人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

角田裕毅レッドブルデビューマシン『レッドブルRB21日本GP仕様』のミニカーがやってきた!

先日購入した角田裕毅選手のレッドブルデビューレース、『レッドブルRB21日本グランプリ仕様』がついに私のF1ミニカーに加わりました!

2025年はレッドブルとホンダの最終年ということで、レッドブルはホンダへの感謝からホンダがグランプリ初優勝を飾ったRA272を模したスペシャルカラーリングを敢行。

それが角田裕毅選手のレッドブルデビューと重なり、記念すべき仕様のマシンとなりました。

では、ミニカーをじっくりと見てみることにしましょう。

ミニチャンプスとスパークの両社から発売されたレッドブルRB21日本グランプリ仕様ですが、私が購入したのはミニチャンプス京商別注製で、春の鈴鹿を連想させる桜カラーのパッケージがイイですね。

2016年から変わらぬ定番のカラーリングのレッドブルのマシンですが、今回はガラリと違い、すごく新鮮。

近年はほとんどのF1マシンが軽量化のためにマット塗装になっていますが、そのパイオニアはレッドブルで、2016年のRB12で初めて採用しました。

しかし今回のマシンはホワイトに艶があるような。

これはミニカー特有のものなのか、それとも実車を再現したのか。今年は日本グランプリに行っていないので、現地観戦した方、コメント欄で教えてください。

そして、いつもはマットの赤色で描かれる赤牛(レッドブル)ですが、今回はメタリックレッド。

フロントウイングの文字も同じくメタリックレッドの特別仕様です。

またイエローで塗装されるインダクションポッドですが、今回はホワイトになっていますね。

そして『HONDA』フォントが、現代のものではなくRA272と同じ。

ノーズ先端のHの赤バッジも当時風で、角田裕毅選手のカーナンバー22は日の丸仕様。いやー、泣かせるじゃないですか。

レッドブル、ホンダをリスペクトしてくれてありがとう!

来年のアストンマーティンも、これで毛の愛情を注いでくれるのかなあ?

2025年の日本グランプリで角田裕毅選手は、歌舞伎の市川團十郎さんがデザインを監修したスペシャルヘルメットを着用していましたが、それもしっかりと再現されています。

ヘルメット後ろの22の書体は市川團十郎さんの直筆でしたが、その書体もバッチリ。

いやー、完成度高すぎでしょ!?

近年のマシンは実に複雑な形状。特にサイドポッド周辺の形状など、まさにアートのような造形ですが、1/43でも忠実に再現されていますね。

いやー、美しい! 空気の流れが見えてくるような感じがします。

まあ、それによりミニカーの価格がとんでもなく高くなりましたが・・・。

私は目が悪いので良く見えなかったのですが、写真を拡大するとさらに凄く、サイドボッド下の折り返しや清流フィンなどがしっかりと成形され、何とカーボン地までしっかりと再現されています。

これだけの完成度ならば、2万円近い価格も納得ですが、お小遣いで気軽に購入できるものではなくなってしまったのも事実です。

レッドブルRB21の特異なハンドリングが合わずに苦戦する角田裕毅選手ですが、後半戦は巻き返しを期待。願わくば日本人4人目の表彰台に上がってもらいたい。

頑張れ角田裕毅選手!

次回はこのレッドブルRB21日本グランプリ仕様とレッドブルRB16B”ありがとう号”、そしてホンダRA272のミニカーを比較してみたいと思いますので、興味のある方はご覧ください。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。