人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

【2023年型F1マシン】ベストカラーリングランキング!

2023年型F1マシンが出揃いましたね。

といってもチームによってはレンダリング画像のみで、実車の公開はまだ先のようです。コピーが横行するF1界、やっぱりマシンの全容は実戦が近づくまで見せたくないのは心情なので仕方ありません。

でもスポンサーの手前カラーリングだけは完全に2023年型になっています。

そこで今回は30年以上F1を観てきた私が、独断と偏見と偏った美的センスで、2023年マシンのカラーリングの良し悪しをランキングにしてみたいと思います。

ちなみに2023年マシンと同時に前年2022年マシンの写真も載せておきますので、違いも確認してみてくださいね。

では第10位からいってみましょー!

【第10位】ハース VF-23

ハースVF-23(2023)
ハースVF-22(2022)
2022年F1日本GPにて

昨年に続き2023年も先陣を切って新車を発表したハース。

そんな今シーズンのハースはタイトルスポンサーのマネーグラムと契約してブラック基調のマシンに様変わりしました。

でも・・・やっぱりハースなんだよなあ。アメリカ的?大味なカラーリングなんだよなあ・・・。

ブラックとホワイトの間にレッドのラインが入っているけど、ピンストライプの細いラインならばいいんだけど、なんか太すぎる。

エンジンカウルとサイドポッドの間のバーコード風の処理。ここはグラデーションでしょ!?

ベタっとして繊細さがないハースのカラーリングは今年もダサいです。

ということで10位・・・残念!

【第9位】アルピーヌ A523

アルピーヌA523(2023)
アルピーヌA522(2022)
2022年F1日本GPにて

2月16日、全10チーム中最後に発表したのがアルピーヌの2023年型マシンA523です。

アルピーヌのブルーにBWTのピンクを大きく配したカラーリングコンセプトは前年がら踏襲。排熱ルーバー部分がカーボン地剥き出しになっているのがわずかな変更点でしょう。

BWTがフォースインディアのタイトルスポンサーになり2017年にマシン全体をピンク色に染めて登場した時、そのあまりの酷さに言葉を失いました。近年ではある程度目が慣れましたが、やっぱりピンクのF1マシンはダサい・・・。

アルピーヌA523(2023)開幕3戦仕様

さらに昨年同様開幕3戦は今年も全身ピンクに・・・。ルノーとしてはアルピーヌブランドを浸透させるべくチーム名を変えたのに、これではイメージダウンになってしまうのでは、と勝手に心配してしまいます。

まあ、個性的ということで一応9位にしておきます・・・。

【第8位】ウィリアムズ FW45

ウィリアムズFW45(2023)
ウィリアムズFW44(2022)
2022年F1日本GPにて

2月6日に発表したウィリアムズの2023年マシンFW45。

昨年までマクラーレンをサポートしていたガルフが、今シーズンからウィリアムズに鞍替えしたため、個人的には水色ベースにオレンジのガルフカラーを期待していたのに、ガルフのロゴはコクピット前方に小さくあるだけで期待はずれでした。

とはいえ、前年の至るところがカーボン地剥き出しのF4マシンのようなカラーリングから、今シーズンはサイドポッドがしっかりとウィリアムズのチームカラーに塗装されていてちょっとだけ安心。

調子に乗ってフロントウイングの前端にも水色の塗装をしているけど、ここって一番空力に敏感なところ。各チームここだけは塗装しないのに、いいの?

全体的なカラーリングは、色味を変えたブルーをベースに水色とレッドのアクセントで無難にまとめている感じ。

でもタイトルスポンサーが今年も無い!大丈夫かなあ。

【第7位】マクラーレン MCL60

マクラーレンMCL60(2023)
マクラーレンMCL36(2022)この後シーズン前にGoogleと契約

2月13日に2023年モデルを発表したのがマクラーレン。マシン名はMCL37ではなく一気に数字が飛んでMCL60。マクラーレンがF1に参戦してから今シーズンが60周年ということでこの名称になったとのことです。

個人的にはMP4/〇〇という名称が好きなんですが、まあプロジェクト4創始者のロン・デニスがチームを追われたので、この名前の復活はないでしょうね。

さて、今シーズンのマシンカラーですが、マクラーレンのチームカラーであるパパイヤオレンジは踏襲。また水色のアクセントも昨年同様です。

昨年のシーズン直前に契約したGoogleのロゴは、今シーズンもマシンに大きく掲げられています。

うーん、変わり映えしないなあ・・・。

個人的にはこのオレンジと水色のカラーリングはイマイチだと思います。このオレンジと水色が反転して2021年モナコグランプリの時のガルフカラーになれば一気に素敵になるのだけど・・・ガルフはウィリアムズに取られてしまって残念!

【第6位】レッドブル RB19

レッドブルRB19(2023)
レッドブルRB18(2022)
2022年F1日本GPにて

2月3日にニューヨークで新車発表をしたレッドブル。2026年からフォードとジョイントすることを発表して話題になりましたね。

そんなレッドブルの2023年型RB19のカラーリングは・・・どこも変わっていない??

よく見るとコクピット横のcitrixがROKTになったり、Haloにあった日本のPONOSのロゴがなくなっていたり、リヤウイングの翼端版のMobil 1のロゴが赤色ベースから濃紺に変わったり、まあ細かいスポンサーロゴは変更しているようですがまあ変わり映えがなく、全体的には2016年のRB12から採用するカラーリングコンセプトを今シーズンも踏襲しています。

デビュー時には斬新で最高にカッコいいと思ったこのカラーですが、今年で8年が経過してちょっとマンネリ気味。レッドブルさん、そろそろ新たなカラーリングコンセプトに変更しませんか?

あっ、前年の後半戦から復活したエンジンカウルのHONDAのロゴが今シーズンも掲げられているのは嬉しいですね。

次のページでは、2023年F1マシンのベストカラーリングトップ5を発表します!

面倒ですがポチッとお願いします

自動車レースランキング

関連記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

145人の購読者に加わりましょう
よかったらSNSでシェアお願いします!



サーキットでの興奮をあなたに伝えたい
MOTORSPORT観戦記

サーキットは非日常を味わえる特別な空間です。そんな素晴らしいモータースポーツの世界を、ひとりでも多くの方に伝えたい・・・。そんな思いでMOTORSPORT観戦記と題し、記事に認めました。




コメントを残す

ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。