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2021年F1参戦ドライバーのカーナンバーと選んだ理由

【9】ニキータ・マゼピン

カーナンバー使用期間
【9】2021-

FIA-F2では強引な幅寄せで話題をさらい、F1デビューが決まった直後には不適切な動画をアップロードし、さまざまに物議を醸しているニキータ・マゼピンは、カーナンバー【9】を選択したが、その理由はまだ公表されていない。

このカーナンバー【9】は、マーカス・エリクソンが2014年から2018年まで使用していた。

【47】ミック・シューマッハ

カーナンバー使用期間
【47】2021-

2021年F1デビューの超ビッグネーム、ミック・シューマッハは【47】を選択。

理由は父ミハエル・シューマッハが2004年に7度目のチャンピオンを獲得した影響も、間違いなくあるとした上で、4と7は本当に好きなふたつの番号であり、家族の誕生日を足すと【47】になると語っている。

名前続柄誕生日
ミハエル・シューマッハ1969年1月3
コリーナ・シューマッハ1969年3月2
ジーナ=マリア・シューマッハ1997年2月20
ミック・シューマッハ本人1999年3月22

3+2+20+22=47なるほど・・・。

ちなみにこのカーナンバー【47】は、2016年第2戦のバーレーングランプリで、負傷したアロンソの代役としてストフェル・バンドーンが参戦した際に使用※しているが、この場合チームが用意したFP1用のカーナンバーのため自身のカーナンバーとしてはカウントされない。

※2017年から2018年にレギュラードライバーとなってからは【2】に変更した

【63】ジョージ・ラッセル

カーナンバー使用期間
【63】2019-

ジョージ・ラッセルの【63】は、自身のイニシャルを置き換えたもの。

George RussellのイニシャルはG・Rで、Gを6に、Rを3にすることで、【63】とした。

日本人としてはGを3、Rを3と置き換えるのには無理があるの思うのだが・・・。

【6】ニコラス・ラティフィ

カーナンバー使用期間
【6】20-

ニコラス・ラティフィの【6】は、彼の出身から名付けたという。

ラティフィの出身はカナダのトロントで、トロントの近年のニックネームは『The 6ix』で、そこから【6】を選んだとのこと。

【6】はニコ・ロズベルグが使用していたカーナンバーで、2016年にワールドチャンピオンを獲得している縁起の良い番号。

ロズベルグはその年に引退しており、凍結が解除される2019年にラティフィはウィリアムズからフリー走行に出走する際に引き継いだ。

まとめ

今回は2021年のF1に参戦するドライバーのカーナンバーと、その番号を選んだ理由を書いてみたが、まとめると以下のとおりになる。

No.ドライバー期間選んだ理由
44L.ハミルトン2014-カート時代の番号
77V.ボッタス2014-VALTTERI BOTTASのTを7と読ませて
33M.フェルスタッペン2015-3という数字の形が好きだから
11S.ペレス2014-カート時代によく付けていた番号
3D.リカルド2014-キャリア初の番号でアーンハートからも
4L.ノリス2019-LANDのAを4と読ませて?
5S.ベッテル2015-カート時代とF1初チャンピオン時の番号
18L.ストロール2017-不明
14F.アロンソ2014-2018
2021-
カート時代に優勝した日と年齢とカーナンバー
31E.オコン2016-2018
2020-
カート時代の番号
16C.ルクレール2016-誕生日から
55C.サインツ2015-5が欲しかったが空きがなく連番に
10P.ガスリー2017-フォミュラルノー時代の番号
22角田裕毅2021-レースデビューで誕生日の11を足して
7K.ライコネン2014-前年より継続
99A.ジョヴィナッツィ2019-カート時代の番号
9N.マゼピン2021-不明
47M.シューマッハ2021-家族の誕生日の合算
63J.ラッセル2019-イニシャルから
6N.ラティフィ2020-出身トロントのニックネーム

総じてカート時代の思い入れのある番号を使用しているドライバーが多く、下記の7名。

  • ルイス・ハミルトン
  • セルジオ・ペレス
  • ダニエル・リカルド
  • セバスチャン・ベッテル
  • フェルナンド・アロンソ
  • エスティバン・オコン
  • アントニオ・ジョヴィナッツィ

あとは誕生日からヒントを得たドライバーが以下の3名。

  • シャルル・ルクレール
  • 角田裕毅
  • ミック・シューマッハ

自身の名前のスペルをオマージュに考えたドライバーは以下の3名となる。

  • バルテリ・ボッタス
  • ランド・ノリス
  • ジョージ・ラッセル

世界で20名しかいないF1ドライバーにまで上り詰めた運転の天才たちは、カート時代を圧倒的な速さで制している者がほとんどで、その素晴らしい思い出を自身のナンバーにしているドライバーが多いのは頷けるし、自身をアピールする番号として誕生日や名前を元に決めているのも当然だろう。

その中にあり、キミ・ライコネンは2013年の番号をそのまま・・・まったくもって彼らしい・・・。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。