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【観戦記】2022年WEC富士③ 耐久マシンが1ラップ限りの本気走行!予選編

2022年WEC富士現地観戦記 第3弾は予選編です。

第1弾からご覧になりたい方は下のバナーからどうぞ。

WECマシンは6時間以上の耐久レースで戦うために製造されたマシン。各部品は十分な耐久マージンを持っており、ドライバーもレースで長丁場を走り切るために常にペースをコントロールして走行します。

そんなWECマシンが本気で走行する姿が観れるのは予選だけ。しかもWECの予選は10分しか時間が与えられていないため、短時間の予選に本気の走りが凝縮されてます。

ということで今回はそのWEC予選を観ていきましょう。

予選日は指定席が解放!

WECは決勝レースで長丁場を走るため決勝のみを観戦する方も多く、予選日は観客数が少ない。

そのためグランドスタンド2階や各チームの応援スタンドの決勝レースでは指定席の場所も、予選日には開放されています。

ということで予選前にその指定席エリアに入場してみましょう。

まずはグランドスタンドのもっとも1コーナー側の隅に位置する、地元トヨタガズーレーシングの応援スタンドに入場。

トヨタのピット位置はA棟の一番1コーナー隅で、ちょうどその前にトヨタ応援スタンドがあります。

そしてスターティンググリッドのフロントローの位置も目の前。トヨタを応援するのには絶好の場所ですね。

もちろんその他のピットもご覧のとおり見渡せます。

通常の観戦券にわずか1,100円(税込 前売り券)プラスするだけで購入できるトヨタガズーレーシング応援席は、かなりお得です。

次は通常の観戦券にプラス2,200円(税込 前売り券)をプラスすると入場できるグランドスタンド2階席に行ってみましょう。

こちらがグランドスタンド2階席からの眺め。かなり目線が高くなり、1コーナー方面も立体的に見渡せるようになりました。

また1階席ではコースにかかっていたスタンド最前部のフェンスも、2階席ではかからなくなりました。

通常ホームストレートを通過するマシンはコースの外側を走行するため、1階席からだとフェンスにマシンがかかってしまいますが、2階席からならばその影響はありません。

よし、土曜日に来た特権を最大限利用して、予選はこの場所から観戦することにしましょう!

LMGTEプロ・アマクラスの予選開始!

予選の時間が近づいてきました。

WECの予選時間はLMGTEプロ・アマクラス混走10分、ハイパーカー・LMP2クラス混走で10分と非常に短く設定されています。

時には24時間をも走るWECなのに、予選は10分だけ。

まあグリッド位置はあまり重要ではないとも言えますが、その10分間だけは週末においてもっとも速さを重視する時間帯です。

まずはLMGTEプロ・アマクラスの予選。各マシンがピット前にスタンバイし、まもなく開始です。

フェラーリの1台が動き出しました。さあ、LMGTEプロ・アマクラスの予選がスタートしました。

さあ、撮ってくぜ!

ただこの場所だと背景が無いため、面白味に欠ける写真が量産されるだけ。

ならばシャッタースピードを遅くして、グリッド位置の白線を思いっきり流してホームストレートならではのスピード感を演出してみよう。

まずはシャッタースピード1/80でウォーミングアップ。まだまだスピード感に欠けますね。

シャッタースピード1/50。うん、少しずつ雰囲気が出てきました。さらにシャッタースピードを上げてみましょう。

シャッタースピード1/30。

グリッド位置を示すホワイトラインやサインウォールが思いっきり流れて、疾走するマシンを演出できています。いいですねえ!

よーし、さらにシャッタースピードを上げてみましょう。上手くいくかな??

シャッタースピード1/20で、なんとか撮れました!

マシンは速度300km/h近いスピードで走行しているため、サインウォールや路面の白線が恐ろしいほどに流れていますが、マシンのフロント部分からサイドのゼッケン付近になんとかピントを合わせることに成功しました。うーん、満足!

ちなみにこの写真手持ちで撮影しました・・・凄いでしょ!?(自己満爆発!)

