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冷たい朝ラーをカップ麺で再現!?『藤枝朝ラーメンカップ麺』

藤枝市の名物『藤枝朝ラーメン』。

冷たくサッパリとした日本そばのようなスープが特徴のご当地ラーメンだが、今回はそのカップ麺が登場したので、早々に買ってみた。

あの冷たいラーメンをカップ麺でどのように再現しているのか、そして藤枝朝ラーメンの元祖、マルナカの味がどれだけ再現されているのか?

マルナカ常連の私がしっかり比べてみるので、ぜひ最後までご覧ください!

朝ラーで有名な藤枝朝ラーメンとは?

藤枝の名物といえばサッカーと朝ラー。

へっ?朝ラーって何?

朝ラーとは朝ラーメンの略で、藤枝朝ラーと呼ばれている。

茶どころ藤枝では、新茶シーズンになるとお茶農家は夜明け前から仕事をする。その農家の方が仕事を終えて朝食にラーメンを食べる文化がある。

朝から油っこいラーメンなんて食べたくないよというあなた。いやいや藤枝ラーメンはあの油っこいコテコテラーメンではなく、サッパリしていて冷たいラーメンが特徴。

スープはラーメンのそれではなく、どちらかというと日本そばの麺つゆのようで、日本そば同様にわさびを混ぜて食べる。

藤枝市だけでなく、隣接する焼津市や島田市でも近年店舗が増えている藤枝朝ラーメンだが、その発祥の店は藤枝市志太にある『マルナカ』。

私もこの店が好きで、月に一度は通っており、当ブログでも極初期に紹介記事を書いている。

そんな朝ラーの藤枝ラーメンだが、今回そのカップ麺が登場し、藤枝市にあるコンビニでも大々的に宣伝をしている。

私が熟知する藤枝朝ラーメンをしっかり再現しているのか?

また、冷たいラーメンをカップ麺でどのように再現するのか?

ということで、さっそく買ってみた。

藤枝朝ラーメンカップ麺の各種データ

販売会社寿がきや
内容量112g
エネルギー299kcal
(麺・かやく234kcal / スープ65kcal)
たんぱく質8.1g
脂質1.3g
炭水化物63.6g
塩分相当量6.3g
(麺・かやく2.5g / スープ3.8g)
カルシウム179mg

製造販売は当ブログでは初登場となる、寿がきや食品の製品だ。

名前はよく知られている会社だが、カップヌードルの日清食品やペヤングのまるか食品などが台頭するインスタント食品の中では少しマイナーな部類に入る。

内容量112g、エネルギー量299kcalと、成人男性がこれ1つでは控えめな量・・・もしかすると朝ラー需要を狙って少なめにしているのか?

藤枝朝ラーメンカップ麺を作る!

冷たい藤枝朝ラーメンをどのように再現するのか、さっそく作ってみよう。

麺はノンフライ麺。

そして付属の小袋は右から、さきのせかやく、あとのせかやく、液体スープの3つ。

まずは、チャーシューと細かく刻んだメンマが入ったさきのせかやくを麺の上に開ける。

そしてお湯を投入。

待ち時間は・・・カップ麺としては異例の6分!?長すぎない??

空腹が頂点に達し、やっと6分経過。

だが藤枝ラーメンカップ麺は、まだまだ調理に時間を要する。

普通のインスタントラーメンにはない湯切り口?

そう、麺を戻したお湯はここでお役御免。湯切り口からお湯を捨てるのだ。

そして氷を投入し、冷水で3回に渡り麺を冷やす。

あーめんどくさー。

麺が完全に冷えたらスープを入れて、

氷水を入れ、

最後にあとのせかやくを投下したら、

出来上がり。

あれ、何かが足りない。

あっ、藤枝朝ラーメンといえばわさびだ!

ということで、自宅にあったわさびを投入し、完成!

もはや手軽なインスタント食品という枠から完全に脱している、手間のかかる調理方法だった・・・。

藤枝朝ラーメンカップ麺を実食!

ようやく完成した『藤枝朝ラーメンカップ麺』を、食べてみよう。

藤枝朝ラーメンの元祖、マルナカのあの味に、どれだけ近づいているのか楽しみだ。

ではでは、いただきます!

まずはスープから・・・うーん、なるほど。

セブンの藤枝ラーメン

かつお出汁の効いたスープはもちろんマルナカと同じではないが、あの味に近しく、よく頑張っている感はある。

過去に藤枝朝ラーメンと名乗って販売された商品の中では、もっとも本家に近い味だ。

現在セブンイレブンで発売されている、カップ麺ではない『藤枝朝ラーメン』は、スープが甘すぎてまったくの別物。断然こちらの方が近しいし美味い。

今回は独自にわさびを入れたが、これも正解だった。

どのご家庭でも大抵は冷蔵庫にわさびがあるだろうから、ぜひトッピングすることをお勧めしたい。

ノンフライの麺はどうだ。

・・・可もなく不可もなくといったところか。

冷たい麺を再現するのに最後に冷水でしめる作業があるため、6分というインスタントとしては異例の長さで麺を戻すのだが、それでも少し硬い感じ。

やわらか麺がお好きな方は、もう少しだけ長く待った方が良さそうだが、硬麺が好きな私には問題なかった。

次にトッピングはどうか。

チャーシューはインスタントラーメンの一般的なもので、特に特徴はなく、シナチクは細かく切り刻まれており、食べ応えはない。

あとのせの刻みネギはパサパサしていて、あまり美味くはない。

冷水で戻す作業があるので、あとのせにしたのだろうが、できれば一度お湯で戻してから投入したい。

もう一つ、マルナカの藤枝朝ラーメンと比べると何かが足りない・・・紅生姜だ!せっかく藤枝朝ラーを名乗っているのに、付き物の紅生姜がないのはいただけない。

本物の藤枝朝ラーを再現するためには、わさびとともに紅生姜も加えるべきだろう。

最後に

いろいろと物足りないことも書いてみたが、それは私が本家の藤枝朝ラーメンを毎月食べているため舌が肥えまくっているから。

正直なところ、あの冷たい藤枝朝ラーメンをインスタントでありながら、よくぞここまでの完成度で再現してくれたとかなり満足しており、これを食べた翌日に会社のデスクの引き出しに2個、家に2個常備した。

いつもと違うインスタントラーメンを食べたいと思ったあなた、『藤枝朝ラーメンカップ麺』オススメです!

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。