人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

2019 スーパーGT 第2戦 富士スピードウェイ 観戦記 vol.1 〜 スーパーGT公式練習とパドック潜入編 〜

モータースポーツ中毒者のぴぴと申します。

今年もまた、ゴールデンウィークに行われたスーパーGT富士戦を観戦してきたので、観戦記を書いていきたいと思います。

例年に無く大渋滞 スーパーGT人気恐るべし!

今年はパドックパスを所有しているので7時からのオープンピットに参加したく、朝4時30分起床し5時15分に出発するも・・・。

7時までには余裕で間に合うものとタカをくくっていたが、御殿場インターチェンジを降り国道246号からすでに渋滞している。

富士スピードウェイには何度も訪れており、ゴールデンウィークの富士戦も毎年恒例になっている私にとって、こんな光景は初めてだった。

「まだ予選なのに・・・」

と、呟きながらオープンピットを諦める。

それにしてもスーパーGTの人気はとどまることを知らない・・・ モータースポーツ人気が低迷していると叫ばれて久しいが、それはF1などフォーミュラに限ってのこと、今後DTMとの交流戦も控えスーパーGTは安泰かな? などと考えながらも進まない車列に一言、

「私の睡眠を返せー」

いつもは1時間30分程度で到着する富士スピードウェイだが、余分に1時間以上かかり到着、最終コーナーあたりのP15へ案内された。

パドックでFIA-F4の若手ドライバーをチェック!

いつものように電動折りたたみチャリをこぎ、まずはパドックへ入場しピットガレージ裏をチェックし、ピットビルB棟上からFIA-F4の予選を観戦、今年のトヨタとホンダのスカラシップ生をチェックする。

ゴール目前、パドックエリアに設けられた仮設ピットへ向かうマシンを撮影しにポルシェゲートへ移動。

ここはあまり撮影する人がいないのだが、目の前をマシンが通過するため、プロみたいなアングルで標準レンズでを使い撮影できる個人的には好きな場所だ。

ちなみにこの後FIA-F4のインディペンデントカップで2位に入ったこのDORAGON選手、スーパーGTやスーパーフォーミュラに参戦しているB-MAXレーシングの社長らしい!

社長自らハンドルを握り2位とは、お見それ致しました!

スーパーGT公式練習

8時50分、今回のイベントでスーパーGTマシンが初めて走る公式練習のスタート。

まずはピットビルB棟上からピットアウトするマシンを撮影する。

開幕戦はポールポジションを獲得し、好天ならば優勝できていたかもしれない好調のニスモ。

今回のレースも期待が持てる。

同じく好調のインパル。

ブリヂストンタイヤのアドバンテージで、2014年以来のゴールデンウィーク富士での優勝なるか?

開幕戦トップ快走もリアルに押し出される格好となったクニミツ。

富士スピードウェイとの相性はあまり良くないホンダ勢だが、頑張ってもらいたい。

逆に押し出した方のリアル。

速さはあるので、今回の富士スピードウェイも注目。

開幕戦優勝のARTA。

この後の予選ではアッと驚く4番手の無限だったが、この時点ではまだ知らない。

私たちF1ブーム世代にとって中嶋悟監督のチームは特別。

スーパーフォーミュラ開幕戦のようにスーパーGTも好成績を期待したいが、それにはダンロップタイヤがカギとなるのか?

「脇阪寿一監督、今回も若手監督トークショー期待しています」ってレースと関係ないやん!

D’ステーションレーシングの総監督を務める、元メジャーリーガーの佐々木主浩氏がトークショーで話をしていた内容によると、今年の開幕戦から導入したアストンマーチンバンテージGT3だが、その初戦でクラッシュし廃車になった。

そして新たに新車を発注したが間に合わず、今回はスーパー耐久用のマシンを手直しして走らせるとのこと・・・。

もらい事故なだけに本当に気の毒だが、よけい応援したくなった。

グランドスタンド裏での佐々木主浩総監督のトークショー 衝撃の事実を語る!

Aコーナー(コカコーラコーナー)へ

ピットアウトを見送った後、今度はいつものAコーナーで撮影する。

Aコーナーはマシンとの距離が遠く超望遠レンズを必要とするが、マシンを様々な角度から撮影できるのでアマチュアカメラマンには非常に人気の場所だが、午前中は逆光になるため少し撮りにくかった。

GT-Rは火花を散らして走行するシーンがかっこいい!

