人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

2023年スーパーGT第2戦はトムス36号車が優勝!大湯都史樹はSFに続いての悪夢

昨日はゴールデンウィークの富士スピードウェイ恒例行事、スーパーGT第2戦が行われましたが、チケットが完売。凄い観客でしたね。

私は残念ながらその煽りを受けてチケットを購入することが出来ず、自宅警備隊と相成りました・・・。行きたかったなあ。

雰囲気はサーキットでの観戦が最高ですがレース展開はテレビ中継に限る。いや、強がりです。本当は行きたかったけど・・・。

レースはトムス36号車が優勝。そして先日スーパーフォーミュラで涙を呑んだ大湯都史樹選手がまたしても悪夢に見舞われる残念な結果に。

ではでは、ちょっと振り返ってみましょう。

前代未聞!?チケットがなんと完売!

例年スーパーGTの中でもっとも観客を動員するゴールデンウィークの富士戦。

私はレースが近くなってからチケットを購入するのが通例ですが、この一戦も開催日が近くなってからチケットを購入しようとしたら・・・へっ?完売!?

国内モータースポーツでも屈指の人気を誇るスーパーGTですが、チケットが完売したことってあったっけ?うーん、おそらく初めてでしょう。

コロナが明けて野球やサッカーなど人気の国内スポーツイベントは2023年からチケットの売れ行きが好調ですが、スーパーGTもやっぱり凄いようです。

そして本日スーパーGT第2戦の観客動員数が発表になりました。結果は予選日が31,600人決勝日が48,600人、合わせて80,200人!凄っ!!

コロナ前の2019年のゴールデンウィークが91,800人(予選日36,800人、決勝日56,000人)でしたので、ほぼコロナ前の水準に戻りました。

たしかにJ SPORTSのレース中継でグランドスタンドが映し出された時、ほぼ満員でしたね。いやー、凄かった。

ちなみにコロナ前最終セクターの外側には広大なP15駐車場がありましたが、その後そこにはルーキーレーシングの巨大なガレージを建設されたため、駐車場不足から完売のアナウンスがなされたのだと思います。

J SPORTSのレース中継でゲストのGTA坂東正明会長が、

「富士スピードウェイにもっと駐車場を買ってもらいましょう」

と言っていましたが、完売になっていなければ、今回のレースでは2019年の観客動員数を超えていたかもしれませんね。

安定したレースでトヨタとホンダの中核チームが実力を発揮

既に懐かしいカラーリング?今季の写真がないため2022年型トムスGRスープラ36号車
2022年スーパーGT富士公式テストにて

さて、スーパーGTの総合優勝(GT500クラス)の結果はトムス36号車の独走優勝。いやー、強かったですね。

トムス36号車のドライバー、宮田莉朋選手と坪井翔選手は先日行われたスーパーフォーミュラ第3戦でトップ争いを繰り広げワンツーフィニッシュをした今季好調の若手ドライバーですが、この1戦でもまったくミスがなく、さすがのドライビングでした。

2位には山本尚貴選手と牧野任祐選手のチームクニミツが入り、開幕戦の岡山でノーポイントに終わったサクセスウエイト0kgの2台の実力派チームが表彰台を獲得。

まあ雨や不慮のセーフティカー導入がなければ、この2台が表彰台に上がることは戦前からある程度予想されていましたが、荒れに荒れた開幕戦から一転、第2戦は晴天でセーフティカー導入もない安定したレースで、トヨタとホンダの中核チームが実力をしっかりと見せつけてくれました。

大湯都史樹選手がSFと2戦連続で不運のレース

こちらも今季の写真がないため2022年型ARTA 8号車
2022年スーパーGT富士公式テストにて

混戦となったのが3位争い。

ARTAの8号車(蛍光レッド)、リアルレーシング(メタリックレッド)、ルーキーレーシング(オレンジ)、NDDPレーシング(レッド)、ニスモ(レッド)と、濃度の違いはあるものの、赤系のマシンが序盤から接近戦を演じ、最後はリアルレーシングの塚越広大選手と松下信治選手が表彰台最後の1枠をゲットしました。

いや、最終盤までリアルレーシングは4位でした。

それまでの3位はARTAの8号車。100周で行われる今回の富士戦ですが、98周目までは大湯都史樹選手がドライブするARTAが2戦連続の3位表彰台を獲得するものと思われました。

しかし98周目の最終セクターでなんとスローダウン。そのままピットまで辿り着き、スプラッシュ・・・ガス欠でした。

大湯都史樹選手といえば先日のスーパーフォーミュラ第3戦でポールポジションからトップを快走し、ピットストップを遅らせて、フレッシュタイヤでトップをふたたび狙おうとした矢先に後ろを走る野尻智紀選手に追突されて悪夢のリタイヤを喫した不運がありました。

