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【観戦記】2023年F1日本GP① GPスクエアを埋める無数のファン!ファンゾーン編

今年のF1日本グランプリ、盛り上がりましたね。

土曜日が秋分の日だったこともあり、予選日から昨年を上回るとんでもないファンの数。佐藤琢磨選手を応援しに毎年観戦に出かけた2000年代の頃のような多くの観客で賑わいました。

やっぱり日本グランプリは日本のモータースポーツの祭典。こうでなくっちゃね!

ということで、今回から数回に渡り、とんでもなく盛り上がった2023年日本グランプリの観戦記を書いていきますので、どうぞお付き合いください!

鈴鹿到着!

本日は9月23日土曜日。F1日本グランプリの予選が行われる日です。

私はこの土曜日からの観戦。朝5時に静岡市の自宅を出発します。

東名阪自動車道を走り鈴鹿インターチェンジに近づくと断続的な渋滞。コロナ禍が明けたせいか、それともアルファタウリのエースドライバーとして凱旋する角田裕毅選手への期待からか、昨年よりも明らかに渋滞が酷い。

今年の鈴鹿は多くの観客で賑わうことは、この時点から予測ができました。

鈴鹿インターチェンジを降りた後はさらに渋滞が酷くなり、予約しているみそのモータープール臨時駐車場に到着したのは9時を過ぎていました。

みその駐車場からだと逆バンクゲートが近いのですが、やっぱりメインゲートから入場。

メインゲート近くの交差点では、毎年恒例F1ドライバーの出勤を狙うファンの群れ。これぞ日本グランプリの光景ですね。

そして駐車場にはこんなハイエースも。まさにここは日本F1の聖地なのです。

ということでメインゲートに到着。今年も私のF1日本グランプリが始まります。

ゲート先のエントランスには昨年同様に20人のF1ドライバーのパネルが展示。ファンは自身の贔屓のドライバーとともに写真を撮ります。

やっぱり人気はマックス・フェルスタッペン選手と角田裕毅選手。シャルル・ルクレール選手やフェルナンド・アロンソ選手も多くのファンが群がってしました。

エントランス先のこの場所は私の大好きなポイント。

空には雲がかかっていますが、今年の鈴鹿は土日ともに晴れ予想。雨に祟られた昨年のようなことはありません。

ミニカーショップではすでに④角田裕毅選手モデルが完売・・・まだ開園から1時間足らずなのに。

③デ・フリーズ選手??あぁ、バーレーングランプリ仕様なのね。

サーキットが近づくにつれて気分は高揚。ファンも皆大はしゃぎです。

そしてやってきました、GPエントランス!

HRCブースに4台のF1マシン!

サーキットエリアに入場すると、へっ?何?この人の数??あーなるほど、GPスクエアメインステージから続くファンの群れでした・・・。

本日は祭日ですが、予選日だというのにとんでもないファンの数に圧倒。

うーん、この場所だとステージが見えないばかりか、デッカいモニターすらも観づらい。仕方ない、まずはホンダ(HRC)ブースを覗いてみることにしましょう。

ホンダブースにはホンダパワーユニット搭載マシンが渋滞中。昨年は2台のみの展示でしたが今年はなんと4台ものF1マシンが飾れていました。

通常レーシングマシンは縦置きや斜め置きが基本ですが、近年のF1マシンは全長がとんでもなく長いのでその置き方だとブースの屋根下を占拠してしまいます。

なので今回は平行に・・・でも、かなり無理して置かれていますね。

それでは1台ずつ見ていくことにしましょう。

まず一番目立つ場所に展示してあったのが2022年のチャンピオンマシン、レッドブルRB18です。カーナンバー1が燦然と輝いていますね。

このマシンのパワーユニットはRBPT製ですが、ご存じ基本的にはホンダ製です。

これってホンダ所有?それともレッドブルからの借り物??

その奥に展示されていたのがマックス・フェルスタッペン選手初のタイトル獲得マシンであるレッドブルRB16B。ホンダ製パワーユニット搭載マシンです。

昨年はありがとう号でしたが今年は通常バージョン。極細のノーズが特徴的なマシンでしたね。

これは昨年も展示していた角田裕毅選手の2021年アルファタウリAT02です。

リヤには『ありがとう』の文字が入り、トルコグランプリ仕様のマシンパッケージだとわかりました。

4台目は懐かしいトロロッソ時代の2018年STR13。レッドブルグループとホンダの歩みは、このマシンから始まった記念すべきマシンです。

その他ホンダ製パワーユニットも展示されていて、今年のホンダブースは超豪華でした。

GPスクエアメインステージにF1ドライバー登場!

そんなホンダブースを目を凝らしながら見学していると、後方から女性の黄色い声援が!

なるほど、ホンダブースのすぐ奥にあるステージ上にフェラーリの二人が登壇。おそらく声援はシャルル・ルクレール選手に向けられていたのでしょう(カルロス・サインツ選手の顔面偏差値も相当なもの?)。

この場所、特等席かも。。。

もちろん凝視しているとスタッフから注意されるし、何より後方までぎっしりのファンの方に悪いので、1枚だけパチっと撮影して退散。

次はレッドブルの二人が来るらしいので、もう我慢できない。かなり後ろになりますが、リアルタイムで見たいっす。

ということで最後尾で観覧。

マックス・フェルスタッペン選手とセルジオ・ペレス選手が登場するとファンは大声援。2人は遠く彼方でしたが、この雰囲気を味わえただけでもよかったです。

GPスクエアには今年も角田裕毅選手のパネルが設置され、ファンは彼とともに記念撮影をしています。

そして今年で引退するアルファタウリのフランツ・トストさんのパネルも。角田選手を見出し育ててくれてありがとうございました。

レッドブルブースでは今年もドスの効いたラップが流れ、

フェッラーリシャンパンは今年も健在。

私は黒豚やきそばと大分からあげで空腹を満たします。

それにしても今年は観客が多いなあ。そして外国人のファンの数もとんでもなく多かった。

コロナ明けだから?それともアメリカでのF1人気の高まりから?いや、円安の影響で外国人が日本に来やすくなったからでしょう。

さあ、カメラマンエリア入場用のビブスを頂き、FP3に向けて出陣です。

ということで、今回は以上。次のページではヘアピンに向かいFP3観戦の様子から書いていますので、興味のある方は下記のボタンからどうぞ。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。