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岩佐歩夢がスーパーフォーミュラに参戦!

2023年11月23日、岩佐歩夢選手が2024年から日本のスーパーフォーミュラに参戦すると発表がありましたね。

岩佐歩夢選手といえば、2023年現在F1直下のFIA-F2で活躍する期待の日本人ドライバー。

強豪ひしめくFIA-F2で2023年シーズンはドライバーズランキングで4位になり、F1参戦が可能なスーパーライセンスポイントを獲得した将来が楽しみな選手です。

そんな岩佐歩夢選手はレッドブルの育成ドライバー。

同じくレッドブルの育成ドライバーだったピエール・ガスリー選手やリアム・ローソン選手もFIA-F2に参戦したのちにスーパーフォーミュラに参戦し、レッドブル系のアルファタウリからF1ドライバーになりました。

岩佐歩夢選手もスーパーフォーミュラでしっかりと結果を出せば、F1に参戦できる可能性が高いはず。

いやー、2024年のスーパーフォーミュラ、楽しみです!

2023年F1日本GPにて

それでは岩佐歩夢選手の簡単な経歴を見てみましょう。

モータースポーツへの関わりは2005年(4歳)から。多くのドライバーと同様にカートレースで腕を磨いたそうです。

4輪レースデビューは2017年7月(15歳)で、上海サーキットで行われたフォーミュラルノーカップ。

このレースでレース1・2ともにポールポジションを獲得して速さの片鱗を披露。その年の11月(16歳)にはB-MaxレーシングからFIA-F4日本選手権にエントリーしました。

2019年(17歳)には鈴鹿サーキットレーシングスクールのスカラシップを獲得。

さらに2020年(18歳)からはホンダフォーミュラドリームプロジェクト(HFDP)の育成メンバーになり、ヨーロッパに渡りフランスF4でチャンピオンに輝きます。

2021年(19歳)からはレッドブルジュニアチームへ加入しFIA-F3へ参戦。ランキングは8位でした。

そして2022年(20歳)にFIA-F2に昇格し、2勝を上げてランキング5位になります。

2023年もFIA-F2を戦い、3勝してランキング4位を獲得しました。

ということで4輪レースはほぼ海外。2024年シーズンは日本の4輪レースにフル参戦する初めての年となります。

さて、そんな岩佐歩夢選手はスーパーフォーミュラでチャンピオンを獲得できるのでしょうか。

まずは日本の4輪レースで初のフル参戦ということで、多くの日本のサーキットが初めてとなるところは不安材料かもしれません。

ホンダ育成なので、鈴鹿サーキットやモビリティリゾートもてぎは下位フォーミュラマシンでたくさん走り込んだと思いますが、日本を代表する富士スピードウェイはおろか、岡山国際サーキットやスポーツランドSUGO、オートポリスなど、スーパーフォーミュラが開催されるサーキットはおそらくほとんど走ったことがないはず。

でもね、これまで日本にやってきたヨーロッパの一流ドライバーと同様、数周も走れば問題ないはず。彼のドライバーとしての国籍はヨーロッパ人なので経験のないサーキットでも大丈夫でしょう。

マシンはどうでしょう。

スーパーフォーミュラのマシンダラーラSF23はFIA-F2で使われているダラーラ製F2018とを元に設計されているので、基本構造はかなり近い。

エンジンはFIA-F2のメカクローム製よりもスーパーフォーミュラに搭載されるホンダやトヨタの方がパワーがりますが、このレベルのドライバーならば問題なく乗りこなせるはずです。

タイヤは、岩佐歩夢選手が参戦したFIA-F3やFIA-F2はピレリで、対するスーパーフォーミュラはヨコハマ。

以前FIA-F2からスーパーフォーミュラに来た松下信治選手が、タイヤの特性上FIA-F2ではステアリングを切ってのブレーキングが難しいが、スーパーフォーミュラは可能で、慣れるのに少し苦慮したと語っていました。

岩佐歩夢選手もタイヤの特性でドライビングをアジャストするのに少し時間が掛かるかもしれませんね。

チーム無限のマシン
2023年スーパーフォーミュラ第2戦にて

所属するチーム無限のスーパーフォーミュラでの成績は素晴らしく、特に近年では2021年2022年と2年連続のドライバーズタイトルを獲得。そしてチーム部門でも2022年2023年と連覇を達成しています。

また、今までにもFIA-F2から移籍してきたピエール・ガスリー選手やリアム・ローソン選手が在籍して、ともに初年度にドライバーズランキング2位を獲得してきた実績があります。

チーム力は間違いなくトップレベル。さらにFIA-F2との違いについてもこれまでに経験があります。

ということで、チーム無限からの参戦は最良の選択だと思います。

ただ不安要素がないわけではない。

チーム無限のアドバンテージのひとつだったダンパーが、2024年シーズンから共通化されます。

今季までダンパーはチームによって改造や独自開発し、開発競争が行われていました。

しかしJRPは開発競争によるコスト上を懸念してダンパーの共通化に踏み切ったらしい。チーム無限やトムスなど大規模チームが強くなり、スーパーフォーミュラの趣旨であるドライバー同士の戦いが薄れてしまうことも懸念してのことでしょう。

チーム無限の優位性が・・・。

でも大丈夫。チーム無限はホンダのワークスチーム的な存在なので、最新の技術は他のチームに先駆けて投入されるだろうし、何よりドライバー同士の戦いならばFIA-F2で4位に入った岩佐歩夢選手の実力ならば国内のトップドライバーとも互角以上に戦えること間違いありません。

ところで、岩佐歩夢選手がスーパーフォーミュラ参戦に踏み切ったのはいつなのでしょうか?

おそらく2023年の日本グランプリだと踏んでいます。

2023年F1日本GPにて

今まで日本での露出がほとんどなかった岩佐歩夢選手ですが、日本グランプリではステージ上で佐藤琢磨選手と対談してF1への夢を語ったり、HRSの新たなフォーミュラマシンお披露目のデモ走行をしたりと、精力的にファンへアピールをしていました。

この時にHRCと将来について話を行い、チーム無限と接触した・・・と推測していますが、真相は?

ちなみに日本グランプリのステージを現地で聞いていましたが、超礼儀正しくて超好青年でした。

古き良き日本人といった感じで、完全に日本人が応援したくなるタイプ。私も一発でファンになってしまいました。

F1に行ってほしいなあ・・・。

とにかく2024年のスーパーフォーミュラが楽しみになりました。

今季はリアム・ローソン選手観たさに久々にスーパーフォーミュラを現地観戦しましたが、2024年も必ず岩佐歩夢選手を観に行こうと思います。

2024年にスーパーフォーミュラでチャンピオンになり、日本のファンを引き連れてF1に・・・夢が広がりますね!

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。