さあ、調子に乗ってもう一枚・・・と思っていましたが、短いLMGTEクラスの予選は終了。

ちなみにLMGTEプロクラスの予選トップタイムが1’36.371(ポルシェ911 RSR-19)で、同じく富士スピードウェイで行われたスーパーGTのGT300クラストップタイム1’35.550 (メルセデスAMG GT3)とほぼ同じでした。

本日のメイン!ハイパーカー・LMP2クラスの予選開始!

LMGTEクラスの後は本日のメインイベント、ハイパーカークラスとLMP2クラス混走の予選が始まります。

富士スピードウェイのピットに並ぶプロトタイプマシン、いいですねえ。

あっ、ちなみに一番右のアルピーヌはハイパーカークラスにエントリーしていますが、マシンはLMP2クラスと同じオレカ07がベースのため、ご覧のとおり他の2台と同化しています・・・。

おっ!本命のトヨタGR010ハイブリッドもピットガレージから出てきて、戦闘準備完了です。が、タイヤはまだ移動用ですね。

ライバル(?)のプジョー陣営もまだタイヤを装着していない様子。

トヨタとは150-200mほど離れた位置にあるプジョーのピットガレージですが、予選で一発を決めて地元トヨタに予選だけでも勝ってやろうということでしょうか、トヨタがタイヤ装着をするとそれを見てプジョーも装着していました。

まあトヨタのライバルはアルピーヌなんですが・・・。

そして10分間の予選が開始。しかしトヨタ陣営もプジョー陣営もまだピットアウトしません。

開始から4分ほどが経過し、まずはプジョーがピットアウト。

そしてプジョーに続いてトヨタ勢もガレージを出てピットアウト。

コースではすでにLMP2マシンのアタック合戦が始まっています。まずは1/80のシャッタースピードから撮影を開始してみましょう。

ホームストレートではもう少し引いで、ピットウォールを入れた画角の方がスピード感が出そうですね。

画角はこれでオッケー。ではシャッタースピードを落としていきます。

シャッタースピード1/50。疾走感が出てきましたね。

さあ、ハイパーカーたちもスピードが乗ってきましたので、同じくシャッタースピード1/50で撮ってみましょう。

先ほどLMGTEクラスの写真と比べるとグリッド位置を示すホワイトラインのブレ幅が大きく、ハイパーカーはさらにスピードが出ていることがわかります。

さらにシャッタースピードを落としてみましょう。

シャッタースピード1/30。流線形のプロトタイプマシンが猛スピードで走り抜けている様をバッチリ切り抜けました!

最後はトヨタGR010ハイブリッドのサイドのカーナンバー8のゼッケンを、しっかり止めることに成功!満足の1枚になりました。

ということで短いWECの予選が終了し、注目のハイパーカークラスの結果は以下のとおり。

順位No.チームマシンドライバータイム
17トヨタGR010ハイブリッド小林可夢偉
M.コンウェイ
J-M.ロペス
1’29.234
28トヨタGR010ハイブリッド平川亮
S.ブエミ
B.ハートレイ
1’29.254
336アルピーヌA480A.ネグラオ
N.ラピエール
M.バキシビエール
1’29.446
493プジョー9X8P.ディ・レスタ
M.イェンセン
J-E.ベルニュ
1’30.000
594プジョー9X8L.デュバル
G.メネゼス
J.ロシター
1’30.152

ポールポジションを獲得したトヨタ7号車にチームメイトの8号車が続き、地元トヨタガズーレーシングの2台はフロントローから決勝レースを迎えることになりました。

しかし最下位のプジョー94号社とのタイム差は1秒以内ということで、決勝では混戦が予想されます。

そんな決勝の現地観戦記は下記のバナーで書いているので、よかったら引き続きご覧ください。

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奥が深いモータースポーツ撮影の世界
MOTORSPORT撮影術

モータースポーツ撮影歴18年。腕に覚えは全く無いが、知識だけは豊富なワタクシぴぴが、レース撮影について偉そうに解説します。




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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。