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【フォト日記5(仮称)】インパル復活への道筋を勝手に考えてみた

先日のブログでも書いたとおり、鈴鹿サーキットで行われたスーパーGT第3戦ではニスモが2018年第2戦以来となる復活優勝遂げた。

スーパーフォーミュラとエンジンの基本設計を共通化するスーパーGTにおいて、スーパーフォーミュラにエンジンを供給しない日産陣営の開発不足が最大の不振の原因だと私は思っているが、新エンジンを投入したニスモが勝利したことで日産陣営にも明るい希望が見えてきた。

ニスモの優勝に対して深刻なのが同じ日産陣営のインパル。

先の鈴鹿戦でも予選に失敗し、決勝では力なくスロー走行するシーンだけがJスポーツに映し出された。

正直悲しい・・・。

今日の一枚はインパルが勝利した2016年夏の富士戦。

撮影日2016年8月7日
イベント2016年 スーパーGT 第5戦
場所富士スピードウェイ
カメラキヤノンEOS7D MarkⅡ
レンズキヤノンEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM
シャッタースピード1/60
F値F8.0
焦点距離400mm(35mm換算=640mm)
ISO100

インパルはなぜこんなにも低迷してしまったのか?

星野一義監督と二人三脚で苦楽をともにした、義理の兄弟であり副社長の金子豊氏の逝去や、メインスポンサーであるカルソニックのサポート縮小などが考えられるが、私たちファンの立場からは本当の理由はわからない。

他には・・・完全に私見だが少し考えてみた。

伝説のレーシングドライバー星野一義氏

私たちF1ブーム世代(40代〜50代)以上のモータースポーツファンにとって、星野一義は日本モータースポーツのスーパースターでありプロ野球に例えるならば長嶋茂雄のような存在である。

幾多のレースを戦い、数え切れないほどの勝利を手にした星野一義は、『日本一速い男』の称号を確固たるものにした、日本モータースポーツ界の象徴である。

しかしモータースポーツ界に若手が台頭する昨今、20代や30代のモータースポーツにたづさわる者は、もっと近い世代の元レーシングドライバーがスターで、星野一義はそれを超越した存在・・・前世代の伝説のドライバーのように映るのかもしれない。

私たちF1ブーム世代が生沢徹や式場壮吉、浮谷東次郎を思うような・・・。

実際に例年行われる鈴鹿サーキットファン感謝デーの人気企画、星野一義vs.中嶋悟の『永遠のライバル対決』は2018年をもって終了となり、2019年からは装いも新たに本山哲vs.脇阪寿一vs.道上龍の『新・永遠のライバル対決』へと引き継がれた。

そのような背景から考えると、才能あるレーシングドライバーや若い世代の優秀なエンジニア、そしてスポンサーは、より若い世代のスターのいるチームに集まりだしていると私は考えるのだが・・・。

インパルが復活するには・・・。

星野一義氏にはインパルや日産など、チームやメーカーの垣根を超えて、日本レースプロモーションとGTアソシエーションの名誉会長など、日本モータースポーツ全体の象徴的なポジションになってもらう。

星野一義氏がスーパーGTやスーパーフォーミュラのグリッドに登場し、各チームやドライバーに声をかけると、カメラがそこに注目し、チーム代表やドライバーはかしこまりながら挨拶を交わす・・・そうかつてF1のグリッドで見られたバーニー・エクレストン氏のようなポジションになってもらいたい。

そしてインパルは日産を代表して戦ったスタードライバーを新たに監督に招き入れる。

本山哲選手やロニー・クインタレッリ選手が適任か?

するとその監督の人脈で、新たな若い世代の優秀なエンジニアやスポンサー、速いドライバーが集まり(ドライバーはニスモが決めているのかも)インパルは復活する。

・・・完全に妄想に浸ってしまった。

これを読んで様々な意見やご批判のは承知なので、みなさんの考えを”優しく”コメント欄に書いていただけたら嬉しく思います。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。