2020年11月、スタンレー電気は2021年3月31日をもってレイブリックブランドの終了を発表した。
それに伴いレイブリックのサポートを受けてきたチームクニミツは、2020年11月に行われたスーパーGT最終戦がラストランとなったのだが、そのレースで見事勝利し、2020年シーズンのWチャンピオンを獲得し有終の美を飾ったのだった。
そこで今回は、レイブリックカラーのチームクニミツのマシンを、スーパーGTがはじまった2005年から各年度ごとに見ていこと思う。
レイブリックカラーのチームクニミツのマシンを紹介するにあたり、今回はMさんから多くの写真を提供いただきました。
この場を借りて深くお礼を申し上げます。
2005年のレイブリックNSX-GT
No. | ドライバー | マシン | 順位 | ポイント |
---|---|---|---|---|
100 | S.フィリップ J.デュフォア | NSX | 13位 | 26P |
スーパーGT初年度は、ホワイトとブルーのカラーリングが特徴で、フロントは曲線を基調としている。
また、ブルーは近年に比べるとかなり紫がかっているように見え、ボンネットには楷書体で『国光』の文字があしらわれている。
2006年のレイブリックNSX-GT
No. | ドライバー | マシン | 順位 | ポイント |
---|---|---|---|---|
100 | S.フィリップ 細川慎弥 | NSX | 2位 | 79P |
前年から一転して2006年から前年のホワイト部分がミラー塗装に変更になり、フロントの色分けも直線的になった。
2007年のレイブリックNSX-GT
No. | ドライバー | マシン | 順位 | ポイント |
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100 | D.シュワガー 細川慎弥 | NSX | 3位 | 64P |
2007年は前年同様のデザインコンセプトだが、ボンネットの『国光』の文字がスポンサーロゴに変更となった。
2008年のレイブリックNSX-GT
No. | ドライバー | マシン | 順位 | ポイント |
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100 | 井出有治 細川慎弥 | NSX | 11位 | 41P |
2008年は、2005年以来の水色の塗装がかなり目立つ色合いになっている。
2009年のレイブリックNSX-GT
No. | ドライバー | マシン | 順位 | ポイント |
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100 | 井出有治 細川慎弥 松浦孝亮(Rd.8) | NSX | 井出13位 細川15位 松浦17位 | 井出29P 細川24P 松浦5P |
2009年第3戦では、マシン下部がミラー塗装から蛍光レッドに変更し、第7戦にはその蛍光レッドから蛍光イエローになり※、ボンネットにはホワイトの塗装が入り『国光』の文字が復活する。
※どのラウンドで変更になったかは不明
2010年のレイブリックHSV-010 GT
No. | ドライバー | マシン | 順位 | ポイント |
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100 | 伊沢拓也 山本尚貴 | HSV-010 | 8位 | 40P |
この年からホンダ勢はマシンをHSV-010にスイッチ。
マシン下部はふたたびミラー塗装になり、ボンネットには斜めにホワイトのアクセントが入る。
2011年のレイブリックHSV-010 GT
No. | ドライバー | マシン | 順位 | ポイント |
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100 | 伊沢拓也 山本尚貴 | HSV-010 | 9位 | 37P |
2011年はボンネットにはじめてブラックとミラー塗装のラインが入る。
2012年のレイブリックHSV-010 GT
No. | ドライバー | マシン | 順位 | ポイント |
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100 | 伊沢拓也 山本尚貴 | HSV-010 | 5位 | 43P |
2012年は前年のデザインコンセプトを踏襲しているが、この年から『RAYBRIG』ロゴの赤い縁取りが消えている。
次のページは、2013年以降のチームクニミツのレイブリックカラーのマシンを紹介します。
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