく姿は見ていて楽しいので、まあハンディと考えよう。

角田裕毅が8位フィニッシュで見事入賞

レッドブルの2台がリタイヤ(リザルト上は完走扱い)しガスリーもマシンを止めた中、ホンダ製パワーユニット勢もといレッドブルパワートレインズパワーユニット勢(長いっ!)でひとりポイントを獲得したのが我らが角田裕毅。

フリー走行3回目を走れずその余波で予選Q1落ちになってしまったが、昨年の課題の一つだったスタートを成功させ5台抜き。

その後も安定したペースでレースを進める。

そして上位勢が倒れるラッキーもあったが、昨年の開幕戦9位を上回る8位でレースを終えた。

昨年はレース中に凡ミスもあったが、今回はそのようなミスもなくレースペースも良かった。

今年は将来が決まるであろう勝負の2年目だが、良いスタートを切った。

ホンダが撤退した今シーズンだが、角田裕毅が活躍すれば今後の日本のF1人気は盤石だ。

ということで、是非とも今シーズンは結果を出してもらいたい。

メルセデス不調もしぶとく3位表彰台

プレシーズンテストで話題を振りまいたのがこのメルセデス。

2014年のパワーユニット時代突入以来トップをひた走ってきた最強チームだったが、プレシーズンテストでは特異なゼロポッドコンセプトのマシンを投入し注目を浴びたが、ポーパシングに悩みタイムは低迷した。

多くのファンはそれが三味線だと言ったが、シーズンが開幕した今回もラップタイムは上がってこない。

だが、それでも予選でフェラーリとレッドブルに次ぐ5番手グリッドを確保し、決勝ではレッドブルのペレスになんとか着いて行き、ラッキーもあったがフェラーリの2台に次ぐ3位表彰台を獲得した。

おそらくマシン性能は中段程度だろうと思う。

そんなマシンの性能を最大限引き出すあたりはさすが7度の世界チャンピオン、ルイス・ハミルトンだ。

そんなハミルトン、レース後のインタビューではフェラーリを称え、表彰台ではルクレールに笑顔でおめでとうを言っていた。

これが7度のチャンピオンの余裕か、その佇まいは貫禄が出まくっていた。

メルセデスはこんなところにいるチームではもちろん無い。

おそらくすぐには速くならないだろうが、中盤戦ごろにはフェラーリやレッドブルに追いつくことだろう。

そしたら3強の戦いが・・・今から楽しみだ。

フェラーリPU勢も好調

その他ハースやアルファロメオのフェラーリパワーユニット勢も好調だった。

フェラーリは今季新設計のパワーユニットを投入し、昨年対比で25馬力ほどパワーアップを果たしたらしい。

その中で今シーズン急遽代役出場が決まったハースのマグヌッセンが魅せてくれた。

なんと予選で7番手グリットを獲得し、決勝でもブランクを見せない走りで見事5位入賞!

昨年マシン開発を一切せず、今季のマシンにリソースを集中したハースだが、フェラーリパワーユニットの進化とともに相当なパフォーマンスアップが図られた。

そしてマグヌッセンの加入は、今シーズン大きな後押しとなるだろう。

そしてアルファロメオのボッタスも素晴らしかった。

予選で6番手を獲得するもいつものようにスタートを失敗。

しかししっかり追い上げて6位でフィニッシュするあたりはさすが。

2017年のメルセデス加入以来はハミルトンの影に隠れてしまっていたボッタスだが、そう元々速いドライバーだったのだ。

すみません、私忘れていました・・・。

それが今回の走りで思い出させてくれた。

まあ、スタートが下手なのとオーバーテイクが得意ではない(今回も角田裕毅をなかなか抜けなかった)あたりもボッさんの特徴なのだが・・・。

まとめ

ということで今回は2022年F1開幕戦バーレーングランプリを観ての感想を書いてみた。

名門フェラーリの完全復活とレッドブルの信頼性不足、そしてメルセデスの低迷と、今シーズンの力関係が見えてきた。

だがまだ1戦を終えたばかりで、次のサーキットに行けばマシンの特性がもっと見えてくるのかもしれない。ということで1週間後の次戦サウジアラビアグランプリも注目だ。

今シーズンのF1、楽しくなりそうだ!

最後に、「頑張れ角田裕毅!」

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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奥が深いモータースポーツ撮影の世界
MOTORSPORT撮影術

モータースポーツ撮影歴18年。腕に覚えは全く無いが、知識だけは豊富なワタクシぴぴが、レース撮影について偉そうに解説します。




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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。