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2021年F1参戦ドライバーのカーナンバーと選んだ理由

2014年よりF1はドライバーが希望のカーナンバーを選択できる『ドライバー固有カーナンバー制』を導入した。

『ドライバー固有カーナンバー制』は、F1ドライバーとして参戦し続ける限り同じ番号を使い続けることができる※ため、カーナンバーを選ぶにあたり熟考するドライバーも多いと聞く。

※本人の意思で番号を変えることはできる

そこで今回は2021年F1に参戦するドライバーのカーナンバーと、その番号を選んだ理由を調べてみた。

【44】ルイス・ハミルトン

カーナンバー使用期間
【44】2014-

ルイス・ハミルトンが【44】を選んだ理由は、レースキャリアではじめて付けた番号だったことからで、1995年にイギリスカートチャンピオンシップのカルテッドクラスで優勝した際も【44】を付けている。

F1チャンピオンは翌年にカーナンバー【1】を使用することができるが、ハミルトンは【44】がよほど好きなのか、チャンピオンの翌年の2015年・2016年・2018年・2019年・2020年・2021年も【44】を選んだ。

ハミルトンが【1】を付けたのは、2008年にチャンピオンを獲得した翌年の2009年のみで、この頃はドライバーに選択権がなかったため自動的に【1】を与えられた。

【77】バルテリ・ボッタス

カーナンバー使用期間
【77】2014-

バルテリ・ボッタスの【77】は、VALTTERI BOTTASのTの部分を7にしてVAL77ERI BO77AS・・・。

西洋人はTを7に置き換えるのか?

【33】マックス・フェルスタッペン

カーナンバー使用期間
【33】2015-

マックス・フェルスタッペンは本当はカーナンバー【3】を使用したかったが、当時チームメイトだったダニエル・リカルドがすでに使っていたため申請ができず、3のゾロ目である【33】を選択した。

ただ3という数字に思い入れがあるわけではなく、その数字の形が好きという理由らしい。

【11】セルジオ・ペレス

カーナンバー使用期間
【11】2014-

2021年シーズンからレッドブルに移籍するセルジオ・ペレスのカーナンバーが【11】だが、彼がこの番号を選んだ理由は、カート時代によく使用していたカーナンバーだったため。

【3】ダニエル・リカルド

カーナンバー使用期間
【3】2014-

ダニエル・リカルドが【3】を選んだ理由は、彼がキャリアで一番はじめに付けたカーナンバーであり、元NASCARドライバーのデイル・アーンハートのファンだったから。

【4】ランド・ノリス

カーナンバー使用期間
【4】2019-

ロードレースで9回のワールドチャンピオンを誇る、史上最強のライダーバレンティーノ・ロッシを敬愛しており、当初は彼のカーナンバーである【46】を検討したが、最終的には【4】を選択した。

理由は明らかにされていないが、ファンの間ではLANDOのAを【4】(L4NDO)に見せて選んだのでは、と言われている。

ちなみに1974年にシーズンを通じて固定のカーナンバーが与えられて以来(それまではレース毎に違っていた)、カーナンバー【4】でチャンピオンを獲得したドライバーはいないのだが、ランド・ノリスがそのジンクスを打ち破ることができるであろうか。

ノリスの前には2014年にマックス・チルトンが【4】を使用している。

【5】セバスチャン・ベッテル

カーナンバー使用期間
【1】2014
【5】2015-

セバスチャン・ベッテルが【5】を選択した理由は、2010年に自身がはじめてF1チャンピオンに輝いた時に付けていた時のカーナンバーであり、2001年にカートをしていた時の番号でもあるため。

ちなみにドライバー固有カーナンバー制が導入された2014年、前年チャンピオンを獲得したベッテルはカーナンバー【1】を付けて参戦したが、その後チャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンは【44】を選択、ニコ・ロズベルグは引退して翌年は参戦しなかったため、2021年現在ベッテルが最後に【1】を付けて参戦したドライバーだ。

【18】ランス・ストロール

カーナンバー使用期間
【18】2017-

ランス・ストロールは2017年のF1に参戦するにあたりカーナンバー【18】を選択したが、理由は明言されていない。

チームのエースになりたいから日本でエース番号と知られる【18】を選択?

いや、彼はカナダ人だ・・・。

次のページではアロンソ、そして2021年からF1に参戦する角田裕毅選手が登場します!

角田裕毅選手が選んだカーナンバーとその理由は?

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。