先日のバーレーングランプリ。テッペン超えてからのスタートなので最後まで観るつもりではなかったのですが、セーフティカー導入後の後半は特に面白くてついチェッカーまで観ちゃいました。
では、角田裕毅選手のバーレーングランプリを軽ーく振り返ります。私の備忘録なので、興味のある方だけお読みくださいね。
角田選手は10番グリッドから王道のソフトタイヤでスタートし、最初のスティントでサインツ選手をオーバーテイクして9位に浮上。いいですねえ。
そして9周目に最初のピットイン。ミディアムに交換するのですが、ピットアウトを示す信号が故障して4秒以上ストップに時間がかかってしまいます。
直前のフェルスタッペン選手のストップでも故障してたのに、なぜ対処しないの?
ロリポップ持って来いよ!って思いましたが、信号機になって久しいので、さすがに持って来ていないですよね。
結局、レッドブルらしくない残念なピットストップで18位に脱落してしまいますが、角田選手のペースは悪くなく、後からピットインするマシンをアンダーカットしてポイント圏内に復帰します。
その後、フレッシュタイヤのサインツ選手にオーバーテイクされるのですが、その際に両者が接触してサインツ選手のマシンが重傷を負います。
むかしから思っていましたが、ぶつかると大破するのはいつも下位チーム。トップチームは部材が硬いのか精度が高いのか、壊れにくい印象があるのですが、みなさんどう??
で、この接触の影響でコースにパーツがばら撒かれ、セーフティカー導入。
このタイミングで多くのチームがタイヤ交換し、マシンの特性などによりタイヤ選択はバラバラ。
角田選手もタイヤ交換をして、選んだのは・・・ソフト・・・へっ?? まだ30周以上あるのに!?
ソフトはさすがに最後まで持たないと思いましたが、そこは信頼度抜群のハンナさん(レッドブルの女流戦略家)。戦略がことごとく外れるレーシングブルズの時のようにはならないはず。
結果この作戦は功を奏し、11位から9位にポジションアップしてチェッカー。
レッドブルというチームを考えたらこの順位では消化不良ですが、今回のマシンの完成度は最悪。
チームメイトの名手フェルスタッペン選手が6位フィニッシュなので、昇格2戦目での角田選手のこの成績は上々です。
次第にレッドブルRB21の特殊なクセに慣れる、成長盛りの角田選手。
次戦以降、マシンのセッティングがサーキットにジャストフィットした時には角田選手の表彰台も大いに考えられます。
まだまだ序盤。ガンバレ角田くん!!
- 獲得ポイント:5ポイント
- ドライバーズランキング:14位