モータースポーツ中毒者のぴぴです。
今回は私のミニカーラインナップから1台をピックアップして紹介していく企画で、第8弾は2006年のF1グランプリを戦ったホンダRA106のミニカーを紹介します。
ザックリ見出し
38年ぶりにRA(レーシングオートモービル)が復活!
ホンダRA106、日本のモータースポーツファンにとってこの名がシャシー型式の頭に付くことは特別です。
RA=レーシングオートモービルは、ホンダがF1用のシャシー型式やエンジン型式に用いる名前で、F1チームBARから全株式を取得したホンダは2006年よりホンダワークスとなり、実に38年ぶりにシャシー型式でRAを名乗るようになりました。
そして第13戦、雨のハンガリーグランプリでホンダRA106が優勝、ホンダワークスとしては39年ぶりに勝利し、表彰台では君が代が流れました。
この車両は、現在ツインリンクもてぎのホンダコレクションホールに動態保存されているそうで、イベントなどで走行されています。
余談ですが、2007年のF1グランプリを戦ったスーパーアグリSA07はこのホンダRA106を参考に開発したと言われており、車両は極めて類似しライバルチームから訴えられました。
ミニカー紹介
今回撮影に登場するミニカーを紹介します。
ホンダRA106 #12 ジェンソン・バトン
デアゴスティーニ『F1マシンコレクション』第39号、『IXO』製です。
BMWザウバーF1.08 #5 ロバート・クビサ
デアゴスティーニ『F1マシンコレクション』第45号、『IXO』製です。
フェラーリ248F1 #5 ミハエル・シューマッハ
マテル製の通常ラインナップのモノで、翌2007年に入手し現在は絶版です。
撮影
それではホンダRA106を撮影していきます。
今回ももちろんテーマは『実車のように撮る!』です。
ホンダの赤バッチがノーズに映える、RA271から続くホンダF1のアイデンティティです。
偶然にもラッキーストライクのメインスポンサーで、日の丸カラーをイメージさせます。
当時のF1マシンは、サイドポンツーン付近をはじめ至るところに空力フィンが取り付けられており、この写真をみるとわかりますが1/43スケールで再現するのは大変だったことと伺い知れます。
フェラーリを従えてポールポジションに居並ぶホンダF1、こんなシーンがみたかったです。
当時のライバルメーカーとともに。
最後に
国産シャシーメーカー(ホンダ)に国産エンジンメーカー(ホンダ)、国産燃料メーカー(エネオス)と日本代表チームとでもいうべき体制ですが、願わくば当時ミシュランとしのぎを削っていたブリヂストンタイヤを装着してもらいたかったものです。
そして何と言ってもドライバーは佐藤琢磨(2003年〜2005年にBAR所属)を継続して起用してくれたら、と今でも思います。
エンジン供給を含めたホンダの第3期F1活動は、結局この年の1勝に終わることとなり、現在(2018年)に至るまで勝利がありません。
最強のシャシーを手に入れるであろう来年(2019年)、この年以来の勝利を願わずに入られません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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