人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

SFgoはオンボード視聴 無線聴取 テレメトリー閲覧ができるスーパーフォーミュラファン必須の神アプリだった!

先日、富士スピードウェイで行われたスーパーフォーミュラ第4戦に行ってきましたが、1番の印象はむちゃくちゃ観客多いじゃん!

いや、昨年もF1予備軍リアム・ローソン選手の参戦で観客動員数が増えましたが、今年はその1.5倍!

その要因は、Juju選手の参戦とスーパーフォーミュラを運営するJRPの様々な企画でしょう。

そんな多くの企画の中でも一番チカラを入れているのがSFgoアプリで、スーパーフォーミュラの会場でもPRに余念がありませんでした。

JRPの激推しに押されて観戦後すぐに加入してみましたが、実はコレ、最高の神アプリでした!

本当に多くのことを知れる神アプリですが、特に注目したいのが以下の3点。

  • 全ドライバーのオンボード映像
  • 全マシンのテレメトリーデータのリアルタイム閲覧
  • 全ドライバーの無線傍受・・・いや聴取

ということで今回はSFgoアプリを1ヶ月間使ってみての感想を、上記3点を中心に掘り下げてみたいと思います。

全ドライバー・全セッション・全走行オンボード映像視聴可能

出典:スーパーフォーミュラ公式ホームページより引用

オンボード映像といえば日本F1の祖、中嶋悟さん。F1初参戦の1987年に、初めて全戦でオンボードカメラを搭載し話題になりました。

当時は今と比べるとかなり映像が荒れていましたが、初めて観るスピード映像に驚いたものでした。

その後、年とともに進化していったオンボード映像ですが、SFgoアプリで次の領域に生まれ変わりました

何が変わったのかというと、スーパーフォーミュラに参戦するすべてのドライバーのオンボード映像が、全セッション全走行視聴可能に。これはテレビではムリ。アプリならではですね。

さらに、走行中に別のドライバーに切り替えても時間軸がそのまま。なのでバトル中、前後のドライバーを切り替えながら視聴することが可能なんです。

もう、テレビマンのスイッチャーにイライラすることはありませんね。

追い抜きシーンをもう一度観たければ、当然巻き戻しも可能。5秒・30秒と一瞬でタイムスリップできます。

私は新人Juju選手とベテランの野尻智紀選手や小林可夢偉選手の映像を切り替えながら視聴し、ステアリング操作やラインどりの違いを観察しています。結構違うんですよね。

気分はレースエンジニア?全マシンのテレメトリーデータのリアルタイム閲覧

出典:スーパーフォーミュラ公式ホームページより引用

任意のドライバー映像に切り替えると、オンボード映像とともにテレメトリーデータが出ます。

データは以下の9項目。

  • スロットル開度
  • ブレーキ開度
  • ステアリング開度
  • ギアポジション
  • 速度
  • エンジン回転数
  • 燃料残量
  • OTS情報
  • タイヤ温度

ホンダの第2期F1活動では、マシンのテレメトリーを受信して解析したことが話題になりましたが、いよいよファンもこの情報が見られる時代になりました

まあ、F1ブーム時代も日本グランプリでフジテレビがホンダの協力を得て、スロットル開度、ブレーキ開度、速度、キアポジションなどをテレビで映しましたが、それ以上の情報を全セッション全走行で見られます。

「フォーメーションラップしっかりウェイビングしてタイヤ温度上げてよ」

「あー、ストール! スタートでは8000回転にしっかり合わせなきゃダメじゃん」

「後ろOTS使ってるぞ!」

もう、気分はレースエンジニアです。

もちろん情報をこれだけ多く知り得るため、バトル中はライバルチームもSFgoを多用しています。

決勝中の全ドライバーの無線を傍受・・・いや聴取 「コイツヤベえってマジで 頭イカれてる」!?今なんて言った?

