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1,000km乗ってわかったモンキー125のここがダメ!と思う8つのポイント

2023年3月にモンキー125が納車され、週末のたびに乗車。20年ぶりのバイクライフを堪能している私。

先日はそんなモンキー125の良いところを挙げてみました。デザインや取り回し、そして経済性などモンキー125はホントに良いバイクなんです。

ただね、ちょっとココは、と思うところも・・・。

ということで、今回はモンキー125のダメだと思うポイントを挙げてみたいと思います。

ミラーが見えない

ミラーが見えないんです。バイクはもちろんのこと幅の狭い軽自動車など、真後ろを走る車両がほぼ見えない。

後ろの車両が左右に寄り、いきなりミラーに出現してびっくり!なんてことも・・・。

原因はミラーの張り出しがないこと。すり抜けには有利ですが、クルマの流れに乗って走る私にとって張り出しがなく後ろが見えないのは弱点しかない。

はい、ということでモンキー125を購入して初のカスタムはミラーの付け根を外側にするオフセットホルダーの取り付け。

私はタナックスのこの商品を購入しました。

取り付けてみると真後ろの車両が出現!

もうこれはモンキー125乗りならば必見の装備だと私は思います。

タコメーターとシフトインジケーターがない

デビュー時は4速だったモンキー125ですが、2021年9月に5速になりよりクロスレシオ化されました。するとギアが何速に入っているかわからず、クラッチを握り左足を幻の6速に入れようと・・・アレ?もう5速だったか。。。

ちなみにマヌケな私に対処してくれているのか、6速に入れようとするとシフトレバーは上に動いてくれます。これはホンダさんの優しさ?

そんな私でも何速なのかがわかるように、シフトインジケーターが欲しい・・・。

いや、せめてタコメーターがあればそんな過ちは致しません・・・。

タコメーターが欲しい。クルマもバイクもマニュアルミッション車両ならばタコメーターが必須でしょ??

すみません、自分で買います。社外オプションで取り付けますよ。

メーター交換でシフトインジケーター付きのマルチメーターもあるようですが、お気に入りのノーマルスピードメーターは残しておきたいので、タコメーターのみ取り付ける予定です。

125ccでは坂道がちょっとキビシイ

休みのたびに私は地元静岡市では有名な日本平パークウェイを走ります。

ここは緩やかな坂道が続くワインディングロードなのですが、その緩い坂道でもモンキー125は登らない。失速してしまうのです。

単気筒なのである程度低回転ではトルクがあるのですが、回転を上げても一向にパワーが出ない。

その後、駿河湾沿いの国道150号線の直線道路を5速60km/h+αで巡航。そしてはじめしゃちょーの3億円豪邸を過ぎて、高架橋になる緩やかな上り坂で失速・・・。

はい、原付2種は正直パワーないです・・・。

大型バイクはギアのセレクトを間違えてもトルクで十分に登ってくれて、それが大型の楽だと言われる所以。

原付2種は・・・常にギアチェンジの連続です。

ただね、個人的に大ファンのF1ドライバー佐藤琢磨選手が、「公道でもクルマの限界を引き出したく、移動用として旧型ミニクーパーを乗っている」と言っていました。

モンキー125もまさに・・・いや、モンキー125ではスポーティな走りをしません。だけどね、もうちょっとパワーが欲しい・・・。

ニュートラルに入りにくい

モンキー125はスコスコ入る精度の高いトランスミッションが魅力ですが、ニュートラルに入りにくいのがちょっと・・・。

信号が赤になり、グワーンッ グワーンッとシフトダウンして、エンジンブレーキを効かせながら減速。そして停車直前に2速からチョンとシフトレバーを押し下げると、あれ1速?そのままチョンと足首を上げると、あれ2速?

はい、走行中はまずニュートラルには入りません。

停車中ならばある程度ニュートラルに入りやすくなりますが、かなり気を遣いながらレバーを押し上げないと、またしても1速と2速を行ったり来たり・・・。

個体差なのかと思いましたが、インターネットで確認すると他のモンキー125乗りの方も同じことを書いています。

うーん、もうちょっとニュートラルに入りやすいといいのですが・・・。

ヘルメットホルダーが恐ろしく使いにくい

シート下のフレームに直付けされているのがヘルメットホルダー。小さなモンキー125に無理やり装着されたであろうヘルメットホルダーですが、コレがなんとも使い難い。

こののっぺりとした写真だとわかりにくいかもしれませんが、ボッコリ膨らんだシート下のサイドボックスとリヤショックに挟まれた奥にヘルメットホルダーがあります。

私のアライASTRO-GXは顎紐が短く、取り付けるのに超難儀します。いや、調子が良い時でないと付けられません・・・。

そこで、ご覧のように工具ケースに入っていたコードをヘルメットホルダーに通して使っています。コレを走行中もホルダーに通したままにしているので、モンキーの可愛さが半減。市販のコード買おう。

タイヤの音

この写真を見てどう思います?

「倒立フォーク汚ねっ!」って?いやいや、タイヤ!この太っといタイヤです。

モンキーのアイデンティティといえば小さな径に太いタイヤなのですが、このカッコいいブロックパターンがちょっと・・・。

スピードを出すと「ブーーーン」って音を立てます。ずーっと。

法定速度内で走っていれば音出ないです。でも、ねえ、たまには・・・ねえ?出ちゃうでしょ??

すると、音が「ブーーーン」って出ます。

ホンダさんから「スピード出し過ぎてますよ」というメッセージかも??

おじさん世代ならばご存知でしょうが、むかしのクルマは100km/hを超えると「キンコン!キンコン!」と速度超過のチャイムが鳴りましたが、アレと一緒??

手が痺れる

60km/h+αの速度で巡航するとすぐに手が痺れます。はい、振動です。

まあ、これが単気筒ならではの「ドッドっどっ」という鼓動を生み出してくれるので、まあ多少の手の痺れは許してあげます。

なめられやすい

モンキー125の魅力はかわいらしいボディデザインですが、時にコレが仇となることも。

結構なめられます。はい。イカついクルマに乗った方だけではなく、一般の方にも厳しめに幅寄せされることも・・・。

おそらく、リヤから見ると小さいボディとピンクのナンバーで、「原付なんぞ隅をショロショロ走っておけ。ドケや!」と思う方もいるかと。

ということで、モンキー125はクルマから妨害されることもあるので、他のバイクよりも周囲に気を配る必要があります。

最後に

今回はモンキー125のダメだと思うポイントを挙げてみました。

大型や中型のバイクから買い換えを考えている方は、ちょっと覚悟が必要なこともあります。

ただ今回挙げたマイナスポイントは”あえて”言うなら、です。また100点満点のバイクよりもダメなところを少しずつカスタムで補うのもバイクライフの楽しみのひとつです。

少しずつカスタムをして、自分なりのモンキー125に仕上げていく楽しみを残してくれているのかも!?

ということで今回は以上。最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。