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【観戦記】2023年F1日本GP② ヘアピンで1年ぶりにF1マシンと再会!FP3編

今回も引き続き2023年F1日本グランプリの観戦記です。初めからご覧になりたい方は、下記のバナーからどうぞ。

前回は土曜日のGPスクエアの様子をご覧いただきましたが、今回はフリー走行の3回目。本日が初日の私にとっては、このセッションが1年ぶりのF1マシンになります。

人で渋滞!?土曜日から大混雑のグランドスタンド裏からヘアピン席までの道のり

それではグランドスタンド裏のGPスクエアからヘアピンまでの大混雑の様子をご覧ください。

こちらが最終コーナー付近。土曜日から多くのファンで賑わっています。

上にはバイクのジェットコースターが伸びていて、終始女性の悲鳴が・・・なんで怖いとわかっているのに乗るのか、私には意味がわかりません。

シケイン裏には多くの出店があり、11時前だというのにすでに行列が始まっています。

F1開催時には鈴鹿サーキットの至るところにこのようなお店があり、全国の様々な食が楽しめます。それを楽しむのもF1観戦の醍醐味のひとつですね。

こちらは格安の西エリア券で入場できるPエリア。1万円で入場できる席指定のないこのエリアは人気が高く、ご覧の通りすでに満席です。

高速で駆け抜けるF1マシンを堪能できる130R内側のG席です。

そのG席の裏側はこんな感じで、まだまだ人の波は収まりません。そして外国人さんが多い!

ヘアピンのカメラマンエリアは最高の観戦場所!?

そしてやっとの思いでヘアピンに到着。F1マシンだと1分半で周回する鈴鹿サーキットですが、この混雑の中、徒歩では30分ほどかかってしまいました。

ちなみに私が今から撮影するヘアピンのカメラマンエリアは写真の中央、I席スタンドの右側です。

チケット販売数が少ないためご覧の通り人はまばらで、ゆったりと撮影・観戦できるのがこのチケットの魅力です。

ただね、本当はあそこで撮影をしたかったのです。

I席スタンドの前にあるこの場所。

ヘアピンプラスと呼ばれるこの場所は、1日限定50人のみのプラチナチケット。私は今年も惨敗でした。

羨ましい50人のカメラマン、存分に楽しんでください・・・。

FP3を前に角田裕毅がサプライズ登場!場内のファンに向けてメッセージ

FP3が始まる直前、なんと角田裕毅選手が場内カメラに登場。鈴鹿のファンに向けてメッセージを伝えてくれました。

多くのファンが彼を応援する母国グランプリ。FP3直前できっと大切な時間なのにもかかわらず、ファンに答えてあげようという寛大な計らいに感謝です。

今年も精一杯応援するから、ポイントを・・・いや、最後まで走ってもらいたい。

FP3開始!

さあ、今年初めてのF1撮影、存分に楽しんでいこう。

フリー走行3回目が開始される11時30分。さあ、F1マシンが・・・来ない??金曜日にある程度セットアップが固まったのか、セッションが開始されてもなかなかマシンがコースインしません。

そんな中、最初に飛び込んできたのがフェラーリの2台。

鈴鹿にフェラーリパワーユニットが鳴り響きます。

やっぱり、いつの時代フェラーリは特別。深紅のカラーリングが私たちを魅了します。

マクラーレンも出てきました。今回の鈴鹿でレッドブルに次いで調子がいいウォーキングのチーム。

日本でも若いファンが増えたとはいえ、現在でも鈴鹿のファンの中心はF1ブーム世代。近年はアメリカ資本であの頃とは違いますが、セナ選手の時代から鈴鹿でのマクラーレンは特別なのです。

マクラーレンが出てくると他の各チームがもコースイン。

我らが角田裕毅選手もコースも登場。スタンドのファンは大きな声援で彼を迎え入れます。

前戦シンガポールで投入されたサイドポッドを中心とした新パッケージのエアロ。ここ鈴鹿で真価が問われます。

頑張れ角田くん。

チームメイトのリアム・ローソン選手も来ました。

今年はスーパーフォーミュラで大活躍をみせる期待の新人。

今年4月にすでに鈴鹿を走っているローソン選手ですが、F1では勝手が違うのかヘアピン入り口でフルブレーキングして白煙を上げてしまいました・・・。

ウィリアムズはシンガポールグランプリから採用された3戦限定のガルフカラーを日本でもお披露目。

正直以前マクラーレンで採用されていたオレンジと水色のカラーリングは好きではなかった(ガルフカラーのモナコグランプリは別)が、水色部分がベースになるとこうもカッコよくなるのか。それともモータースポーツシーンに於いてガルフだけは別格の存在感があるからか。

3戦限定ではなく、ずっとこのカラーで走ってもらいたいです。

今年話題のフェルナンド・アロンソ選手のアストンマーティンも独特のオーラで私たちを魅了します。

2016年のレッドブル以来近年のF1マシンはクリア塗装をケチって艶消し塗装になりましたが、アストンマーティンはピカピカのクリア塗装を踏襲しているとこ、好きです!

そんな中艶消し塗装の雄、レッドブルが登場。このマシンだけは艶消しが似合うんだよなあ。

タイヤケチケチ作戦を敢行中なのか、なかなかコースインしなかった王者マックス・フェルスタッペン選手。

オーラは別格。ここ鈴鹿でも人気は絶大でヘアピンのファンも彼に大声援を送ります。

21周という他のマシンよりも少ない周回ながら、このセッションもしっかりとトップタイムをマークしました。

オーラではマックス選手にも引けを取らないルイス・ハミルトン選手。

メルセデスがブラックになったのが2020年。その後2022年に一旦シルバーアローに戻したので、ブラックアローカラーのメルセデスが日本に登場するのは今回が初めてですね。

いやー、カッコよすぎ!

ただね、シーズン途中からゼロポッドを諦めたのはちょっと残念。昨年見たあの個性的なデザインを続けてもらいたかったと個人的には思っています。

でも、メルセデス復活のためには致し方ない決断でしょう。

ということで、1時間のセッションはあっという間に終了。

結果はいつものようにレッドブルのマックス・フェルスタッペン選手がトップタイムをマークするわけですが、注目はマクラーレンの2位3位。この週末の活躍を予感させてくれました。

今回はここまで。次のページでは決勝グリッドを決める予選の様子を書いていますので、興味のある方は下のボタンからどうぞ。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。