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ドライバー固有カーナンバー制導入後のF1カーナンバーの推移(2014-2021)

2014年からF1で導入されたドライバー固有カーナンバー制は、近年のF1ルール改正の中では極めて素晴らしく、長くF1に定着しているドライバーに関してはカーナンバーをだけを見てドライバーがわかるようになった。

しかしF1ドライバーによっては1、2年で撤退した者も多く、「あのドライバーは何番を付けていたかな?」などと考える時もある。

また、たかだか導入から8年しか経っていないが、引き継がれている人気の番号もいくつかある。

そこで今回は、2014年以降に【1】から【99】までのカーナンバーを使用した、すべてのドライバーを見ていくことにしよう。

ドライバー固有カーナンバー制のルール

まずは2014年に導入された、ドライバー固有カーナンバー制についておさらいしてみよう。

2013年までのルールは、カーナンバー【1】を前年のドライバーズタイトル獲得ドライバーに、カーナンバー【2】をそのチームメイトに与えられ、カーナンバー【3】以降はコンストラクターズ順位によって与えられていたが、2014年はドライバーの希望する番号をFIAに提出し、番号が与えられるように変更された。

※競合した場合は前年のドライバーズ選手権の上位者に優先権があった

2015年以降に参戦したドライバーは空いている番号が選択できるが、以前に他のドライバーによって使用されていた番号は2年間の空白期間がないと使用できない。

また途中で番号を変えたい場合は、新規参戦ドライバーと同じルールで変更も許されている。

カーナンバー【1】については、前年のドライバーズチャンピオンに装着する権利があるが、自身の番号を継続して使用することもできる。

今回の表では上記のルールに則って、以下のように色分けしてみた。

  • 赤文字・・・2021年現在使用中
  • 青文字・・・2020年まで使用 当該ドライバーが復帰しない場合2023年から選択可能
  • 緑文字・・・2019年まで使用 当該ドライバーが復帰しない場合2022年から選択可能
  • 黒文字・・・2021年現在選択可能

カーナンバー【1】-【9】を付けたドライバー

長年フェラーリに付いていた【5】は2021年アストンマーティンに
2019年日本GPにて
No.ドライバー使用期間備考
1S.ベッテル20142015年5に変更
2S.バンドーン2017-2018
3D.リカルド2014-
4M.チルトン
L.ノリス
2014
2019-
5S.ベッテル2015-1から変更
6N.ロズベルグ
N.ラティフィ
2014-2016
2020-
7K.ライコネン2014-
8R.グロージャン2014-2020
9M.エリクソン
N.マゼピン
2014-2018
2021-

一桁のカーナンバーは一番人気が高く、2014年以来すべての番号が使われており、セバスチャン・ベッテルやキミ・ライコネン、ダニエル・リカルドなどのトップドライバーがこぞって使用している。

注目すべきはカーナンバー【1】で、この番号は前年のチャンピオンが唯一つけることが許されている番号だが、現在は使われていない。

それは、自身固有の番号を使うこともできるためで、2014年から2020年までに6回チャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンは【44】を継続して使用し、2016年チャンピオンのニコ・ロズベルグは引退し翌年のグランプリには出場しておらず、2013年のセバスチャン・ベッテルが2014年に付けて以来、空き番号になっている。

2021年現在一桁台のカーナンバーで空いているのは【2】のみで、その他では【8】を付けていたロマン・グロージャンが2020年をもってF1を離脱したため、彼が2022年シーズンまでF1に参戦することがなければ、2023年からフリーになる。

カーナンバー【10】-【19】を付けたドライバー

2021年アロンソの【14】が復活
2018年日本GPにて
No.ドライバー使用期間備考
10小林可夢偉
P.ガスリー
2014
2017-
11S.ペレス2014-
12F.ナスル2015-2016
13P.マルドナド2014-2015
14F.アロンソ2014-2018,2021-
15未使用
16C.ルクレール2018-
17J.ビアンキ2014永久欠番
18L.ストロール2017-
19F.マッサ2014-2017

