SUZUKA Sound of ENGINE 2019 観戦記vol.1 伝説の6輪タイレルが登場!

モータースポーツ中毒者のぴぴと申します。

2015年から開催されている日本最大のクラシックレーシングカーイベント、SUZUKA Sound of ENGINEに今年も行ってきましたので、今回も観戦記を書いていきたいと思います。

今年は1977年日本グランプリに出走した、伝説の6輪F1マシン『ティレルP34』と、日本人初のフルタイムF1ドライバー中嶋悟氏が乗った『ロータス101』や『ティレル019』などが登場し、最高の週末でした。

『ミスターミナルディ』と『振り向けばブーチェン』!?

10月のF1日本グランプリ以来、ちょうど1ケ月ぶりの鈴鹿サーキットはF1決勝の時のように快晴だが、強風だったF1の時とは大違いで、ほぼ無風の観戦日和。

レーシングコースへ入場し、グランドスタンド裏に差し掛かると多くの人だかりに遭遇する。

足を止めしばらくすると、今回のゲストドライバーであるミスターミナルディことピエルルイジ・マルティニ氏と、振り向けばブーチェンことティエリー・ブーチェン氏が登場しトークショーが始まった。

ブーチェン氏の話しの中で、

「日本のF2に参戦した時、星野さんと中嶋さんが速かった」

と話していた。

そういえばフェラーリF1でも活躍したエディ・アーバイン氏も、

「日本には星野という、とんでもなく速いおっさんがいる。」

と言って話題になったが、ブーチェン氏も同じことを言っていたのが印象的で、星野一義氏はF1ドライバーを猛鳴らせる実力の持ち主で、あらためて日本モータースポーツの至宝だと感じさせてくれるエピソードだった。

さすがミスターミナルディ!

アイルトン・セナ氏も観客に混じって登場!?

アイルトン・セナ氏はミナルディパスタの常連だったと聞いていたが、まさかそのミスターミナルディに逢いに来るとは!

名脇役のふたりと出会えて、『SUZUKA Sound of ENGINE』の主旨である当時にタイムスリップした気になった。

2コーナー内側の激感エリアでCカーを撮影

SUZUKA Sound of ENGINE 2019では、観戦券に加え場内で2100円のパドックプラスを購入するとマシンを間近で観られる激感エリアやグリッドウォークへの入場権利が与えられる。

マシンを間近で撮影したい私にとってコレは必需品なので当然のごとく購入し、さっそくパドックトンネルを経由し2コーナー内側の激感エリアへ到着すると、今年は例年にも増して入場者が多く場所取りに苦戦する。

結局マシンが目の前を通過するフェンスサイドは確保できず、少し離れたU字溝を裏返しにした台の上から撮影することにした。

SUZUKA Sound of ENGINEではお馴染みのマシンたちで、今年初参加のマシンは無かったが、いつの日かこの中にトヨタTS030・TS040・TS050なども入ってくるのだろう。

国内トップフォーミュラ F2・F3000

SUZUKA Sound of ENGINEでは初めてだろう、かつて国内トップフォーミュラで戦ったマシンたちが登場した。

ティレルP34が突如登場!!

F2・F3000のフリー走行が終わり、次はFL500というクラシックマイナーフォーミュラの走行ということで、休憩とばかりにバッグからパンを取り出し食べていた。

すると、何のアナウンスも無くけたたましいエンジンサウンドが聴こえてきた。

「ヴォォォォーーーンッ!!!」

すかさずカメラを構えたが間に合わない!

出たーーー!!!

伝説のF1マシン!6輪タイレルこと、ティレルP34だーーー!!!

所有者の元F1ドライバー、ピエルルイジ・マルティニ氏が自らハンドルを握り、フリー走行が始まった!

2周目、エンジンもかなり回しており、同じコスワースDFV系エンジンでも先ほどまでのマシンとは大違いで、コーナーを駆け抜ける!

マシンもピカピカで、その代名詞である前輪の4つのタイヤは相当に小さいのがわかる!

いやーそれにしてもホワイトとブルーのマシンが本当に輝いている!

そして3周を周回して、伝説のF1マシンは午前中の走行を終えた。

F1ブーム世代涙モノのF1ラインナップ

ティレルP34を観た興奮が冷めやらぬ中、次はクラシックF1マシンのフリー走行が始まる。

世代によって好きなF1マシンは変わってくるが、私たちF1ブーム世代、正確にいうと第二次F1ブーム世代の40代から50代にとって、一番興奮するマシンは1990年代前後のマシンだろう。

しかも中嶋悟氏が乗ったマシンは、誰もが憧れるどストライクなのだが、今回のSUZUKA Sound of ENGINEには中嶋悟氏のマシンが3台も当時した。

1台は1989年の最終雨のオーストラリアグランプリで、中嶋悟氏が後方からファステストラップを連発して追い上げた、あのロータス101。

そのマシンには来日したティエリー・ブーチェン氏が乗る。

この特徴的なヘルメットが懐かしい!

当時のジャッドエンジンもよく壊れたが、今回も白煙を上げての走行が当時を彷彿させてくれる。

中嶋悟氏のマシン2台目は、1990年のティレル019で、アンヘドラルウイングと呼ばれたフロントウイングが特徴的なマシンだ。

中嶋悟氏のマシン3台目は同じくティレル019で、何と中嶋悟氏の息子さんである中嶋大祐選手が乗っているではないか!

中嶋家伝統の『NAKAJIMA』と書かれたヘルメットが涙を唆る。

スバラシイ演出に感謝感激!

その他ウィリアムズFW12やベネトンB188、AGSなどの、第二次F1ブームの頃のマシンが登場し、テンションマックスのF1フリー走行だった。

今回はここまで、次はヒストリックF1マシンを間近で堪能できる、グリッドウォークの様子から書いていきたいと思います。

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モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。 一眼レフデビューは2001年頃、CANON EOS7(フィルム機)。腕に覚えは全くないが、年数だけはそこそこ長い。 【一眼レフ遍歴】 CANON EOS 7 → CANON EOS kiss N → CANON EOS 60D → CANON EOS 7D MarkⅡ → CANON EOS 5D MarkⅣ & SONY α7R Ⅲ 【所有カメラ】 CANON EOS 5D MarkⅣ SONY α7R Ⅲ SONYサイバーショット DSC-RX1R 【所有レンズ】 CANON EF100mm-400mm f/4.5-5.6L IS Ⅱ USM CANON EF70-200mm f/2.8L IS Ⅱ USM CANON EF24mm-70mm f/4L IS USM CANON EF50mm f/1.2L USM CANON EF85mm f/1.4L IS USM SONY FE24-105mm F4 G OSS