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パワーユニットをコロコロ変えるのはどこのチームだ!チーム別PU遍歴(2014-2024)

はい、強めのタイトルにしてみましたwww

2014年のパワーユニット導入以来、複雑な機構と各メーカーの形状の違いにより、パワーユニットメーカーの変更が少なくなりましたね。

だけど意外にもコロコロ変えるチームが・・・。

さて、どこのチームが一番変えたのか、見ていきましょう。

まずは王者レッドブル。参戦3年目となる2007年からルノーエンジンを搭載したレッドブルは、ルノーとともに黄金時代を経験。

しかしパワーユニット時代の2014年以降はルノーの戦闘力不足により成績は低迷し関係が悪化します。

2015年にはルノーとの契約を打ち切ることを決断するも、メルセデスやフェラーリからは供給を拒否され、タグホイヤーのバッジネームを付けてルノーパワーユニットを継続します。

徐々にルノー製パワーユニットの戦闘力は向上するもトップに返り咲くことはなく、姉妹チームのトロロッソが2018年からホンダ製パワーユニットに変更すると、レッドブルも2018年を最後に11年続いたルノーとの関係を終了します。

2019年のレッドブルに『HONDA』のロゴが入った
2019年F1日本GPにて

そして2019年からホンダ製パワーユニットに変更し、そのホンダPUで2021年に王者奪還。

その年を最後にホンダがF1から撤退するも、2022年以降も基本的には同じホンダ製パワーユニット(ホンダRBPT)で参戦を続け黄金期を継続中です。

ということで、レッドブルはルノー→ホンダと、一度のみパワーユニットメーカーを変更しました。

レッドブル
  • 2014-2018:ルノー
  • 2019-:ホンダ(RBPT)

さて、そのレッドブルの姉妹チームであるビザキャッシュアップRB(アルファタウリ、トロロッソ)はというと・・・結構変えています。

パワーユニット時代初年度の2014年はルノー製を使用(前年まで7年間フェラーリ製)。

しかし前述の通り姉妹チームのレッドブルがルノー製パワーユニットの低さで関係が悪化すると、その煽りを受けて2016年から前年型のフェラーリ製パワーユニットに変更します。

2017年は再びルノーに戻りますが、ルノーチームとコンストラクター争いをしていた終盤にルノー製パワーユニットが壊れまくり、ルノーチームに逆転を許す結果に。

ホンダPU初年度のトロロッソ
2018年F1日本GPにて

そして2018年からはマクラーレンと関係を解消したホンダ製パワーユニットを搭載。トロロッソはチーム結成以来初めてワークスエンジンを手に入れました。

発表が遅れたことでマシン開発が十分でなかったものの、改善したホンダパワーユニットのおかげもあり、まずまずの成績を残します。

チーム名変更後(2019年からアルファタウリ、2024年からビザキャッシュアップRB)も引き続きホンダ製を使用し現在に至ります。

ということでビザキャッシュアップRB(トロロッソ、アルファタウリ)は、なんと4回もパワーユニットを変更しました。

ビザキャッシュアップRB(トロロッソ、アルファタウリ)
  • 2014-2015:ルノー
  • 2016:フェラーリ
  • 2017:ルノー
  • 2018-:ホンダ(RBPT)

そんなビザキャッシュアップRB(トロロッソ、アルファタウリ)に匹敵するほどパワーユニット変更をしたのがマクラーレンです。

マクラーレンは1995年以来、長きに渡りメルセデスのワークスチームとして一時代を築き、パワーユニット初年度の2014年は20年目の節目を迎えました。

しかしメルセデスがチームとして参戦してからは、カスタマーチームに成り下がったのが不服だったため、2015年からホンダ製パワーユニットに変更。F1ブーム時代以来のマクラーレンホンダが復活しました。

マクラーレンはホンダにサイズゼロコンセプトと呼ばれる極小で薄いデザインのパワーユニットを注文しましたが、走り出すとトラブルが頻発しまともに走れぬ代物でした。

当時マクラーレンのドライバーだったフェルナンド・アロンソ選手が、2015年の日本グランプリで、

「GP2エンジン!」

と発言し話題となりましたね。

結局、表彰台はおろか入賞さえもままならないまま3年が経過し、マクラーレンとホンダは2017年を最後に決別します。

2018年マクラーレンのマシンに『RENAULT』のロゴが入るのは史上初
2018年F1日本GPにて

そして2018年からトロロッソとパワーユニット交換をするカタチでルノーに変更します。ちなみに長きに渡りF1に参戦する両社(マクラーレンは1966年から、ルノーは1977年から)ですが、マクラーレンがルノーエンジンを搭載するのはこの年が初めてでした。

ルノーとの関係は2020年までの3年間で、ホンダ製パワーユニットを搭載した時代から大きく成績を伸ばします。

そして2021年に7年ぶりのメルセデス製パワーユニットと契約すると、2012年以来久々の優勝を記録。現在もメルセデスパワーユニットを搭載し、ワークスのメルセデスを凌ぐ活躍を見せています。

ということで、マクラーレンはパワーユニット時代に三度のメーカー変更をしました。

マクラーレン

2014:メルセデス

2015-2017:ホンダ

2018-2020:ルノー

2021-:メルセデス

2024年にエントリーするF1チームで上記の他にパワーユニットメーカーを変更したのは・・・ありません。

ザウバー(アルファロメオ)とハースはフェラーリ一途で、アストンマーティンも前身のレーシングポイントやフォースインディアの時代からメルセデスのみ。

ウィリアムズも2014年からはメルセデスのみでした。

もちろんメルセデス、フェラーリ、アルピーヌ(ルノー)も自社のパワーユニットを使用し続けています。

ということでパワーユニット時代が始まった2014年から供給メーカーを変えたのは、レッドブル、ビザキャッシュアップRB(トロロッソ、アルファタウリ)、マクラーレンの3つのチーム。そして最多はビザキャッシュアップRB(トロロッソ、アルファタウリ)とマクラーレンの3つのメーカーでした。

さすがにメルセデス、フェラーリ、ルノー、ホンダRBPTのすべてのメーカーのパワーユニットを搭載したことのあるチームはありませんでした。

2024年参戦チーム別パワーユニットの歴史(2014-2024)

レッドブル:ルノーホンダ(RBPT)

メルセデス:メルセデス

フェラーリ:フェラーリ

マクラーレン:メルセデスホンダルノーメルセデス

アストンマーティン:メルセデス

アルピーヌ:ルノー

ウィリアムズ:メルセデス

ビザキャッシュアップRB:ルノーフェラーリルノーホンダ(RBPT)

ザウバー:フェラーリ

ハース:フェラーリ

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。