2019F1日本GP観戦記vol.3 マックスが!!目の前で事件続発の決勝編

モータースポーツ中毒者のぴぴと申します。

今回は2019年10月に鈴鹿サーキットで行われた、F1日本グランプリの観戦記、決勝編です。

私は1・2コーナーのB2席で観覧しましたが、目の前で追い抜きの攻防や接触事故などが続発し、特等席から最高の観戦になりました。

前回までの2019年F1日本グランプリ観戦記はこちらから↓

2019F1日本GP観戦記vol.1 レッドブルの火花に興奮!予選編

2019年10月18日

2019F1日本GP観戦記vol.2 ドライバーズパレードとスタート前セレモニー編

2019年10月20日

レーススタート!目の前でフェルスタッペンが接触!!

ピエール北川アナウンサーの、

「Are You Ready?」

で、最高潮に盛り上がった鈴鹿サーキットは、まもなく決勝スタートをむかえる。

フェラーリの2台を先頭に1周のフォーメーションラップへ向かう。

そして、マシンが1台また1台とスターティンググリッドにマシンを止め、サーキットは一瞬の静寂。

私は1・2コーナーのB2-2スタンド最上段から、失敗できないスタートシーンを撮影するため、カメラを構える。

そしてスタート!

フロントローからスタートしたフェラーリの2台の蹴り出しが悪く、メルセデスのボッタス選手がオーバーテイク。

そして、私の目の前で2019年日本グランプリ最大の問題のシーンが起こる。

ルクレール選手がアウト側にはらみ、好スタートのフェルスタッペン選手と接触!!

「あーーーー!」

私のいるB2スタンドとホンダ応援席の目の前で起きたフェルスタッペン選手のアクシデントに、ファンは悲鳴を上げた。

パーツが飛び散り、フェルスタッペン選手はコースアウト。

ホンダは性能と信頼性が格段に上がり、レッドブルという最強のマシンに搭載され、ようやく勝てるパッケージになり、鈴鹿にいる観客の多くがレッドブルのエースであるマックス・フェルスタッペン選手の好走を目当てに訪れただけに、このあまりにも早すぎる脱落に、鈴鹿の観客は騒然とした。

その後フェルスタッペン選手は数周ほど周回するも、マシンの損傷が激しくペースが上がらず、残念ながらリタイヤを決断した。

レースはメルセデスのバルテリ・ボッタス選手がスタートでトップに立ち、そのままレースをリードする。

2位はフェラーリのセバスチャン・ベッテル選手だが、ボッタス選手のペースについて行けず、DRS圏内に入ることができない。

フェルスタッペン選手と接触しマシンを損傷したルクレール選手は、ピットインして後退する。

マシン左のミラーも脱落している。

メルセデスのルイス・ハミルトン選手は、序盤にペースが上がらないルクレール選手に付き合わされ、トップ2台から離される。

しかもルクレール選手から脱落したパーツがマシン右(写真左側)のミラーに直撃して無くしてしまった。

蛇足でーす

今回の日本グランプリには霊長類最強でおなじみの吉田沙保里さんがゲストで来ており、F1マシンのスピードに驚きTwitterに動画をアップしていました。

https://twitter.com/sao_sao53/status/1183324682562310146

そのTwitterのコメントで「レース中に立ち入り禁止区域にいる」と話題になっていましたが、じつはここにいたんです。

フェンスの切れ目で赤い洋服でスマホを構えている方が吉田沙保里さんです。他のゲストたちとコース脇の安全な場所にいたんですよ。

終盤はベッテルvs.ハミルトン

レース終盤に鈴鹿サーキットを盛り上げたのは、5度のチャンピオンで今年もチャンピオン最右翼のメルセデスに乗るルイス・ハミルトン選手と、4度のチャンピオン、フェラーリのセバスチャン・ベッテル選手の攻防だった。

2度目のピットストップを終盤まで引っ張り、タイヤもベッテル選手のミディアムに対しソフトと、タイヤライフもコンパウンドも有利な、ハミルトン選手が追いかける、ベテラン同士の素晴らしい戦いが、最後の数周に展開された。

49周が終わり残り4周。

ホームストレートでDRSを使い、1・2コーナーで一気に詰まる。

残り3周。

ベッテル選手が前方のトロロッソに詰まり、一気にこの差。

ハミルトン選手が1コーナーでアウトから狙うも、ベッテル選手がしっかりインをキープする。

残り2周。

少し差が開いたか?

そしてファイナルラップ

ハミルトン選手がインを窺うも、ベッテル選手が何とか抑え切って勝負あり。

互いにレベルの高い素晴らしいバトルだった。

ベッテル選手vs.ハミルトン選手のレベルが高いバトルとは対照的に、ヒヤヒヤのバトルはこちら。

2コーナーでペレス選手のインにガスリー選手が飛び込み両者接触。

ガスリー選手のマシンはペレス選手との接触の影響でパンク(写真は翌周)。

ペレス選手はそのままコースアウトし、レースを終えた・・・と思ったら、チェッカーフラッグが誤って1周前に振られたため、ペレス選手のコースアウトは無かったことになった。

ボッタスが2019年日本GPを制す!

