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ブルートレインがなぜここに

見たことのある車両

先頃、島田のある踏切を横断すると、その踏切の奥に見覚えのあるブルーの車体が目に入った。

私は鉄道に興味はあるが、俗に言う鉄ちゃんではないが、小学生の頃鉄道模型にはまっていた事があった。

時代は国鉄最末期であったと、記憶している。

小学生当時の薄らいだ記憶を頼りに思い起こすと、あれはブルートレインで使用されていた車体であろう。

新金谷駅はレトロ車両の博物館

なぜ、このような場所にブルートレインの車両が置いてあるのだろうと、少し近づいてみた。

するとそこは、柵もなく道路から触れんとする位置に、あの一斉を風靡したブルートレインの客車が、4両連なり置かれていた。

2017年10月26日 大井川鐵道 新金谷車両車両区にて
SONY DSC-RX1R 35mm F2.0 露光量1/2000(f/2.5) 焦点距離35mm ISO100

少し遠方に目を移すと、南海色の古い電車が置かれていたり、みたことのない型式の電気機関車や、茶色い色をした、いにしえの客車まで…。

2017年10月26日 大井川鐵道 新金谷車両車両区にて
SONY DSC-RX1R 35mm F2.0 露光量1/250(f/8.0) 焦点距離35mm ISO100

2017年10月26日 大井川鐵道 新金谷車両車両区にて
SONY DSC-RX1R 35mm F2.0 露光量1/250(f/8.0) 焦点距離35mm ISO100

クルマのナビで当地を確認すると、大井川鐵道の新金谷車両区といい、蒸気機関車・機関車トーマスで有名な大井川鐵道の車両置き場だということだった。

で、当の車両を確認すると、そこには『スハフ14』と書かれていた。

2017年10月26日 大井川鐵道 新金谷車両車両区にて
SONY DSC-RX1R 35mm F2.0 露光量1/80(f/8.0) 焦点距離35mm ISO100

小学生だった記憶を頼ると、14系は当時ブルートレイン『はやぶさ』に使われていたような気がする。

なぜここにブルートレイン

そこで、この車両がなぜここにあるのか調べてみると、2016年3月にJR北海道より寝台急行『はまなす』に使われていた物を大井川鐵道が購入したとのことで、正確にはブルートレインではないのか… 詳しくはわからない。

最後に

2017年の今日、我が国日本では絶滅危惧種と言われていた亜種の寝台列車が、ついに絶滅したと聞く。

そのような背景の中、我が静岡県で、このブルーの車体が動態保存という形で大切に保存されていることに嬉しく思うとともに、大井川本線で見られることを楽しみに待つとしよう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。