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【2025年第3戦日本GP】角田裕毅レッドブルデビューレースの鈴鹿は12位 決勝編

ついに、角田裕毅選手が初めて迎えるレッドブルでの地元鈴鹿での決勝レースの日がやってきました!

予選で失敗して15位に沈んだ角田選手ですが、そこはトップチームのマシン。本日はオーバーテイクショーをしてくれるはず。

では、それを期待しながら決勝レースを視聴します。視聴・・・はい、今年は現地に行けなかったのでテレビ観戦。思ったことをバンバン書いていきますので、興味のある方はお付き合いくださいね!

放送開始の13時15分を過ぎ路面状態が映し出されまるとドライコンディション。

夜に降った雨が残るかもしれないと言われていましたが、場所によりウエットパッチが残るものの、レースはドライタイヤで行けそうです。

そして13時24分に角田裕毅選手がインストレーションチェックに出かけます。ガンバレ角田くん!

グランドスタンド前ではスタート前セレモニーが行われ、彬子女王殿下がごあいさつ。たしか昨年も!?

スーパーフォーミュラの瑤子女王殿下とともに、モータースポーツにご理解のあるご姉妹。レースファンとしては本当に嬉しいです。

その後は市川團十郎の歌舞伎の演目。コース上で歌舞伎とは違和感がありますが、和の文化を世界に発信するためには歌舞伎が最適かも? いや、盛り上がりに欠けるんだよなあ、歌舞伎って。外国のみなさん、どうですか??

陸上自衛隊による国歌演奏(自衛隊の歌手さんめっちゃ美声やん)が執り行われ、さあ、まもなくスタートです!

予選15位の角田選手はサインツ選手のペナルティによりグリッドが繰り上がり、14番手からスタート。偶数列からのスタートに少々の不安はあるものの、まあ、トップチームだから大丈夫でしょう。

なお、角田選手の持ちタイヤはハード1、ミディアム2、ソフト1ですが、まあ、1ストップ作戦が予想されるため、特にアドバンテージはありません。

角田選手のスタートタイヤはオーソドックスなミディアム。ミディアムからハードにする王道の作戦にトップチームを実感し、ちょっと感動・・・。

そしてスタート。

全20台がスムーズに1コーナーを抜けるクリアなスタート。角田選手も14番手をキープしてS字に向かいます。

オープニングラップのスプーンコーナーでローソン選手がアウトにはらんだ隙に、角田選手はすかさずインを差してオーバーテイク。13番手に上がります。いい滑り出しだ!

その後も角田選手はペースが良く、前を行くガスリー選手のDRS圏内に入りながらも、なかなか抜けない。たしかレッドブル勢はダウンフォースを多めにつけているはずなので、ストレートが伸びないのでしょう。

19周を過ぎミディアムタイヤのピットウインドウに入った。

ペースは明らかにガスリー選手よりも良いので、アンダーカット、オーバーカットどちらでもいけそうです。

さあ、どうする!?

ガスリー選手がなかなか入らず、23周目の終わりに角田選手が先にピットインして、ハードタイヤに交換。アンダーカットを狙います。

ガスリー選手は翌周に防御のためのピットに入るもやや時間が掛かり、角田選手はアンダーカットに成功! 実質12位に上がります。

全マシンが1ストップなので、あとはコース上での追い抜きのみ。

レッドブル勢の2台はフリー走行で入念にハードタイヤを試していたので、角田選手はきっと追い上げてくれるはず。前を行くアロンソ選手とベアマン選手を抜けば入賞だ。ガンバレ角田くん!

その後、アロンソ選手の背後まで追いつくも、僅か、本当に僅かにDRSゾーンに入れない。

ダウンフォース重視の雨用セットと、高速コーナーが多い鈴鹿サーキットの特性で背後につけないのでしょう。

結局、レッドブルデビュー戦で4度目の地元レースとなる角田裕毅選手は、12位でチェッカーを受け、ポイント獲得はなりませんでした。

レース後のコメントで悔しさを滲ませた角田選手でしたが、慣れないマシンでのいきなりのトップチームデビューにしては頑張ったと思います。

だって入念に準備をしたローソン選手よりも明らかに結果を残しましたもんね!

まだシーズンは始まったばかり。近年の多戦化に否定的な私ですが、今年に関しては大賛成。残り21戦、存分にレッドブルの角田選手を楽しみ尽くしたいと思います。

今週末のバーレーンでは紺色の通常仕様のマシンとスーツで、レッドブル昇格の実感がさらに湧きそう。

いやー、今年はいつも以上にF1が楽しい!

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。