近年モータースポーツのレース戦略はとても複雑になりました。

もちろん解説陣が詳しく説明をしてくれますが、それは推測でしかなく、レースの展開によってもリアルタイムで変わります。

その、本当の情報をつぶさに知れるようになりました。

そう、SFgoが神アプリと呼ばれる最大の所以、無線聴取です。

十数年前からF1ではドライバー無線がテレビで流されるようになりましたが、それは断片的なもので、時差もあります。

理由は他チームに戦略がバレないようにする配慮(と言っても傍受が乱発していたが)だったり、F1ドライバーが放送禁止用語を頻繁に発するためで、検閲と言う名の時差があります。

しかしSFgoでは無線をリアルタイムで垂れ流し。どんな時でもマナーを忘れない日本だからこそ実現した無線のリアルタイム放送(決勝レースのみ)なのかも。

でもね、聴いていると作戦やドライバーの本音がポロポロと。

先日行われた第5戦もてぎでは、3位を走行する牧野任祐選手がチームメイトで2位の太田格之進選手とトップの山下健太選手に対して、ピットオープンの10周目にピットインをするかどうかでこんなやりとりがありました。

牧野任祐選手

牧野選手「6(太田選手)はどういうプランで行くの?」

牧野選手「6がミニマム(10周)で入るならオレは入らない」

牧野選手「どっちでもいけるように準備しといてね」

牧野選手「6はどうするの?」

牧野選手「これどっちか決めてくれなきゃ オレどうすればいいの?」

牧野選手「どっちか決めてって じゃないとわからないじゃん!」

ピット「ヤマケン(山下選手)が入ったら入って」

牧野選手「6を入れるなら入れてって! アイツ(トップ山下選手)が居る(ステイ)んだから」

レース後に牧野選手もインタビューに答えていましたが、もうケンカまがいのバチバチ状態で、人間味があって実に興味深いやりとりでした。

また序盤にピットインしてペースを上げる太田選手の前にタイヤを替えていないライバルが出現した際に、

太田選手「コイツくそ遅いんだけど・・・」

と完全に本音がポツリ。

第4戦富士では大嶋和也選手がスタートに失敗し、前を行くルーキードライバーのストレートでのふらつき走行に対し、

大島選手「コイツヤベえってマジで 頭イカれてる」

と話す場面も。

当然一歩間違えば命の危険もあるためこんなことを口に出すのも当然。だけどこんなこと私たちファンが聴いちゃっていいのかと心配になります

所属メーカーやスポンサーへの配慮、また自身のプロモーションもあり、トークショーやインタビューでは優等生発言をするドライバーが多い中(ミハエル・シューマッハ選手の出現以来この傾向が強くなった)、極限状態では結構出ちゃっていますね。

一応ドライバーは聴かれていることをちょっとだけ意識しているのか、私の聴く限りギリギリのところで放送禁止用語は言っていません。

まあ、放送禁止用語を発しても、アプリだからセーフかな?

ドライバーとしては聴かれちゃヤダよね!? でもファンとしてはムッチャ楽しいのよ!

SFgoの料金体系

SFgoの料金体系は月額プラント年間プランの2つ。

月額プラン1,480円/月(税込)、年間プラン11,900円/年(税込)です。

年間プランは月額プランに比べて33%もお得。もちろん私は年間プランを契約しました。

スーパーフォーミュラファンは絶対に楽しめる神アプリがこの金額とは、まさにバーゲンプライス!

最後に

2024年スーパーフォーミュラ第4戦にて

今回はSFgo注目の3つの機能、全ドライバーのオンボード視聴、テレメトリーデータ閲覧、無線聴取について書いてみました。

このSFgoは2つのデバイスでログインできるため、先日の第5戦もてぎではパソコンにレース映像を、スマートフォンでオンボード映像やテレメトリーデータ、無線聴取をして観戦しましたが、レースをより深く楽しむことができました。

またSFgoは今回紹介した3つのポイント以外にもGPSによるマシンの位置情報や、予選後や決勝後の公式記者会見の模様、サーキットでのステージイベントの映像も観ることができます。

その他にもアップデートが頻繁に行われており、サービスが拡大中。

おそらく世界を見渡してもこれだけ多くの情報をファンに提供してくれるカテゴリーは無いのでは、と思います。

ということで、スーパーフォーミュラファンだけでなく、F1ファンを始めとした多くのモータースポーツファンもレースをより深く知れる素晴らしいアプリだと思いますので、よかったらご加入を・・・えっ? JRPから金貰ってるだろって??

いや、私は純粋に・・・JRP! 紹介料くれ! あっ・・・。

冗談です。マジ推しですよ!

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

面倒ですがポチッとお願いします

自動車レースランキング

関連記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

156人の購読者に加わりましょう
よかったらSNSでシェアお願いします!



サーキットでの興奮をあなたに伝えたい
MOTORSPORT観戦記

サーキットは非日常を味わえる特別な空間です。そんな素晴らしいモータースポーツの世界を、ひとりでも多くの方に伝えたい・・・。そんな思いでMOTORSPORT観戦記と題し、記事に認めました。




コメントを残す

ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。