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20年ぶりのリターンライダーが感じるバイク環境の今とむかし

本日の静岡市は暖かく、久々に愛車モンキー125に乗りました。

いやー、バイクって楽しいですね!

私は昨年モンキー125を購入して20年ぶりにバイクに乗りました。ちなみにバイク歴は1993年から2003年、そして2023年にリターンしました。

リターンするとバイク環境が20年前と随分変化していることを感じました。

ということで、今回はバイク環境の今とむかしを比較してみたいと思います。

ナビで知らない場所も安心

むかしはツーリングに出かける時、バイク用のコンパクトな地図と睨めっこしながら曲がるポイントや道路の名称を頭に叩き込みました。

そしてツーリング中もこまめに止まり地図を見ながら確認の連続でした。

時には知らない間に迷子になることも・・・。

でも今は違います。

スマートフォンの地図アプリでストレスなく案内してくれます。

さらにバイクに特化した『ツーリングサポーター』では原付2種では走れない道路を回避してくれたり、オススメの道を案内してくれたりともう至れり尽くせり。

しかも音声で細かく案内してくれるから、ナビゲーションに目をやることもないんです。

スマートフォンはバイク乗りにとっても最高の発明ですね!

バイクに乗りながら音楽を聴ける

クルマでのドライブはむかしからラジオやテレビ、そして音楽を聴くのが定番。無音でのドライブは何か物足りたいものです。

しかしバイクは排気音や鼓動、振動を楽しむものでした。以前は・・・。

でも近年のヘルメットはスピーカーを内蔵できるようになっていて、スマートフォンとBluetooth接続をすることでクルマと同様に音楽を聴きながらバイクに乗ることが出来るようになりました。

もちろんバイクはマフラーから出る排気音を聴きながら流すのが気持ちいいのですが、それにお気に入りの音楽が加わればさらに楽しい。

時にはYouTubeを聴いたり出来るのもいい。

バイクに乗る時間がさらに楽しくなりました。

みんなでおしゃべりツーリング

仲間でワイワイツーリング。

ただむかしは信号待ちでちょっとした会話のみ。しかも大きな声でしゃべらないと相手とまともに会話も出来ませんでした。

Bluetoothヘッドセットのイラスト

しかし最近は各社からインカムが多数発売されています。

インカムで仲間と接続すれば、みんなとワイワイお話しをしながらツーリングが出来ます。

予定変更も一言でみんなに拡散できるので不意に止まったり曲がったりも無く、逸れる者も出ませんね。

まあ私はまだ使ったことがありませんが・・・。

ETCで料金所も安心

料金所のイラスト

むかしはライダーにとって料金所は厄介でした。

グローブを外し小銭を出しお釣りを受け取りポケットに入れグローブを装着。冬場は手が悴んで戸惑うこともあり、後ろのクルマからクラクションを鳴らさることも。

しかし近年はETCになり料金所もスイスイ。ホントに楽チンになりました。

まあリターンした私は原付2種になったので料金所とは無縁ですが・・・。

防寒装備が充実

バイク乗りにとって冬は冬眠の季節でした。

それも今はむかし。

全身タイツの人のイラスト

今リターンして初めての冬を迎えているのですが、防寒装備がめちゃくちゃ増えていることに驚きました。

グリップヒーターに電熱グローブ、電熱ベストに電熱タイツ・・・。

私はワークマンの電熱ベストを購入したのですが、温暖な静岡の冬ならばこれで凌げます。

その他の地域のライダーもこれだけ電熱装備が充実していれば、冬場でも十分に暖かくバイクを楽しめるのではないでしょうか。

400ccが絶滅危惧に!?

私が免許証を取得した30年以上前は400ccのバイクが全盛の時代でした。

国内4大メーカーからネイキットやレーサーレプリカ、アメリカンなど、主力車種の多くは400ccで、まさに選びたい放題。

しかし自動車教習所で大型自動二輪免許が取得できるようになって久しい現在、各メーカーの主力車種の多くはリッターバイクに様変わりしていました。

そしてむかし主力だった400ccバイクは数えるほどに・・・私、中型自動二輪免許しか持っていないのですが・・・。

バイクが市民権を得た!?

むかしはバイクというと『社会の逸れもの』みたいな扱いをされていました。

暴走族のイラスト

ちょっと極端かもしれませんが、1970年代から1980年代にかけて暴走族が社会問題とされたことが主な原因でしょう。

また猛烈なスピードでクルマの車列を縫って走ったり、無謀運転が多かったのもバイクの良くないイメージを増幅させました。

私がバイクに乗っていた1990年代もバイクはまだそのような扱いだったと記憶しています。

しかし近年はライダーに悪い印象を持つ方が少なくなった気がします。

きっと1970年代から1980年代の全盛時代にバイクに乗っていた若者が角が取れたおじさんになり、彼らは自らも乗っていたのでバイクに寛大だから?

近年の若者はアホのように飛ばす人が少なくなったのも理由のひとつかも。

最後に

今回はバイク環境の今とむかしをざっと挙げてみました。

スマートフォンの発明でバイクでもナビが使えるようになり、インカムの登場でツーリングでの仲間と話ができるようになり、音楽を聴きながらバイクに乗ることもできるようになりました。

また、ETCの普及で料金所もストレスフリーになり、電熱装備で冬場でもツーリングが快適に。

むかしは社会の厄介者とされたバイクも、今では社会に受け入れられるようにも感じてきます。

いやー、バイク乗りにとっていい時代になりましたね。

他にも私が気づいていないバイク環境があるかも。みなさんのご意見も聞きたいので、下のコメント欄で教えてくれたら嬉しいです。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。