53周(公式には52周)を走りきり、2019年日本グランプリを制したのは、メルセデスのバルテリ・ボッタス選手だった。

スタートでトップに立ち、特筆すべきバトルもなく(ハミルトン選手が2回目のピットストップが有るか無いかが話題となったが)安定したペースで走りきったボッタス選手が今期3度目の優勝をした。

2位はセバスチャン・ベッテル選手。

ハミルトン選手とのバトルを制したベッテル選手はゴール後、我々観客に手を振って応えてくれた。

3位は終盤ベッテル選手を猛追したルイス・ハミルトン選手で、ファステストラップも記録した。

そしてメルセデスは1・3位フィニッシュとファステストポイントで、2019年のコンストラクターズチャンピオンをここ鈴鹿サーキットで決めた。

期待のホンダ勢

地元期待のホンダ勢の結果は、レッドブルのアレクサンダー・アルボン選手が、自己最高位の4位フィニッシュ。

トロロッソのピエール・ガスリー選手が8位入賞。

ダニール・クビアト選手は、入賞目前の11位でフィニッシュした。

レース終了後はファンゾーンへ

レースは前述のとおり52周で終了し、順位ボードも『LAP 52/53』で掲示。

順位ボードの横ではロレックス時計がメキシコグランプリに向けて早々に解体撤収される。

ホームストレートはレース後、グランドスタンドの観客に解放される。

土曜日はクローズで日曜日に予選・決勝のワンデー開催で終日F1漬け。

そのため私も含めイベントや買い物ができなかったファンも多く、レース終了後のグランドスタンド裏は人でごった返している。

レッドブルのブースはちょっと怖目のお兄さんが多く、おじさんにはこの魅力がわからない。

こちらはオフィシャルショップで、左からレッドブル・フェルスタッペンショップ・トロロッソ・ルノー・マクラーレン・メルセデス。

で横に回るとレッドブル・レッドブル・・・って、いくら何でも多すぎない!?

人が多すぎて息苦しくなってきたので早々に退散し、お土産の購入は人の少ない逆バンクオアシスで。

2019年日本グランプリ観戦を終えて

2001年からF1日本グランプリを現地で観戦してきたが、これまでは最終コーナーやS字コーナーでの観戦だった。

今回初めてホームストレートの飛び込みから1・2コーナーを眺めることができるB2席からの観覧だったが、結論から言うと非常に満足のできる観戦席だったと思った。

それは最大の追い抜きポイントである1コーナー飛び込みのバトルを生で見れることや、その先のS字コーナーをハイスピードで抜けていくマシンを遠くまで眺めることのできる場所だからだ。

しかも今回はカメラマンエリアチケットを購入したため、B2スタンド最上段が全てカメラマンエリアとして解放されていたので、時にはスタンド一番後ろの壁を背もたれがわりにしながら、すぐ隣に人もおらず特等席からゆったりと素晴らしい眺めを堪能できたのだから最高だった。

そしてもうひとつ。

レース終了後はスタンドからマーシャルに拍手

B2席の観客はセッションが始まると拍手、F1マシンが通り過ぎると拍手、素晴らしいバトルがあると拍手と歓声を上げる。

おそらく彼ら彼女らの多くは、毎年この場所で観戦しているのだろう、レースの楽しみ方をよく知っている方々なのだと、非常に感心させられた。

モータースポーツ観戦は、レーシングドライバーたちの素晴らしい戦いはもちろんのこと、それを盛り上げる実況アナウンサーをはじめ運営者、そして何よりすべての選手をリスペクトし声援をあげ歓喜する観客がいてこそ、心に残る素晴らしいイベントとして成立するのだと、今回B2席で観戦しあらためて感じた。

以上、3回にわたり2019年F1日本グランプリの観戦記を書いてみました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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奥が深いモータースポーツ撮影の世界
MOTORSPORT撮影術

モータースポーツ撮影歴18年。腕に覚えは全く無いが、知識だけは豊富なワタクシぴぴが、レース撮影について偉そうに解説します。




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モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。 一眼レフデビューは2001年頃、CANON EOS7(フィルム機)。腕に覚えは全くないが、年数だけはそこそこ長い。 【一眼レフ遍歴】 CANON EOS 7 → CANON EOS kiss N → CANON EOS 60D → CANON EOS 7D MarkⅡ → CANON EOS 5D MarkⅣ & SONY α7R Ⅲ 【所有カメラ】 CANON EOS 5D MarkⅣ SONY α7R Ⅲ SONYサイバーショット DSC-RX1R 【所有レンズ】 CANON EF100mm-400mm f/4.5-5.6L IS Ⅱ USM CANON EF70-200mm f/2.8L IS Ⅱ USM CANON EF24mm-70mm f/4L IS USM CANON EF50mm f/1.2L USM CANON EF85mm f/1.4L IS USM SONY FE24-105mm F4 G OSS