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チャンピオン獲得時のカーナンバーは?カーナンバー別チャンピオン獲得回数ランキング(1974-2020)

F1でドライバーズチャンピオンを獲得したマシンに付いていたカーナンバーは、何番が多かったのか?

もちろんもっともチャンピオンを獲得しているのはあの番号ですが、果たして2番目はどの番号なのか・・・。

そこで今回は、シーズンを通して同じカーナンバーを付けるようになった1974年から2020年までに、ドライバーズチャンピオンを獲得したマシンに付いていたカーナンバーの回数を、ランキング形式で見ていきたいと思います。

年代別カーナンバーレギュレーションのおさらい

F1は長い歴史の中でカーナンバーのレギュレーションも年代別に変わっていった。

1973年以前は装着するカーナンバーがレース毎に変わっていたが、シーズンを通して同じカーナンバーを使うようになったのが1974年。

では、1974年以降のカーナンバーのレギュレーションについて、簡単におさらいしてみる。

チーム固有カーナンバー制(1974-1995)

1973年のコンストラクターズ順位により1974年のカーナンバーをチーム毎に設定。

翌年からは、前年のドライバーズチャンピオン所属チームがカーナンバー【1】【2】を付け、前年に【1】【2】を付けていたチームと入れ替わる。

当ページの表では『チーム固有』と表記する。

コンストラクターズ順位制(1996-2013)

カーナンバー【1】【2】は前年のドライバーズチャンピオン所属チームが付け、【3】以降は前年のコンストラクターズ順位により順番に与えられる。

当ページの表では『コンスト順位』と表記する。

ドライバー固有カーナンバー制(2014-)

ドライバーが希望のカーナンバーをFIAに申請し装着。

空いているカーナンバーは丸2シーズンの空白の末、他のドライバーが選択可能。

当ページの表では『ドライバー固有』と表記する。

年代別にレギュレーションは変化したが、2020年までにドライバーズチャンピオンを獲得したカーナンバーは11種類のみ。

では、もっとも多くチャンピオンを獲得したカーナンバーはどの番号なのか・・・って1位はもちろんあの番号だが、果たして2位は?

それでは行ってみよう!

コンストラクターズ順位制時代は、前年下位に沈んだチームが付ける大きな番号はチャンピオンを獲得するのが非常に難しいと考え、チャンピオン獲得回数が同じ場合、大きい数字のカーナンバーを上位とします。

第11位カーナンバー【3】チャンピオン獲得回数2回

1997年に王者にたったヴィルヌーヴのマシンはカーナンバー【3】
ルールドライバーコンストラクター
1997コンスト順位J.ヴィルヌーヴウィリアムズ
2000コンスト順位M.シューマッハフェラーリ

カーナンバー【3】は2回ドライバーズタイトルを獲得しており、ともにコンストラクターズ順位制の時代だった。

1人目はジャック・ヴィルヌーヴで、カーナンバー【3】のウィリアムズFW19により唯一のドライバーズタイトルを獲得し、2人目はミハエル・シューマッハで、【3】のフェラーリF1-2000でフェラーリ移籍後初のチャンピオンを獲得している。

若い番号ながらもカーナンバー【3】が2回しかドライバーズタイトルを獲得できなかった背景には、名門ながらも1974年以降中堅チームに甘んじたティレルが、チーム固有カーナンバー制時代を通して使用していたからだ。

第10位カーナンバー【8】チャンピオン獲得回数2回

1998年に【8】で王者になったハッキネン
2018年日本GPにて
ルールドライバーコンストラクター
1984チーム固有N.ラウダマクラーレン
1998コンスト順位M.ハッキネンマクラーレン

カーナンバー【8】は2度チャンピオンに輝いている。

1度目はニキ・ラウダが生涯最後にチャンピオンになった1984年、そしてもう一度はミカ・ハッキネンがはじめてチャンピオンになった1998年。

本来はナンバーツードライバーに与えられる偶数番号の【8】だが、1984年のラウダのチームメイトは当時まだチャンピオンを獲得していないアラン・プロストが【7】を付けており、なぜ実績に勝るラウダの方が大きな番号なのかは不明※。

※ラウダは復帰後の1982年と1983年もチームメイトより大きな【8】を付けている

1998年ハッキネンのチームメイトはデビット・クルサードで、このクルサードとは1996年以来3年目になり、1996年と1997年はハッキネンの方が若い番号を付けていたが、この1998年より入れ替わっている。

第9位カーナンバー【12】チャンピオン獲得回数2回

セナ初の王者はカーナンバー【12】
ホンダコレクションホールにて
ルールドライバーコンストラクター
1975チーム固有N.ラウダフェラーリ
1988チーム固有A.セナマクラーレン

カーナンバー【12】は、ニキ・ラウダとアイルトン・セナにより2度チャンピオンを獲得しており、2人は生涯で3回チャンピオンを獲得しているが、この【12】を付けたシーズンがはじめてのチャンピオンとなる。

1988年、16戦15勝と当時最強を誇ったマクラーレンMP4/4だが、このマシンにしっくりくる番号はアラン・プロスト【11】ではなく、セナの【12】だと思う方も多いのではないか。

次のページでは、『カーナンバー別チャンピオン獲得ランキング』第8位から第4位を紹介します。

果たしてあのカーナンバーは何位?

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モータースポーツ撮影歴18年。腕に覚えは全く無いが、知識だけは豊富なワタクシぴぴが、レース撮影について偉そうに解説します。




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ぴぴ
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。 一眼レフデビューは2001年頃、CANON EOS7(フィルム機)。腕に覚えは全くないが、年数だけはそこそこ長い。 【一眼レフ遍歴】 CANON EOS 7 → CANON EOS kiss N → CANON EOS 60D → CANON EOS 7D MarkⅡ → CANON EOS 5D MarkⅣ & SONY α7R Ⅲ 【所有カメラ】 CANON EOS 5D MarkⅣ SONY α7R Ⅲ SONYサイバーショット DSC-RX1R 【所有レンズ】 CANON EF100mm-400mm f/4.5-5.6L IS Ⅱ USM CANON EF70-200mm f/2.8L IS Ⅱ USM CANON EF24mm-70mm f/4L IS USM CANON EF50mm f/1.2L USM CANON EF85mm f/1.4L IS USM SONY FE24-105mm F4 G OSS