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キヤノンRF100-500mm F4.5-7.1L IS USM購入記【Part3】開封の儀とEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMとの外観比較

今回も前回に引き続きキヤノンRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMの購入記。

EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMに代わるモータースポーツ撮影用レンズとして、RF100-500mm F4.5-7.1L IS USMは、早々に注文し、なんと翌日私の元にやってきた。

ということで今回はRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMを開封し、EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMと比べてみたいと思う。

ちなみにPart1-2をご覧になっていない方は、下記のリンクからどうぞ。

RF100-500mm F4.5-7.1L IS USMの納期が改善!

キヤノンEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMの代替えレンズとしてキヤノンRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMを選んだ私。

早速購入しようと思い、地方民の味方であるカメラのキタムラで納期を確認すると、注文してから2ヶ月ほどかかるとのこと。

えっ!?そんなにかかるの!?

これでも当初の納期4-5ヶ月からかなり改善したという。

まあ、私のモータースポーツ撮影開幕戦である、2022年3月下旬のスーパーGT公式テストまでには間に合うからいいか・・・。

ただ、思い立ったらすぐに欲しくなるのが人の心情。

そこで価格.comを確認すると・・・『在庫あり』の文字が!

どうしよう、買ってしまおうか・・・。

しかし、いつもお世話になっているカメラのキタムラの店長さんの顔が浮かぶ・・・。

店長ごめんなさい、納期には勝てません・・・。

「ポチッ」

あっ、買っちゃった。

ということで、暮れも押し迫った2021年12月29日に、今年最大の買い物をした私。

当日発送とのことで、翌12月30日にはRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMが私の元にやってくることになった。

RF100-500mm F4.5-7.1L IS USMがやってきた!

・・・翌日。

朝からソワソワしながら、例のブツの到着を待つ。

そしてついにRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMが、我が家にやってきた!

さすが演出が得意なキヤノンだけある。

箱を見るだけでテンションが上がってくるぜ!

箱を開封すると、まるでゴルフバッグのようなポーチにレンズが入れられている。

たしかEF望遠レンズは白色のポーチだったと記憶しているが、RF望遠レンズではブラックになっているようだ。

ただ、私は付属のレンズポーチなんて一度も使ったことがないし、おそらく多くのみなさんも同様だろう。

なのでキヤノンさん、こんな立派なポーチなんて要らないから、その分お値段を安くしてください!

重量は軽いが見た目の高級感はアップ!

と、気を取り直して・・・さあ、チャックを開けてレンズの開封といこう。

出たー!!こいつがあのRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMだ!

持ってみるとEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMと比べて明らかに軽い。やはり200gの軽量化は待つだけでわかる。

この軽さ武器になるぞ!

そしてボディをまじまじと見ると、塗装が艶消しになっている。

左RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM・右EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM

左がRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMで右がEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMだが、右のEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMは照明で鏡筒のホワイト部分が反射しているが、左のRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMに反射は見られない。

塗面はホワイトのiQOS(ILUMAじゃない方)のような感じで、サラサラと手触りがいい。

EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMにあったシボの模様はなく、全体的にフラット。

なるほど、比べてみると随分と違うものだ。

そして気になっていたのが見た目の高級感。

軽量化が図られているRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMだが、それと引き換えに樹脂パーツが多用されて、高級感が損なわれているのでは、と思っていたが、そこはキヤノンが誇るLレンズ、まったくもって高級感がスポイルされていない。

いや、むしろ金属パーツが多用されているEF100-400mm F4.4-5.6L IS Ⅱ USMよりも、マッド塗装のRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMは明らかに上質な仕上げだ。

ちなみにホワイトの色味だが、多くの宣材写真ではRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMの方がより白く感じる。

しかし両レンズを比べてみるとご覧のとおり。

左RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM・右EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM

どうだろう、左のRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMの方がやや白く見えるが、じつは大きな違いがないのだ。

そして、レンズフードがEF100-400mm F4.4-5.6L IS Ⅱ USMの黒から、ボディと同色のホワイトになった。

左RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM・右EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM

ムチャクチャかっこいいじゃねえか!

そしてフードに開けられたフィルター調整窓も健在。

モータースポーツ撮影において可変式NDフィルターを装着する私は、このフィルター調整窓が非常に重宝するのだが、EF100-400mm F4.4-5.6L IS Ⅱ USMはその窓がガバガバで、知らぬうちに窓が開いてしまっていることが多々あった。

このRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMはどうか・・・ストッパーがかなり効いていて、これなら問題なさそうだ。

三脚座には嬉しい配慮

キヤノンの望遠Lレンズには三脚座が装着されており、EF100-400mm F4.4-5.6L IS Ⅱ USMでは取り外しができなかったが、このRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMは脱着可能になった。

その三脚座の素材は、三脚に乗っかる部分が金属でそのまま鏡筒に巻かれる部分の半分が金属で。脱着用の蝶番から先、鏡筒に巻かれる半分が樹脂だと思う。

「だと思う?触ってみればわかるだろ!」

と思うなかれ。

樹脂の質感がムチャクチャいいので、正直金属と見分けにくいのだ。

そしてその三脚座のセンターを出すために、鏡筒側に印がある。

EF100-400mm F4.4-5.6L IS Ⅱ USMにはこの印がなく、センター出しに苦労したので、この配慮は嬉しい。

左RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM・右EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM

そしてEF100-400mm F4.4-5.6L IS Ⅱ USMには装着されていた被写界深度目盛りだが、RF100-500mm F4.5-7.1L IS USMでは省略されている。

まあ、ミラーレス機専用レンズなので、ボケ具合はある程度EVFで確認できるし、私的には一眼レフ時代も確認したことがないし、特に問題はない。

可動部品をチェック

スイッチ類は上から、撮影距離範囲切り替えスイッチ・フォーカスモードスイッチ・手ぶれ補正スイッチ・手ぶれ補正モード選択スイッチ(MODE1/2/3)と、EF100-400mm F4.4-5.6L IS Ⅱ USMと同様。

リング類はレンズ先端から、ズームリング・ズームリングトルク調整リング・フォーカスリング・コントロールリングと、EF100-400mm F4.4-5.6L IS Ⅱ USMからコントロールリングのみが追加されている。

ズームリングを伸ばした時の長さはどうだろう。

左RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM・右EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM

なるほど、ズーム倍率が伸びた分、テレ端では鏡筒がかなり伸びるようだ。

本来であればインナーズームの方が埃も混入しにくいし、見た目にもカッコよく、私としては好きなのだが、5倍ズームなので致し方ない。

ズームを伸ばした際の鏡筒隙間のデザインがRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMとEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMでは違っていた。

左RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM・右EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM

左がRF100-500mm F4.5-7.1L IS USM、右がEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMだが、EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMには溝があり、ズームを縮めるとその溝にレンズ先端の出っ張りが挿入される。

それに対してRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMはズームの隙間に溝はない。

そのためEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMは溝に埃が溜まりやすく、ズームの伸縮でその埃がレンズ内に混入してしまう可能性があるが、RF100-500mm F4.5-7.1L IS USMは埃がたまらないため、埃混入の可能性が減少するだろう。

まじまじとRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMを見てきたがもう我慢できない。

撮りたいです・・・。

だが思いのほか早く到着したため、保護フィルターの購入を忘れていた。

すぐにコジマに行き買ってきた保護フィルターはケンコーZXⅡ。そう、ケンコーの最高級保護フィルターだ。

やっぱり私史上最高級レンズに装着する保護フィルターは最高級品じゃないとね。

ということで、明日試し撮りに出かけよう。

その模様は次回書いていきます。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。