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さよならレイブリック!チーム国光レイブリックカラーの歴史(2005-2020)

2013年のレイブリックHSV-010 GT

写真:Mさん提供
写真:Mさん提供
No.ドライバーマシン順位ポイント
100伊沢拓也
小暮卓史
HSV-01010位37P

2013年は、フロントバンパーサイドがミラー塗装からブルーに変更されており、フロントエアインテークサイドには、戦闘機や一時期のジョーダンF1チームのような、大きく口を開けた描写がみられる。

2014年のレイブリックNSX CONCEPT-GT

写真:Mさん提供
写真:Mさん提供
No.ドライバーマシン順位ポイント
100小暮卓史
武藤英紀
NSX CONCEPT14位23P

クラス1規定がはじまった2014年から、ホンダ勢はNSX CONCEPTにマシンを変更する。

カラーリングはマシン側面下部に見られたミラー塗装が廃され、その部分はおとなしいブラック塗装になっている。

2015年のレイブリックNSX CONCEPT-GT

写真:Mさん提供
写真:Mさん提供
No.ドライバーマシン順位ポイント
100山本尚貴
伊沢拓也
NSX CONCEPT3位60P

この2015年のカラーリングはブルー迷彩と言うべきか、ブルーをベースにダークブルーとブルーグレーが複雑に織りなす配色になった。

またフロント下部のエアインテークには、2013年以来のサメの口のような絵が入る。

2016年のレイブリックNSX CONCEPT-GT

写真:Mさん提供
写真:Mさん提供
No.ドライバーマシン順位ポイント
100山本尚貴
伊沢拓也
NSX CONCEPT14位20P

この2016年はブルーを基調にかなり目立つように水色でアクセントが入る。

2017年のレイブリックNSX-GT

写真:Mさん提供
写真:Mさん提供
No.ドライバーマシン順位ポイント
100山本尚貴
伊沢拓也
NSX7位45P

2017年からマシン名にCONCEPTが取れてNSX-GTに変更。

フロント先端に新たに取り付けられたクラッシャブルストラクチャー?にサメの口のような絵が描かれる。

2018年のレイブリックNSX-GT

写真:Mさん提供
写真:Mさん提供
No.ドライバーマシン順位ポイント
100山本尚貴
J.バトン
NSX1位78P

2018年は、元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトン選手が加入し、チームクニミツは一気にファンの注目を浴びることになり、見事スーパーGTでもチャンピオンに輝くことになる。

カラーリングはブルーを基調としたかなりシンプルな色合いになる。

2019年のレイブリックNSX-GT

No.ドライバーマシン順位ポイント
1山本尚貴
J.バトン
NSX9位53P

カーナンバー1が誇らしい2019年のカラーリングは、前年に比べると少々水色が入ったが、この年もシンプル。

2020年のレイブリックNSX-GT

No.ドライバーマシン順位ポイント
100山本尚貴
NSX1位69P

マシンを大変革しミッドシップからFRになった2020年のNSX-GT。

カラーリングはブラックのラインが前年よりも多くなるが、全体的には落ち着いたデザインだ。

最後に

チームクニミツが全日本GT選手権に参戦を開始した翌年の1997年から、長きにわたり同チームのタイトルスポンサーを務めたレイブリックは、スーパーGTに名称が変わった2005年以降も2020年までチームクニミツと苦楽をともにし、ブルーのレイブリックカラーはチームクニミツそのものと言っても過言ではない。

この20有余年ものあいだ日本のレースを駆け抜けたレイブリックブランドが無くなってしまうことはモータースポーツファンとして寂しくもあるが、この私たちが愛するスポーツに長く貢献してくれたことに感謝し、今後のスタンレー電気の更なる発展を心より願いたい。

願わくはスタンレーブランドとして、今後もチームクニミツをサポートしてくれたらこの上ない喜びとなるのだが果たして・・・。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。