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【2024年サンパウロGP】角田裕毅予選3位からの7位入賞!ピットインしなければ表彰台に上がれたかも?

本日は寝不足のF1ファンが多いことでしょうwww

いやー、サンパウログランプリ、久々にドキドキしました。

角田裕毅選手予選3位からの7位入賞、おめでとう!

でもね、決勝7位はちょっとだけ残念。タイヤ交換やその後の赤旗はタイミングが悪過ぎました。

豪雨のため日曜日に順延になった予選ですが、見逃してしまいました。

そんな中携帯が鳴り、『日本人歴代F1ドライバーの予選最高位ランキングトップ10』という記事が異常にアクセスが伸びているとの通知。オートスポーツwebで確認すると、なんと角田裕毅選手が予選で3位を獲得したらしい!

土曜日午前中に開催されたドライでのスプリントで精彩を欠いていたから、あまり期待をしていなかっただけに、この結果には驚きました。

チームメイトのリアム・ローソン選手も予選5位になっているため、ウエットでのRBのセットが決まっているのは明らかですが、実力が試されるウエット路面でのこの結果は、角田選手の才能の証明。いやー、さすがです。

その後見逃し配信を視聴しましたが、結果がわかっていても興奮しました。

予選トップ3だけが駐車するボードの前にマシンを止めガッツポーズ。そしてRBスタッフに駆け寄りダイブ。ちょっと慣れない姿が初々しくさらに感動・・・。

そんな角田選手の様子をずっと国際映像が抜いていました。

ポールポジションインタビューでランド・ノリス選手が、

「ユーキも本当にウエット速いよね!」

と話していたのも印象的でした。

マブダチ(死語)ノリス選手も角田選手の実力を認めているひとりです。

予選3位は物凄く嬉しいことですが、重要なのはその後の決勝。

現地時間の日曜日7時30分から開始された予選は5度の赤旗のため、終了したのが9時過ぎ。それから3時間後の12時30分に決勝スタートなので、戦略家も大忙しだったことでしょう。

スタートアボートやスタート進行の手順違反などの混乱がありましたが、3番手グリッドから無事レーススタートした角田選手。

直後に4番手エステバン・オコン選手と5番手リアム・ローソン選手に並ばれるも、ローソン選手は自重しオコン選手を振り切った角田選手は3番手を死守

個人的にはローソン選手がよく譲ったなあ、と。

その後、角田選手は再三4位オコン選手に迫られるもなんとか3位を守るも、雨が強くなった28周目にオコン選手に抜かれ4位に下がります。

そして、ニコ・ヒュルケンベルグ選手がコースアウトし、バーチャルセーフティカーになったタイミングで多くのマシンがタイヤ交換のためピットイン。角田選手はバーチャルセーフティカーが終了したタイミングでピットイン・・・相変わらずグズグズ作戦のイタリアンチームです。

6番手に落ちた角田選手ですが、セルジオ・ペレス選手を除くすべてのチームがインターミディエイトタイヤを履く中、RBの2台はウエットタイヤを選択。

角田選手は前を行くジョージ・ラッセル選手とのギャップをみるみるうちに詰めていきます

この作戦成功じゃね!? と思ったのも束の間、その直後に大雨のためセーフティカーからの赤旗・・・。これでタイヤ無交換組が大躍進してしまいます(赤旗中にタイヤ交換が認められているため)。

そして34周目からオコン選手(タイヤ無交換組)を先頭にローリングスタート。

角田選手は6番手からスタートするものの、シャルル・ルクレール選手、オスカー・ピアストリ選手と立て続けに抜かれ8位に後退。タイヤの温めに失敗したのでしょうか・・・。

ただ、そこから角田選手は安定感を取り戻し、迫るルイス・ハミルトン選手を振り切り、最後はローソン選手を従えてチェッカー

前でゴールしたピアストリ選手が10秒のタイムペナルティを受けていたため、角田選手は一つ順位が繰り上がり、公式結果は7位となりました。

RBのマシンで7位となり、大量の6ポイントを持ち帰った角田選手。

もちろん素晴らしい結果ですが、多くのドライバーがミスにより脱落する中、予選3位からミスのない安定した走りをしていたので、タラレバが頭をよぎります。

もしピットインせず2番手から再スタートしたら、ガスリー選手の前でフィニッシュして3位表彰台に上がれたかもしれない・・・。

もしウエットタイヤに交換した直後にセーフティカーや赤旗が出なければ、順位を上げれてもっと良い結果が狙えたかも・・・。

まあ、スポーツにタラレバは無しですね。

気を取り直して、本日は大いに喜びましょう!!

大量6ポイントを獲得した角田選手はドライバーズランキングでランス・ストロール選手を抜いて11位に浮上! 10位ヒュルケンベルグ選手とは3ポイント差です。

残りはラスベガスグランプリ、カタールグランプリ、アブダビグランプリの3レース。

ぜひ多くのポイントを獲得し、2004年の佐藤琢磨選手以来のドライバーズランキングトップ10を!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。