2014年ゴールデンウィークの優勝シーンを同じく現地で見ていたが、インパル優勝でスタンドが揺れていた。

インパル人気は凄まじい!

NDDPレーシングは、電撃移籍の平手晃平選手に注目したい。

NSXは2017年夏以来富士スピードウェイでの優勝が無いが、その時に勝ったのがARTA。

石浦弘明取締役のブログを拝見したら、ゴールデンウィークの富士スピードウェイでは赤いマシンしか勝っていないらしい。

2015年 ニスモ
2016年 ニスモ
2017年 セルモ
2018年 ニスモ

と言うことは??

「坂東正敬監督、若手監督トークショー期待しています!」

1・2コーナーへ

滅多に来ない2コーナー内側と撮影したことがない1コーナー内側だが、今回は時間もあるので行ってみる。

結果、1・2コーナーは脚立を持っていないと同じアングルの写真が量産されてしまうが、緑や看板を背景に撮影できて良いポイントだとあらためてわかった。

それでは公式練習の順位に沿って写真を掲載する。

公式練習結果

1位 ニスモ

2位 セルモ

3位 NDDP

4位 トムス #37

5位 インパル

6位 ルマン

7位 トムス #36

8位 ARTA

9位 無限

10位 KONDO

11位 サード

12位 クニミツ

13位 バンドウ

14位 ナカジマ

15位 リアル

パドック散策

ピットウォーク前に時間があるので、少しパドック内を散策してみる。

数あるモーターホームの中でも、トヨタのエースチームであるトムスが一番豪華だった。

そして入り口には当然レッドブルが。

こちらはチーム郷のガレージ裏。

他のGT300チームと比べるとかなり豪華だった。

ただGT300チームで一番豪華なのはD’ステーションレーシング。

写真は・・・ありません。

ピット裏、パドックスイートを使用できるチームは限られているようだが、さすがTGRアンバサダー脇阪寿一監督率いるチームルマン。

今回決勝は雨予報ということもあり、ピット裏にはいつにも増して多くのタイヤが置かれていた。

FIA-F4の仮設ピットが居並ぶ。

そのピット内では決勝に向けてマシンを整備中。

そして到底買えないスーパーカーが展示してある。

さて、次はピットウォーク。

ピットウォーク

12時からのピットウォークに向け、ポルシェゲートにはピットウォークチケットを購入した方が長蛇の列。

それを尻目にパドックパスを持っている私たちは第3ゲートから優先的に入場、といきたいところだが、こちらもFIA-F4のピットエリアまで長い行列ができている。

まあ45分も時間があるのでのんびり待ち、12時とともにスムーズにピットイン。

ドライバーのサイン会や整備中のGTマシンを見学? いや私は滅多に見れない綺麗なお姉さんを見学するのです。

もちろん富士スピードウェイにはお姉さんを見に来たわけでわありません・・・。

GTマシンも撮りましたよ!一枚だけですが何か!?

ピットウォーク終了とともに、出口のポルシェゲートに人集りが!

誰かと思ったら、

ご存知、スーパーアグリやスパイカーなどで活躍した元F1ドライバー山本左近先生。

次期参議院選挙に出馬とのことで、ぜひ応援させていただきます!

ピットウォークでの戦利品がこちら。

インパルでいただいたスーパーGTのステッカー。

こちらもインパルでいただいたスーパーフォーミュラのステッカー。

こちらもインパルでいただいたスーパーフォーミュラの本『奪還』。

と思いきや、中身は真っ白のノート。

モービルのクリップマグネット。

こちらはX-WORKS(香港のスーパーGTチーム)のポストカード。

山本左近先生、日本での市街地レースとフォーミュラEの開催を期待しています!

過去のF1日本グランプリのように様々な応援グッズが配られ、スーパーGTの盛況ぶりがよく現れるピットウォークだった。

長くなってしまったので今回はここまで、次回は予選の模様やイベント広場の様子などを書いていきたいと思います。

ぴぴ
クリックしていただくとワタクシぴぴ小躍りします。

モータースポーツランキング

面倒ですがポチッとお願いします

自動車レースランキング

関連記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

156人の購読者に加わりましょう
よかったらSNSでシェアお願いします!



サーキットでの興奮をあなたに伝えたい
MOTORSPORT観戦記

サーキットは非日常を味わえる特別な空間です。そんな素晴らしいモータースポーツの世界を、ひとりでも多くの方に伝えたい・・・。そんな思いでMOTORSPORT観戦記と題し、記事に認めました。




コメントを残す

ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。