ドライバー固有カーナンバー制は2014年に導入されており、レギュレーション上で前に付けていた番号を他のドライバーが引き継げるのは2年間使用しなかった場合のため、2017年以降にはじめて訪れることになるが、そのはじめてケースは【10】で、2014年シーズンを最後にF1を離れた小林可夢偉選手の番号をピエール・ガスリーが受け継いでいる。

西洋では不吉な番号として以前からF1で使用されていなかった【13】は、パストール・マルドナドが2014年に選択したが、1976年のディビナ・ガリカというドライバーが付けて以来38年ぶりだった。

フェルナンド・アロンソが2021年に復活し、カーナンバー【14】が2018年以来の復活となった。

【15】は、日本のファンにとってはレイトンハウスのエース番号として思い入れがあるが、2021年現在までドライバー固有ナンバー制では使用されていない。

【17】は、2014年日本グランプリで事故を起こし、その後亡くなられたジュール・ビアンキのカーナンバーとして、永久欠番になっている。

カーナンバー【20】-【29】を付けたドライバー

2021年の20番代は角田裕毅のみ
2018年スーパーGTサポートレース時代の角田裕毅
No.ドライバー使用期間備考
20K.マグヌッセン2014-2020
21E.グティエレス2014,2016
22J.バトン
角田裕毅
2014-2017
2021-
23A.アルボン2019-2020
24未使用
25J=E.ベルニュ2014
26D.クビアト2014-2017,2019-2020
27N.ヒュルケンベルグ2014-2020
28W.スティーブンス
B.ハートレイ
2015
2017-2018
46から変更
39から変更
29未使用

2021年からF1にデビューする角田裕毅選手は、カーナンバー【22】を選択したが、この番号は2008年にルイス・ハミルトンが、そして翌年にはジェンソン・バトンがこのカーナンバーで2009年にチャンピオンを獲得した幸運の番号。

日本期待の角田裕毅選手には、このカーナンバーをさらに大きな番号へとしてもらいたい。

ジル・ヴィルヌーヴやフェラーリが付けたカーナンバーとして、F1の歴史上もっとも偉大な番号である【27】は、2014年から2020年までニコ・ヒュルケンベルグが付けていた。

ヒュルケンベルグは2021年のドライバーとしてラインナップされていないため、もし彼が2022年までF1に参戦しなければ2023年以降はフリーになる。

私としては、その2023年にフェラーリのエースドライバーであるシャルル・ルクレール(フェラーリとの契約は2024年まで)が番号変更してくれたら、と願っているのだが・・・。

次のページでは、カーナンバー【30】から【99】を使用したすべてのドライバーを紹介します。

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奥が深いモータースポーツ撮影の世界
MOTORSPORT撮影術

モータースポーツ撮影歴18年。腕に覚えは全く無いが、知識だけは豊富なワタクシぴぴが、レース撮影について偉そうに解説します。




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ぴぴ
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。 一眼レフデビューは2001年頃、CANON EOS7(フィルム機)。腕に覚えは全くないが、年数だけはそこそこ長い。 【一眼レフ遍歴】 CANON EOS 7 → CANON EOS kiss N → CANON EOS 60D → CANON EOS 7D MarkⅡ → CANON EOS 5D MarkⅣ & SONY α7R Ⅲ 【所有カメラ】 CANON EOS 5D MarkⅣ SONY α7R Ⅲ SONYサイバーショット DSC-RX1R 【所有レンズ】 CANON EF100mm-400mm f/4.5-5.6L IS Ⅱ USM CANON EF70-200mm f/2.8L IS Ⅱ USM CANON EF24mm-70mm f/4L IS USM CANON EF50mm f/1.2L USM CANON EF85mm f/1.4L IS USM SONY FE24-105mm F4 G OSS