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マッチ監督10年ぶりの優勝! 2018 スーパーフォーミュラ 第4戦 富士スピードウェイ 観戦記 vol.2

こちらの記事はvol.2になります。

vol.1はこちら

スーパーフォーミュラスタートはグランドスタンドから

本日のメインイベントである、スーパーフォーミュラの決勝がまもなく開催される。

今回は久々に、グランドスタンドのポールポジショングリッド近くに陣取り、緊張のスタートの瞬間を、カメラではなく私の眼で確認することにした。

ポールからスタートするニック・キャシディ

フロントロースタートのポイントリーダー山本尚貴

予選3番手は昨年のチャンピオン石浦宏明

予選4番手はル・マン優勝の中嶋一貴

前戦で好走した小林可夢偉は後方からのスタート

わかってはいることだが、彼らの職場はまさにココ、いつもトークショーなどでみるドライバーの様子とは明らかに違い、見ているこちらも緊張感が増してくる。

スタートの瞬間を凝視していたが、ポールポジションのキャシディは順当、2番手の山本は明らかに遅れた、驚きだったのが3番手の石浦で蹴り出しがよく、まさにロケットスタートだった。

ポールポジションの真横からスタートの瞬間を見る

テレビで見る正面のアングルではなく、横方向からのアングルだと本当にわかりやすいと思った。

数周グランドスタンドで観戦した後、猛ダッシュで電チャリを漕ぎ、コカコーラコーナへ移動する。

コカコーラコーナー

スーパーGTやWECなどの耐久レースと違い、スーパーフォーミュラ はスプリントレースのため、場所移動を迅速に行わないとどんどんレースが進行していってしまう。

そのため富士スピードウェイでは、電動自転車が本当に重宝する。

ちなみにこの電チャリ、鈴鹿サーキットには持ち込みできず、徒歩のみの移動となる。

シャッタースピード1/30秒で流し撮る

同じく1/30秒で コカコーラコーナーは車速が速くスローシャッターは難しい

少しコーナー手前に移動しマシン後方を撮影したかったが、AFは走り去るモノには合焦しにくい

ヘアピンコーナー

ヘアピンはあまり好きな撮影場所ではないが、コカコーラコーナーから最終セクションへ向かう通り道のため、少しだけ撮影する。

レクサスコーナー

最後はやっぱり最終セクションへ。

ダンロップコーナーと迷ったが、この日まだ撮影していない、レクサスコーナーに向かうことにした。

トップ快走のニックキャシディ 1/30秒のスローシャッターで撮影

同じく1/30秒で関口雄飛を撮影 気合が走りに現れる彼のドライビングが私は好きだ

ホンダ勢トップは山本尚貴 SS1/20秒でかっこよく撮れた

いいところが無かった小林可夢偉だったが、最後はタイヤスモークをあげてオーバーテイク

優勝はニックキャシディ 絵になるガッツポーズをありがとう!

最後に

今回のレースは、KONDO RACINGが2008年以来の優勝を飾り、近藤真彦監督が実に嬉しそうな表情を浮かべていたのが、印象的だった。

今まで幾多の芸能人がモータースポーツの世界に足を踏み入れ、数年で消えていった。

しかし近藤真彦は、1984年にモータースポーツの世界に入り、実に三十余年の間この世界と関わり続け、ここでも完全にその地位を確立させた。

その彼が表彰台で心から喜ぶ姿を目の当たりにし、レース人近藤真彦がまた好きになった一日だった。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。