大湯都史樹選手と野尻智紀選手はスーパーGTではともにARTAの8号車を走らせるチームメイト同士。

先日のスーパーフォーミュラから数日しか経過しておらず、接触事故の蟠りが残っているとは思いますが、2人は予選前、仲良く二郎さんからのテレビインタビューを受けていました。

まあ、表向き上かもしれませんが、そこはプロスポーツマン。私としてもちょっと一安心をしたのですが、スーパーGTでも悪夢のリタイヤを喫し、大湯都史樹選手の気持ちを考えると可哀そうでなりません。

ARTAのレース運営に綻び

ごめんなさい今季の写真がないので2022年型ARTA 8号車
2022年スーパーGT富士公式テストにて

ARTAは序盤優勝争いをしていた16号車にもピットストップでタイヤ交換の際にルール違反(給油中4輪すべてのタイヤが装着された状態でなけらばならないというルールに抵触)からドライブスルーペナルティを受けており、2台揃ってチーム側のミスでレースを台無しにしています。

思えば16号車は開幕戦でも5位に入りながら赤旗ライン違反でペナルティを受けています。

開幕戦での赤旗ライン違反と今回のピットストップ違反とガス欠。2戦目にして3度のレース運営上のミスがあり、今シーズンから2台体制になってマネジメントが追いついていないのか厳しい状況が続いています。

開幕から厳しいレースが続くARTAですがそこは名門チーム。しっかりと立て直し第3戦以降は素晴らしいレースを繰り広げてくると信じています。

2023年スーパーGT第2戦レース結果(GT500クラス)

ということで2023年スーパーGT第2戦GT500クラスのレース結果を見てみましょう。

順位No.チームドライバータイヤSW
136トムス坪井翔
宮田莉朋
BS0kg
2100クニミツ山本尚貴
牧野任祐
BS0kg
317リアル塚越広大
松下信治
BS8kg
414ルーキー大嶋和也
山下健太
BS16kg
53NDDP千代勝正
高星明誠
MI30kg
637トムス笹原右京
G.アレジ
BS0kg
723ニスモ松田次生
R.クインタレッリ
MI42kg
839サード関口雄飛
中山雄一
BS6kg
91インパル平峰一貴
B.バケット
BS10kg
1016ARTA福住仁嶺
大津弘樹
BS0kg
118ARTA野尻智紀
大湯都史樹
BS22kg
1219バンドウ国本雄資
阪口晴南
YH4kg
1338セルモ立川祐路
石浦宏明
BS12kg
1464ナカジマ伊沢拓也
太田格之進
DL2kg
1524KONDO佐々木大樹
平手晃平
YH0kg

1位から3位は先ほどお伝えしたとおりでしたが、その他に注目したいのは5位のNDDPレーシングと7位のニスモ。

2台の日産Zは開幕戦でワンツーになったマシンで、サクセスウエイトはNDDPレーシングが30kg、ニスモに至っては42kgを課せられましたが、それでもともに入賞。今季も日産Zは台風の目になりそうです。

私の推しで昨年のチャンピオンチームインパルはちょっと振るわず9位。そしてもう1台の推しナカジマレーシングは14位。今年もダンロップタイヤはダメかなあ・・・。

昨年予選番長だったレーシングプロジェクトバンドウは、今季決勝でのレースペースを目標に掲げていましたが、やっぱり今回も失速し、予選2番手から一気に抜かれての12位。こちらもタイヤが、と思っていましたが、同じヨコハマタイヤのKONDOレーシングは中盤まで3位を走っていました。しかしGT300クラスと接触。KONDOレーシングも惜しいレースでした。

最後に

ということで多くの観客で賑わった2023年スーパーGT第2戦はトヨタのトムス36号車が制しました。

これで開幕戦が日産、第2戦がトヨタ。ということはホンダの地元鈴鹿サーキットで行われる第3戦はホンダが来そうな予感?今季最終年となるNSX-GTを駆るホンダ陣営の巻き返しにも期待ですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

面倒ですがポチッとお願いします

自動車レースランキング

関連記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

143人の購読者に加わりましょう
よかったらSNSでシェアお願いします!



サーキットでの興奮をあなたに伝えたい
MOTORSPORT観戦記

サーキットは非日常を味わえる特別な空間です。そんな素晴らしいモータースポーツの世界を、ひとりでも多くの方に伝えたい・・・。そんな思いでMOTORSPORT観戦記と題し、記事に認めました。




コメントを残す

ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。