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【2023年型F1マシン】ベストカラーリングランキング!

【第5位】アストンマーティン AMR23

アストンマーティンAMR23(2023)
アストンマーティンAMR22(2022)
2022年F1日本GPにて

2月13日に新車発表をしたアストンマーティンAMR23。

カラーリングは昨年のAMR22を踏襲していますが、エンジンカウル後方のブラック塗装が改められグリーンに。さらにシャークフィンの黄緑色のアクセントもやめ、全体がアストンマーティンのブランドカラーになりました。

多くのチームが塗装重量を軽減するためにマッド仕上げを採用する中、アストンマーティンはクリア塗装で発色がいいですねえ。

落ち着いたこのグリーンも個人的には大好き。あとは速さだけ・・・ですね。

【第4位】メルセデス F1 W14

メルセデス F1 W14(2023)
メルセデス F1 W13(2022)
2022年F1日本GPにて

メルセデスは2月15日に2023年型F1 W14を発表しました。

そのカラーリングは2年ぶりにブラックアロー復活。高級感と強さが垣間見えるブラックカラーは王者メルセデスらしくていいですね。

メルセデス F1 W14(2023)

ただし残念ながらついにメルセデスまでもクリア塗装をやめ、軽量化のためにマッド塗装に。さらにサイドポッドは塗装をせずにカーボン地剥き出し。まあこれもメルセデスの今年に賭ける意気込みでしょう。

カラーリングとは関係ありませんが、個人的には昨年のゼロポッドを今季も踏襲したのはいいですね。個性が失われつつある昨今のF1マシンに於いて、独自の空力処理がデザインに現れているのはやっぱり嬉しいのです。

【第3位】アルファタウリ AT04

アルファタウリAT04(2023)
アルファタウリAT03(2022)
2022年F1日本GPにて

2023年のカラーリングランキング第3位は、2月11日に新車を発表したアルファタウリAT04。

多くのチームが前年のカラーリングを踏襲する中、アルファタウリは4年目にしてかなりカラーリングを変更しました。

その大元がORLENのアルファロメオからの移籍。それまでアルファタウリのカラーリングはホワイトと濃紺のシックなカラーリングが特徴でしたが、それにORLENの鮮やかなレッドが加わりイメージが変わりました。

またフロントウイングの翼端版にはFLEXROXのロゴもオレンジにカラーリングしていて、ちょっとしたアクセントになっています。

また昨年は濃紺とホワイトの塗り分け部分に細いラインが入っていましたが、今シーズンは撤廃。個人的にあのラインがダサいと思っていたのでやめたのは正解です。

ノーズはホワイト一色。これに関してはもう少しだけ工夫があるといいと思いますが、全体的には今年もかなりいい感じのカラーリングです。

【第2位】アルファロメオ C43

アルファロメオC43(2023)
アルファロメオC42(2022)
2022年F1日本GPにて

第2位は2023年マシンのC43を2月10日に発表したアルファロメオ。

今シーズンはオンラインカジノのStakeとスポンサー契約を結び、昨年までホワイトだった部分が濃いガンメタリックに変更。だいぶ引き締まった印象に様変わりして超カッコいい!

また細かい部分ですが、アルファロメオのグリーンのクローバーマークはホワイトのブランドロゴに変更されています。

マッドではなくクリア塗装を踏襲しているのもいいですね。

アルファロメオとのスポンサーシップを2023年末で終了するザウバー。今シーズンアルファロメオとして最後のシーズンは最高のカラーリングとともに好調だった昨年を上回る成績を期待したいです。

【第1位】フェラーリ SF-23

フェラーリSF-23(2023)
フェラーリF1-75(2022)
2022年F1日本GPにて

2023年のカラーリングランキングで堂々の1位に輝いたのが、2月14日に新車SF-23を発表したフェラーリ。

例年思考を凝らしたマシン名にするフェラーリですが、今シーズンは拍子抜けするほど平凡な名前でしたね。

さて、そんなSF-23は好評を得た昨年型F1-75を踏襲したカラーリングでしたが、各所でブラッシュアップされ洗練されました。

まずブラック部分がノーズサイドやHalo中央部の付け根、シャークフィンやサイドポッド中央部までより広範囲になりました。ただ前後ウイングの翼端版は逆にレッドになっています。

レッドの色味は発表会ではライトにかなり照らされているので明るく見えますが、昨年の深紅を踏襲しているものと思われます。

そして昨年型のタイヤフィンやカーナンバーなどにアクセントとして使われていたイエローが今シーズンから廃されました。カーナンバーはホワイトになっていますね。

リヤウイングにはFerrariのロゴがあるようで、これもいい感じ。

フェラーリSF-23(2023)

今回はカラーリングに注目して書いていますが、ちょっと脱線。フェラーリ独自のサイドポッドの窪みがSF-23でも採用されたのは実に嬉しい。

スリットはやや大きくなりましたが、この3D形状最高じゃないですか?

カラーリングがさらに洗練されたフェラーリ。今シーズンこそ王者奪還を!

でも・・・ノーズサイドのブラック塗装がフェラーリ643(1991)のようで、あの頃の悪夢が脳裏を駆け巡ってきました・・・。

まとめ

今回は2023年型F1マシンの発表に合わせ、私の偏った美的センスの下にランキング形式でベストカラーリングマシンを決めてみました。

マシンの空力デザインが大変革した昨年から、マシン形状とともにカラーリングも昨年から踏襲しているのが今シーズンの特徴。

もちろんフェラーリも昨年のカラーリングを踏襲していますが、より洗練され、より1980年代や1990年代を彷彿とさせるようになりました。

F1ブーム世代の私としてはそれが何よりも嬉しくて・・・おじさん達も同じでしょ?

そんな保守的だった今シーズンのカラーリングの中に於いて、大きく変更したのがハース、アルファロメオ、アルファタウリの3チーム。

これらはタイトルスポンサーの変更が要因ですが個人的には、

  • アルファロメオ → 大成功!
  • アルファタウリ → 大成功!
  • ハース→ → 失敗

こんな印象です。

そして過去(といっても2年前ですが)のカラーを復活させたのがメルセデス。

メルセデスのレーシングマシンといえば伝統のシルバーアローですが、個人的にはあのブラック塗装の時代が一番好き。復活は大歓迎です。

ということで今回は以上。最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。